サカキノホトンブログタリーズ、そして家ご飯

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タリーズ、そして家ご飯

タリーズに来る…、仕事の途中の一休み。
ちょっと時間があってスタバに行こうかなぁ…、と思っていたけど、スタバは満席…、小さい店でありましたゆえ。
近所にあったタリーズはかなり大型、見れば居心地良さそうなアームチェアの席がある。
それで座って、アサイーソイベリーを選んでたのむ。

タリーズならではの、健康的なる冷たい飲み物。
アマゾンフルーツのポッテリとした濃厚なアサイージュースと、サラッと緑の香りがおいしい豆乳の相性がよい、オキニイリ。
なんだか体の奥底に、染みこみ体が本来知っているあるべき状態を思い出させる、そんな味。

隣でビジネスオジサンが部下３人をつれて来ました。
部下の中でも多分一番の新人さんでしょう。
４人分の飲み物かって持ってくる。
そのオジサンはドリップコーヒー。
残りの３人はラテにアイスドリップ、アメリカーノ。
アメリカーノとアメリカンって何がどう違うんだ…、とかって議論でかなり盛り上がりつつ、ビジネスオジサンがフッと言います。

「スタバってロゴが変わったんだな」。

たしかにスタバのロゴは変わる。
変わるのだけど、タリーズのロゴになるわけじゃないってず突っ込みたくなったけど、他人だから我慢した（笑）。
部下の１人がそっと耳打ち…「部長、ココはスタバじゃなくてタリーズなんです」って。
オジサン、なにも悪びれず「君は物知りだなぁ」って言って席を立つ。
良い上司なんだろうなぁ…、って思った、オトコラシイ。

夜は家でご飯をつくる。

凍らせといたＵＳビーフ。
出汁と醤油とほんの少しの味醂で作ったタレで煮込んで解凍調理。
もものスライス。
だから脂やアクがほとんどでないのが、面倒がなくありがたい。
別のフライパンで玉ねぎスライスをソテしてジンワリ、あめ色にする。
それをくわえてクツクツ煮こむと甘い香りがやってくる。
ちょっと牛丼めいた香りで、そうだ、コレをご飯にかけよう。
そう思ったけど、脂をほとんどもたぬ肉。
ご飯と一緒にザブザブ食べるには、少々、しっとり感に欠ける気がする。
吉野家の牛丼なんて、とろけた脂のフルフル感をあじわうようなモノだもの。
それでちょっと一工夫。
玉子を溶いて、これまた出汁で下味をつけ軽くお肉をとじてご飯にドサッとのっける。
牛玉丼の出来上がり。
すき焼きを生卵で食べないボクがときどき、使わず余った玉子を使ってすき焼きのあとで卵とじを作ってご飯にのっけてたのしむ。
すき焼き丼みたいな味がちょっとするのがオモシロイ。

一緒に味噌汁。
田舎の麦みそ。
それから甘い西京味噌を溶いてお出汁でたきあわす。
ポッテリとした、もうそれだけで十分おいしいお汁の中に、豆腐を細かく刻んでポタンと落として煮込む。
噛まずにいいよう。
本当に小さく刻んだ豆腐が、プクリプクリと沈んで浮かび、浮かんで沈む。
汁の対流が目で見てわかる。
それをウットリみつめつつ、ほうれん草を軽茹でにする。
電子レンジで軽くチン。
塩をほどこしそれをギュギュッと両手で絞る。
その熱々を筒状にクルンとまとめて、白ごまをふり、トプンと汁に沈めて食べる。

小さな豆腐がツルンツルンと舌を撫でてく。
スベスベとしたやさしい食感。
ほうれん草がキュキュッと歯茎を痒くして、胡麻がプチリとはじけて香る。
とてもやさしい感じになれる。
手作りの汁のある食事って、やっぱりステキ…、オゴチソウ。

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2011/03/15 (Tue) ダイアリー Trackback() Comment(8)

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無題

温かい汁物はほっとしますよね。
あと生野菜！

今、きちんと食事を取るのが難しく、
睡眠を優先させるべきなのかもしれませんが、
家に帰った時に、
コールスローサラダと、餃子のスープを作って頂きました。しみじみ美味しかったなぁ。
ちなみに冷凍庫餃子はスープのいいダシになります！

キョーコさん / 2011/03/15(Tue) / URL

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スープ餃子

> キョーコさん
急にスープ餃子が食べたくなりました（笑）。
温かいものは体にしみます。
いろいろ大変なコトがあろうかと思いますが、がんばりましょうね。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/15(Tue) /

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無題

自炊されてるのですね。
こちらは中食か外食にしてます。
お惣菜やレストランで散々電力を消費してるのだから、自宅で更に電気を使うなんてもったいない。
まして、お惣菜やレストランは消費者に消費されなければ廃棄になってしまう。
お金を使って経済を回す手助けにもなるんじゃないかと思うんです。

食べたいものが食べられる贅沢な生活をしている我々にもできることをやっていこうと思います。

めるばさん / 2011/03/15(Tue) /

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今日は

> めるばさん
今日は自宅で打ち合わせをすることがあり、どうしても家ご飯になってしまいました。
経済効率のコトを考えると、今のようなときこそ、レストランを。
しかもご近所レストランを使ってあげたい。
そう思いますね。
心がけましょう。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/16(Wed) /

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スーパーでは

何故か新鮮でおいしそうな野菜が沢山あって、お米・パン・缶詰などの棚が空っぽ。
少なくとも今東京は幸いにも電気ガス水道ともあって、調理することも出来る。
ならば今は火を使わずに食べられるものは出来るだけ被災地の方々に使っていただいて、
私はせっせと生鮮食品を食べます。
節電は、家族が一部屋で過ごす、こまめに電気を消すなどちょこちょこの積み重ねで。

ただ換気を控えている中ガス火でお魚を焼くのはためらわれ、どうしたものかと。

あーたさん / 2011/03/16(Wed) /

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確かに

東京には現在ライフラインが通ってはいますが、だからといってそれに甘んじて使う気になれないんですね。
その分、他の方が我慢してくれてるわけですから。

なので、コンロを調理のために触るなんてもってのほか、生野菜だって洗う必要があるわけですからそれさえ発生しないように。
今後、エネルギー供給は明らかに減ることを我々は覚えておかなければならないと思います。

ご近所レストラン…その通りですね。
できるだけ個人事業店(家族経営みたいな)を利用したいと思ってます。

めるばさん / 2011/03/16(Wed) /

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やさしい料理

> あーたさん
この時期に、被災地にやさしい料理ってどういう料理なんだろう…、って考えちゃいますネ。
そのまま食べられるモノ。
短時間で調理できるモノ。
やっぱり昔からの日本の料理かなぁ…、って思いますネ。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/16(Wed) /

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助け合い

> めるばさん
長距離の移動を前提とした生活を見直す時期なのかもしれません。
ご近所を大切にするコト。
それがおそらく、この環境にやさしい行動なのかもしれません。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/16(Wed) /

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