サカキノホトンブログイリタマサンドにつばさの終わり

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イリタマサンドにつばさの終わり

朝、サンドイッチ。

昨日の夜、スーパーの野菜売り場にルッコラがなぜだか山積みにされていて、それを買ってサンドイッチのメインにすえる。
キュウリやレタスと違ってまとまりの無い小さな葉っぱ。
サラダや料理の上に散らすように生まれたハーブ野菜をサンドイッチの具材にするため、さてどうしたものか…、とちと思案。
スクランブルエッグをまずは作って、それを焼いた食パンの上にしく。
ルッコラ君たちを、そっと寝かせるためのマットレス。
こんもり山盛りに葉っぱをのっけて、上にハムをそっと添わせる。
ブランケットのように葉っぱをおちつかせ、パンで挟んでザックリと切る。

ナイフを動かすたびにルッコラ独特の、胡麻の香りがポワンと上がってイタリア気分にひたれる幸せ。
当然、噛めば鼻から甘いハーブの香りがフワッとあがり首から上がさわやかになる。
たっぷりバターを吸い込ませるよにして仕上げた玉子が、クシャっと青い葉っぱの食感ひきたてて、トーストまでをもシットリさせる。

一緒に豆乳。

紀文のブリックパックのフレーバーもの。
豆乳そのものの緑の豆臭さも好きなのだけれど、青汁豆乳のような「豆乳＋癖のある苦みモノ」という組み合わせが結構好きで、特に昨日。
紅茶フレーバーってのを初めて発見。
興味っひかれて買ってみる。

で、これ。
おいしいです。
ボクの遠い記憶の中に厳然として君臨する「朝の紅茶は日東紅茶のミルクティー」っていう、そのイメージにとっても近い。
苦い。
渋い。
強烈なほどの茶葉の匂いと、けれどスッキリとした後味のお茶を濃く出してミルクを混ぜる。
砂糖をタップリ、かなり混ぜても甘ったるくなりはせず、目がスキッと冷めるような爽快な味。
そんな味わいがコレにはあって、ちょっと新たなオキニイリ。

ところでNHKの朝の連続ドラマの「つばさ」が今朝、最終回。

めずらしく朝、特別の用が無い限りずっと見続けた連続ドラマ。
NHKのドラマにしては、ちょっと重たいテーマや設定。
主人公の事業が傾き、店を処分しなくちゃいけなくなったり、新たに始めた仕事がなかなか軌道にのらず試行錯誤を必死にする…、というちょっと身につまされる内容で、他人事じゃなく思ったりした。
20名近い主要キャストがそれぞれ独自のドラマをもったよく出来た群像劇で、その誰ものどこかに親近感や共感を感じることができて、だから飽きずにずっとみることができたのかもしれないですな。
完全なハッピーエンドじゃなくちょっと甘酸っぱい終わり方ではありましたけど、「自分のやりたいコトを見つけることのシアワセ」っていうのがこのドラマの描きたいことだったのかなぁ…、って。
秀作でした。

それにしても主役の多部末華子って平成生まれ。
連ドラ史上はじめてのコトなんだそうであります…、ああ、時代。
中村梅雀に代表される芸達者さんをそろえるばかりじゃなくて、意外な人の意外な魅力を引き出したキャスティングもおおもしろかった。
ダークサイド爆裂の斉藤由貴。
「YMCA」的でなく「傷だらけのローラ」時代を彷彿とさせる西城秀樹。
井上和香ってなんだか演技が上手になったよなぁ…、とか、ローリーってよく見れば武士顔なのネ…、とかって見所満載。
そうそう、主役つばさの弟役の「富浦智嗣」君。
独特の存在感がオキニイリ。

来週からは「ウェルかめ」って新しいシリーズになるようで、予告なんか見る限りではちょっとコレは苦手かなぁ…、って。
どうなんだろう？
どうかしら。

[0回]

2009/09/26 (Sat) ダイアリー Trackback() Comment(2)

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羽ばたくつばさでよかった

楽しみました。
イッセイ尾形とのラストシーンが良かったなあ。
寝坊しない限り毎日見て
自己開示の大切さを訴えるのも
このドラマのテーマだなあ
またその難しさも教えている。
井上和香はＮＨＫ側が最近好んで使ってますね。
「ウェルかめ」はどうでしょう？毎日見るので思い切ったウラギル演出で楽しませて欲しいものですが。

ジッサさん / 2009/09/26(Sat) /

編集

ボクはもう必要ないからと…。

> ジッサさん
もう大人になったからボクは必要なくなったでしょう…、と潔くいなくなってしまうイッセイ尾形。
たしかにかっこ良かったですね。
台湾でもNHKの連ドラ…、というのがなんだか一層ステキと感じました。

サカキシンイチロウさん / 2009/09/26(Sat) /

編集

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