軽く打ち合わせをとポール・バセット。
超高層ビルの地下にあり、なのに間近にせまるサンクンガーデンと大きく開いた天窓のお陰で朝はいつも明るい。どんな季節でも、どんな天気でもいつも同じく明るくて、だから気持ちも明るくできる。オキニイリ。
仕事の時間までちょっとボンヤリ、時間をつぶす。
お供のコーヒーは「ドロップ」っていうココのたのしいオリジナル。
足を持たないワイングラスのようなコロンと丸いグラスを、フリーザーの中で霜をつかせて冷やす。
そこに直接、4ショット分のエスプレッソとキリッと冷えたミルクを注ぐ。
凍ったグラスにあたってたちまち冷えてくコーヒー。氷で冷やすのと違って薄まることなく、エスプレッソの香りと味はそのままグラスに閉じ込められる。
しかも冷えすぎるコトもなく、ほどよく冷めて手にするグラスもほどよき温度。
口にグラスを近づけると、小さく開いたグラスの口から香りがユックリ、しかく確実に鼻に向かって飛び込んでくる。
香ばしくって甘いアロマにウットリしながら、コクリとひと舐め。
口に広がるエスプレッソの濃厚な甘みと苦味に、思わず目を閉じ身を任せ、フッとため息。鼻から抜ける切ない香りにまたウットリ。
ミルクはおそらくエスプレッソの味をたのしむための裏地のような役目を果たすのでしょう…、酸味はきわめて仄かなモノで、深い苦味とずっと持続する旨味が口を満たすシアワセ。
時間がたつと、ユックリ、香りが花開きます。
苦味がこなれて、甘みが徐々に表にでてきてそれがそのうち、明るい酸味が顔のぞかせる。ワインをたのしむような愉しみ。
ボンヤリしてると仕事の時間を忘れてしまう…、そんなたのしさ、いい仕事。
関連ランキング:カフェ | 西新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅
それからランチ…、新宿の駅に向かう途中で寿司でもつまみましょうと。
魚がし日本一の店に向かう途中で急にパラパラ雨がふってくる。空を見上げると超高層ビルが真っ黒な雲の中に隠れて、不穏な気配。
急いでお店の中に入って、熱々のお茶をグビリと飲みつつ、さてつまむ。
そういえば、立ち食いステーキのお店が今度は立ち食い焼肉の店をオープン。立ち食いブームは止まらぬ気配。ナイフ・フォークを使うステーキレストランより箸一膳ですむ焼肉はまだ立ち食いに適しているかと思いもするけど、やっぱり違和感。
その点寿司は立って食べるのも粋で良し!
赤貝、ほっきにつぶ貝と貝をズラリと並べて食べる。プリプリ、コリコリ、ムッチリと貝が変わると食感かわり、香りや風味ものそれぞれ異なる。
どれもに共通してるのが海の滋養をタップリ蓄え、口に広がる強い旨味をもってるところ。小柱を軍艦にしてもらって貝を堪能す。
数の子、シャコに蒸したエビ。夏に負けぬよう鰻も選んでパクパク食べる。
生姜をつまんでシャキッと食べて、昼のお腹をたのしく満たす。
午後の仕事をチャチャッとすませる所存なり。
関連ランキング:寿司 | 新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅
[4回]
PR