移動の途中に、お茶を飲もう…、と、ストリーマーコーヒーカンパニー。
渋谷のはずれ…、気持ちはほとんど表参道という場所の裏路地にあるエスプレッソの専門店で、不思議なほどに居心地がいい。
ガレージみたいなそっけない造りをしてて、けれど壁や棚にスケートボードやオリジナルTシャツが飾られている…、若い空気がムンムンしてて居心地いいけどズシンと元気に満ちている。
いつもは大きなカップでもらうポッテリとしたほどよき熱さのカフェラテを、今日はペーパーカップに注いでもらう。
しばらくココでぼんやりしたら、カップを持って次の場所へと移動をしましょ…、陶器のカップで味わえぬ、ほんわかとした温かを手から感じる、オゴチソウ。
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ときにどうにも食べたくなるコレ。
若鯱家のカレーうどんのロースカツのせ。
代表的な名古屋飯。
トロンととろみのついたカレー。
黄色みがかった典型的なる蕎麦屋のカレーのように見え、その実、かなり独特な味。
旨味が強烈。
しかも胡椒の辛味が後からドッシリ、舌に居座りビリビリ響く。
ポッテリ濃度が頑丈で、上にのっけたとんかつが沈まずずっと浮かんでられる。
時折プツンと泡が下から浮いてきて、それがはじけてカレーの匂いがポワンとただよう。
麺は太くてムッチリしてる。
塩をつかわずねり方、打ち方、熟成だけで歯ごたえ、喉越し作ってる。
その表面から芯にいたるまで同じ硬さでシコシコしている。
しかも表面スベスベなめらか、この食感には惚れてしまいます。
かなり太いのに、カレースープを見事に引き上げ口の中を満たしてくれる。
熱めのスープ。
とろみがあって、だからなかなか冷めないスープにずっと浸かって、なのにヘタれずずっと硬さを保ったままで箸でズズッと持ち上げても、途中でちぎれるコトもない。
つくづく、よぉく考えられて、上手にできてる料理だなぁ…、って感心します。
カツもカラッと揚がっておいしく、サクッと歯ぎれる肉の食感、味わい見事で一口ごとにファンになる…、食べ終えるのがモッタイナイほど、オキニイリ。
うどんの文化って地方地方でいろんな流儀があってそれぞれ味わい深く、なのになんでさぬきうどんばかりがちやほやされるんだろう…、ってちょっと思った、悩ましい。
ちなみにこの店。
お店のキレイでサービススタッフもキッチリ教育行き届いている。
ただオーダーとったり料理を持ってきたりする度、右腕を曲げお辞儀をしながら右手のひらをおへその上に置く仕草をする…、あたかも執事が恭しくもお辞儀をするかのよう。
それがちょっとくすぐったくて、そんなコトをしてもらうほどお金を払っていないんだから…、と恐縮したくなっちゃうのです。
気合が少々空回り?…、って思いもするけど、それも個性でありましょう。
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