今日はちょっとあったかかった。
気温は低い。
けれど風がなくって、しかも日差しが強くって歩いているとポカポカしてきて、ちょっと汗ばむくらいな日和。
それでちょっと喉がかわいた。
スタバに寄ります。
冷たいモノを飲んで体を潤そう。
冷たいけれど、冷た過ぎないモノを作ってもらいましょう…、と。
それでラテ。
ショートラテにヘーゼルナッツシロップ混ぜて、エスプレッソを追加で二杯分。
氷少なめでお願いします…、と言って作ってもらった。
丁寧に作ってもらっているのがカウンター越しにも伝わってきて、おまたせしました。
そう言いながら、カップをペーパーナプキンでクルンとくるんでどうぞと手渡す。
冬の手に冷たくないようという配慮。
うれしいなぁ…、って思ってそのナプキンをスルンと剥ぐと、中のカップにこんなステキなメッセージ。
「Thank you」って言う文字にニッコリ絵文字つき。
ビターで甘くて香ばしく、喉にトロンとなめらかなヘーゼルナッツラテの味わいを一層やさしくたのしくさせる、ステキなサービス。
うれしいなぁ。
カップを持った右手もなんだかたのしげで、自然に笑顔がやってくる。
それから夜を弁天庵…、早くうちに帰りたくってそれでズズッと。
朝のはじまりがお蕎麦でしかも、しめくくりまでお蕎麦だという、どんだけ蕎麦好きって思わせる今日。
カレー南蛮蕎麦をメインにして味わった。
ココのカレーはとてもやさしい。
辛味がおだやか。
口が爆発するコトがなく。
喉がヒリヒリするコトもなく。
蕎麦出汁のうま味が、ジワッと舌の上にひろがっていく。
油っこさもほとんどなくて、カレーがかかった蕎麦じゃなく、カレー風味の出汁に浸かった蕎麦という感じがするのがとてもいい。
そこに蕎麦のネットリとした食感混じって、口の中でポッテリしてくる。
うどんと違って細くてなめらか、表面ザラザラしている蕎麦ががカレースープをタップリ口へとたぐりよせ、口の中の隅々がカレーまみれになってく感じがするのがうれしい。
具材はネギ。
それから豚肉タップリで、熱の通ったネギがトロトロ。
やわらかにしてスベスベしてる。
刻んだ油揚げがカレースープをタップリ吸い込み、プルンとシットリ。
味わい深い。
上にのっけた白髪ネギがシャキシャキ、歯ごたえみずみずしくてお腹の中から体がポカリとあったかくなってくるのがウレシイごちそう。
それにとり天丼っていうのがついて夜の定食。
むな肉を開いてサックリ揚げたフリッタ的なる天ぷらに甘辛出汁をかけてしんなりさせたものをご飯の上に乗っけてネギ、それから大根おろしを添える。
ムチュンと歯ぎれる鶏肉と、口に広がる油のうま味。
大根おろしが口の中をスッキリさせて、ほんのちょっとだけ柚子胡椒をつけて食べると風味がピリッとひきしまり、食欲湧いて旨い、ウマイ。
食べてるうちにどんどん麺が伸びてきて、モッタリしてくるところがこれまたおいしくて消化によさそうな感じがするのがオゴチソウ。
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夜になるとどんどん寒さが増してきて、ニッコリ寒さをしのぎましょうとたのしい動画を一枚貼ります。
「続・夕陽のガンマン」のエンリコ・モリコーネの手になる名テーマソングをスーパーアレンジの演奏にてという趣向にて、バンドの名前は「The Wandering Bards」。
VIDEO
オモシロイでしょ…、ふざけているようにみえてテクニックがシッカリしてるんで聞いててたのしく気持ちいい。
なにより気持ちがあたたかくなる。
それにしても1966年のこの映画、この曲のタイトルにも見られるように英語のタイトルは「The Good, the Bad and the Ugly」。
訳すと「善玉、悪玉、卑劣漢」。
イタリア語では「Il buono, il brutto, il cattivo(善玉、卑劣漢、悪玉)」。
ブルーノ・ブルット・カッティーボなんて、韻を踏んでてカッコいいけど、このままのタイトルだったら日本じゃヒットしなかったろうなぁ…、「夕陽のガンマン」、なんてステキなスーパー意訳、昔の人のセンスにウットリしたりする。
[8回]
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