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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    表参道でおいしい仕事をいたします。
    35e75ace.jpg和風スイーツのお店をいくつか見て回りましょう…、と視察の仕事。
    表参道ヒルズの開店の時間に合わせてメンバーみんなが待ち合わせ…、ゴキゲン女子が4人あつまり、今日は一日よろしくお願いいたします…、って。
    女性と一緒に食事をする。
    しかも甘味のお店でおいしいモノをご一緒できる…、なんてシアワセなコトでしょう。
    おじさん同士の飲食店の視察じゃわからぬ、お客様の気持ちにタッチするようなたのしくしかもみのりのある日になる予感。
    表参道ヒルズは和風スイーツの実は殿堂だったりするのでありまして地下には虎屋の、最上階には両口屋是清のカフェがテナントとして入ってる。

    f35ae9b9.jpgまずは虎屋の「トラヤカフェ」。

    季節のお菓子があれこれ揃う、デザートの盛り合わせをたのんでためす。
    男の口で二口分ほど。
    女性の口なら一個5分は確実にたのしめるほどの小さなお菓子。
    栗のスポンジ。
    栗のフォンダンショコラ風。
    栗の羊羹のようなお菓子が全部で6つ。
    ということは、コレ一皿で30分は十分たのしみが長続きする。
    コレにお茶とおしゃべりがつけば、優に1時間は時間がおいしく潰せる一皿。

    しかもどれもがしっかりしている。
    小さいながらも味わい重厚で、とてもおいしい。
    あずきをタップリくわえたケーキなんてまるで食べると羊羹。
    ネットリとしてみずみずしくて、けれどサラリとくちどけさわやか。
    フォンダンショコラなんて、まるでぜんざいみたいな味わいのチョコがトロンと流れだしてくる、かなり独特の風合い、味わい。
    「洋菓子の姿をしてはいるけれど、味わい、特に食感が和菓子のやさしさ」というハイブリッドタイプのお菓子…、オモシロイ。
    特にダックワースを彷彿とさせるくちどけなめらかなマカロンと、薄く焼いた栗の形をしたビスケットで、ピュレ状にした栗をすくって食べる提案。
    自由でとてもたのしく、おいしい。
    冷たいほうじ茶を作ってもらって一緒に食べると、まさに秋。
    日本の秋でございます。



    関連ランキング:カフェ | 表参道駅明治神宮前駅原宿駅




    それからもう1軒、「Rスタイル by 両口屋是清」というお店。
    名古屋を代表する老舗和菓子屋さんで、東京の虎屋、名古屋の両口屋是清って感じでしょうか…、二人静っていう和三盆を使ったお菓子が大好きで、あるいは「をちこち」。
    飾り気のない実質的で、けれどドッシリおいしいお菓子を作る店。

    0b0ddc04.jpgそこがプロデュースしたオシャレカフェ。
    いろいろな提案がありまして、中でも「自分で仕上げるお菓子」という提案。
    例えばモナカをたのむと、皮とあんこが別々に来る。
    中に挟むのもあんこだけじゃなく、アイスクリームや生クリームなんかも一緒に提供されて、自分の味でたのしめる。
    おじさんなんかは面倒くさい。
    最初から、作っておいてくれればいいのにって、必ず文句がでてしまう。
    だって先日、打ち合わせのためガストに行ってドリンクバーが面倒くさいと、結局、そこで一番若い人がサービスすることになった。
    自分の好きな飲物を自由に選べる…、ってそんなふうに気持ちが向かないのが男であります。

    甘いもののお店はその点、女性の天国。
    だから誰も面倒くさいと思わない。
    そんな人達のためにというコトでありましょう…、お団子を自分で焼いて、さぁ、どうぞ…、というたのしい提案。
    たのむと大きな炉が用意され、中に固形燃料。
    網をのっけて串にさした団子をのせる。
    焼けていきます。
    コンガリ、白い表面が色づき焦げた匂いがしてくる。
    そこにあんこをのっけたり、砂糖醤油をつけて食べるというモノで、焼くのもたのしい。
    食卓の上に火があって、そこで何かが焼けているという景色、気配がなによりゴチソウ。

    926911f2.jpgココのお店の手にかかるとわらび餅だって、餅をきな粉や抹茶の味をつけたクリームにつけて味わう「フォンデュー仕立て」になって登場します。
    ゼリー。
    かんてん。
    ムースなどくちどけいいものが沢山揃う。
    豆乳プリンに柿のピュレとか、秋のお菓子もくちどけやわらか。
    和菓子の特徴。
    特に作ってすぐ食べる、スイーツ系の和菓子はやさしい食感、口溶け感が特徴なのかもしれません。

    ココのスイーツも小さなモノをあれやこれやと盛り合わせにするモノが人気。
    あれも食べたい。
    これも食べたい。
    みんなであれこれ食べ比べ、おしゃべりするのがたのしくなるような提案って女の人にはいいんでしょうネ。
    そうそうちょっと勉強したのが、あんみつなんかにつくシロップ。
    ほんの少々茶色みがかったトロンと濃厚な砂糖水。
    それを寒天にかけて食べると、ただそれだけであんみつ味になるのです。
    あずきの香りがかなり濃厚。
    これ、なんですか?って聞いたらそれは「あずき水っていうんですよ」と。
    甘納豆をたくときに出てくる水を濃縮させて、シロップにして使ってるんですと、何事もないようにいうのだけれど、これこそお菓子を沢山作るお店だからの希少品。
    これでミルクを割ったら多分、あずきミルクのようになるに違いない…、なんだか飲んでみたくなるようなたのしい食材。
    イマジネーションふくらんでいく、たのしい視察と相成った。



    関連ランキング:カフェ | 表参道駅明治神宮前駅原宿駅

     

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    和菓子いいですねぇ
    両口屋是清さんはなんというかこざっぱりした感じですよね
    二人静の粋な感じには勝てないと思いますけれども(落雁になってしまわないあの感じがいいと思います)


    それでもこうして見ると
    やはり和菓子の今後は結構難しいのかなと思ったりします
    栗や抹茶,ニッキとかそういう武器はあっても,
    結局の所砂糖の甘さがストレートすぎて,
    カフェに向かないのではないか,
    それなら今西軒のおはぎのように,
    どっしりと一個で満足させたりする方がいいのかなと思ったりしました

    何がいいたいかというと
    羨ましいなぁ
    という事です
    佐藤Rさん / 2011/10/08(Sat) /
    いたずらに完成させない
    > 佐藤Rさん
    和菓子って、洋菓子に比べると押しがきかないといいますか。
    見た目も少々さみしくて、なんだかボンヤリしてるな…と若い頃には思っておりました。
    ところが最近。
    このいたずらに完成させない侘びとでもいいますか…。
    日本の絵画が西洋絵画とまるで違った幽玄の世界をつくりあげたように。
    日本の音楽があくまで自然の音のなぞりであって、それ以上に発達する必要がなかったように。
    日本人とは世界一のイマジネーションを発揮することができた民なのだと、なんだか誇らしくなるように感じました。

    ちなみにトラヤカフェのお菓子は武満徹的ということもできようかと。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/08(Sat) /
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