渋谷の坂下、オンザコーナーでランチをします。
朝のご飯がとてもたのしいお店であります。
まず雰囲気がニューヨークのダウンタウンにありそうな、カフェっぽさがある。
明るく、合理的な作りで、けれど不思議なほどに居心地がいい。
アメリカ的なるタップリとして、元気がでるような料理揃いで、しかも何を食べてもシッカリおいしい。
一時期ココで朝食会をするのが好きで、よく来てた。
最近ちょっとご無沙汰でして、ひさしぶり。
しかもランチに来るのは初めてで、どんな具合かウキウキします。
お店に入るとまずビックリするのが、入り口部分。
入ってすぐのところにある、BEAR PONDっていうエスプレッソバル。
風除室の中にエスプレッソマシンが置かれていただけだったのに、ひさしぶりにきたらばなんと、立派なテーブルが出来ていた。
多分、人気があるんでしょう。
しかもそのテーブルが8人くらいもがユッタリと囲めるような大きなテーブルで、そこに座ってお店の人と話をしながら過ごす時間もステキだろうなぁ…、って。
ますますニューヨークっぽいお店になった、いい感じ。
時間は2時のちょっと前。
にもかかわらず、ほぼ満席でかなりにぎやか。
年齢的には30前後というとこですか…、私服ビジネスマンたちが多いところが渋谷的。
ランチメニューは全部で5種類。
カレーにパスタ、サンドイッチと軽いモノ。
メインにサラダと飲み物が作って趣向で、カフェなランチとしては充分。
このお店。
3時からはまた朝食のメニューをたのむことが出来るようになっていて、おやつ代わりにフレンチトーストのグリルベーコン添えっていうのも悪くないか…、と思いもする。
けれど残念。
次の仕事が3時はじまり。
それでランチのスパゲティー。
ナポリタンってメニューがあって、それをたのんでみることにした。
まずはセットのサラダに飲みモノ。
小さなボウルに葉野菜とパプリカ、オニオン、それにフレンチドレッシング。
スッキリとしたドレッシングで、調理実習で習ったレシピのような素直がなつかしい。
サラダの中のレッドオニオン。
ピリリと辛くて、口の中が燃えるような気持ちになって空腹モードにスイッチ入る。
アイスティーはアールグレイ。
ベルガモットの香りがなんともエキゾチックで、飲むと南インドな感じがしてくる。
そういいながらも、南インドなんて行ったコトもないのだけれど、なぜだか南インドな感じ…、笑っちゃう。
サラダをユックリ食べ終わる、ちょうど程よいタイミングにてナポリタンがやってくる。
縁の部分が幅広の、ちょっと今っぽい食器の縁に粉チーズ。
見た目はおしゃれにみえるけれども、匂いはまさにナポリタン。
具材は厚切りベーコンと玉ネギ、ピーマン。
厚切りベーコンがウィンナさんか、魚肉ソーセージにかわれば典型的なナポリタン。
ちょっと残念?って思いながらも、食べると旨い!
ガーリッキーで、かなり大人なナポリタン。
トマトの水煮を使ってだから、みずみずしくはあるけれど、甘味はシッカリ。
ケチャップっぽいコッテリとした甘味があって、アマトリチアナになりそうな、一歩手前で洋食ナポリタンにとどまっている。
その踏ん張りにニッコリなります。
麺はほどよくコシがあり、けれどいわゆるアルデンテよりはちょっとやわらかめ。
歯にも顎にもおいしいほど良さ。
麺が少々細めな分、上品さが漂いはする…、けれどその分、ソースのからみがよくて、口の中がナポリタン味で容赦ないほど満たされる、オキニイイリ。
それにしてもこのお店。
食事を終えて、そのままミーティングに入る人たちの多いコト。
たまたまランチも終わりの時間帯で次にお客様がやってくるって心配がない。
だから心置きなくってコトなんだろうけど、打ち合わせをする人たちが、かなりの確率でMacBookair、あるいはiPadを持っているのにビックリします。
カフェで打ち合わせをするのが似合う仕事。
MacBookやiPadが似合う仕事をする人たちが、密生している街が渋谷、というコトなのでありましょう。
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