ところで昨日、代々木で昼におむすびを食べたあと、そのまま代々木でおやつをユックリ、お茶にした。
代ゼミの裏側にある「代々木ビレッジ」っていう商業施設。
駅前一等立地にありつつ、唐突に広がる空き地が、ここってもしかしたら失敗した地上げの尻拭いでできたのか?って思わせるほどに、不思議な空間。
コンテナをつないで重ねて作った建物にフード関係のお店が並ぶ。
息抜きするにはピッタリの場所にて、ただただそこにいるだけで笑顔になれるステキな空間…、今日も話がたのしくはずむ。
それにしても今日の天気に空気感。
木々の緑も明るくて、代々木なのに軽井沢感が強烈にただようスペース。
悪くない。
代々木のルーツ&ビートコーヒーってお店にします。
エスプレッソがおいしいお店。
熱いラテでも飲もうかと最初は思った。
けれどお店の前にソフトクリームの形のネオンサインがでてた。
ネオンチューブの形のままのこうしたサインに弱いのです。
1980年代の鈴木英人的アメリカの、カフェやダイナーには必ずこうしたネオンサインがあったモノ。
しかも形がソフトクリーム。
それにしなきゃと選んでたのむ。
ラッテの色した、ツヤツヤ輝くソフトクリーム。
甘さ控えめ。
エスプレッソのビターな風味。
サラッと口どけさわやかで、ソフトクリームというよりも、ソフトクリーム状のコーヒージェラートみたいな食感で、オトコのおやつにピッタリな味。
舌に乗せるとヒヤッとつめたく、サラリととけて口の中で、アイスラッテのようになってく…、その独特の溶け心地にウットリしました…、これはかなりのオキニイリ。
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それから夜、〆を家で作って食べる。
最近の週末、外で飲んでも〆をせず家に帰って食べ直すというコトが多くなってる。
居酒屋の〆は貧弱な料理が多い。
しかも割高。
それなら家に帰って自分で作ればいいやと。
そもそもかつて、お父さんたちが居酒屋でいっぱい飲んだら家に戻って、お茶漬け食べて寝るのが一般的な飲み方だった。
しかも今日は、ちょっと作ってみたい料理があって…。
麻婆麺。
中華街の有名店の麻婆豆腐のタレがある。
絹ごし豆腐を小さなサイコロ状に切ってそれを湯通しをする。
豚ひき肉を、脂が透き通るくらいまでよぉく炒めて、タレをあわせて豆腐を入れる。
ネギをパラリでクツクツ煮込み休ませる。
萬藤の乾麺を固めに茹でてそれからスープ。
コンソメスープにオイスターソースでうま味を足して黒酢でキリッとひきしめる。
茹でた麺をスープに泳がし、麻婆豆腐をトロンとのせる。
フルフル豆腐がなめらかで麺はプリッと喉越しがよい…、麻婆味のスープとホツホツ、豚ひき肉がホツホツ奥歯にあたって旨い。
ビリビリ辛いタイプじゃなくて、ほんのり甘く、けれど舌の根っこの周辺がビリビリ辛くなってくる後から効いてくる辛み。
山椒の痺れほどよくて、体がポカポカあったまるよき〆となるオキニイリ。
ところで〆を食べつつビデオを一本。
9月に封切られていた「スノーホワイト」を観ながら笑う。
ジュリア・ロバーツが継母演じたコメディーミュージカルな「白雪姫」との競合作品にてこちらの作風はおどろおどろしくもかなり重厚。
シェイクスピア劇っぽくしたかったのか…、と思っていたらばなんのなんの、これもある意味、コメディーのような作品でした。
大げさな演技に、今となっては使い古されたCG表現。
何しろ話の中盤で、もののけ姫のシシ神様がでてきたときにはひっくり返りそうになるほど笑ってしまった…、もう何がなんだかわからぬ作品。
しかも吹き替え版でみたのだけれど、継母役のシャリーズ・セロンの声を小雪がやってるんだけど、聞くも憐れな大根っぷりですべての感情表現が声の大小だけで演じわけられているという奇跡の演技で、バカらしくってオモシロイ(笑)。
[5回]
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