サカキノホトンブログジンジャーティーにうどん鍋

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

ジンジャーティーにうどん鍋

打ち合わせのあと、次の仕事の時間までタリーズにきてお茶を飲む。
ショートジンジャーミルクティー。

何故だか最近、コーヒーよりも紅茶がおいしく感じるみたい。
特に甘くて、ミルキーなモノ。
ちょっとお腹が疲れているのか？
そういう割に食欲だけはなくならず、かなりの量をバカンバカンと食べている。
なんじゃこりゃ…、って感じではある。
しょうがない（笑）。
タリーズって、スタバに比べて紅茶の類に力をいれてるみたいに感じる。

ティーバッグに熱湯を入れ、揺すってお茶をシッカリだしてそこにジンジャーシロップと泡をタップリ。
ポッテリとしたミルクの泡が重たく蓋をするのだけれど、その分厚い蓋をつきぬけて生姜の香りが鼻をくすぐる。
味もシッカリ生姜味。
紅茶の苦味に生姜の辛さと風味がとってもあって、お腹もシッカリあったまる。
奥様向けの番組なんかで最近とっても目立つ食材が、この生姜。
すって搾ってコーヒーなんかに入れてもおいしく飲めるんですヨ…、って言っていたけど紅茶は本当に自然においしい。
体がぽかっとあったまり、お鼻や喉がスキッとするのが今の季節にありがたい。
カップもホリデーシーズンを装うようになってきました、１１月ももう後半。

うどんを作って夜にします。

うどん鍋。
関西風の蒸しうどんを関西風の出汁で焚く。
大きなお鍋、たっぷりの出汁。
練り物、野菜を多めに入れて、クツクツしているところに玉子をポトンを割って煮玉子にする。
チリチリ、壊れそうになる白身。
スプーンで寄せてお月様型に整えながら、熱々の出汁を上からかけて表面カチッと固めたら、うどんを上にのっけて沈めて火を通す。
出汁を別の鍋にとり、そこでお揚げを煮込みます。
刻んだお揚げ。
炊くと出汁をゴクゴク飲み込みフックラ膨らみかさが増す。
それを汁ごとうどんの鍋に移して蓋して、少しむらして出来上がり。

ズルンと麺がヌメらかで、出汁と一緒にハフハフ、口のすべりこませる。
噛もうとすると逃げまわり、そのままツルンと喉をかけおりお腹にはいる。
なにより出汁をタップリすったお揚げがおいしく、口の中がみずみずしくなる。
ポカっとお腹に火が灯る。
一緒に志乃多の細巻き三種。
オキニイリのかんぴょう巻きに、かっぱにお新香。
クニュクニュ、コリコリ、カリカリと食べて夜のお腹を満たす。
やっぱり寒い、冬の夜。

ちょっと気になったビデオをひとつ。
「手の一日」って題名のオロナイン軟膏のＣＭなんだけれども、うつくしくってしかもちょこっと切なくなっちゃう。

人の手って、本当によく働く器官だなぁ…、って思いますよね。
しかも人の体の一部の中で、おそらく一番表情豊かな場所でもあって「気持ちを叶える」「自分を伝える」「人とつながる」といろんな働きをしてくれる。
手をつなぐっていうとても単純な行為がどれほど、勇気づけられ勇気づけ、愛に満ちたモノであるか…、そんなコトを思ったりする。
そういえば、ボクの母。
あるいはボクを育ててくれたばあやさん。
手を忙しく動かして何かの仕事が一段落すると、その度、オロナイン軟膏をササッと取り出し、手の甲にちょこんとつけて両手を合わせて肌になじませていた。
特にこれからの寒くて乾燥する季節には、オロナインの匂いのする手があったかくってシアワセだった。
今夜は寒くなるようですネ…、暖かくしておやすみなさい、また明日。

[0回]