夜をサンドイッチという、ちょいとばっかりおしゃれな今日。
新宿西口のメトロ街にある、タカノフルーツパーラー。
本当はパフェでも食べようと思ったのです。
実は夜にちょっと打ち合わせが新宿駅の近所であって、ところが新宿についた途端に待ち合わせ時間が30分ほど先送りになる。
時間を調整する間を使って、頭に栄養さしあげませうと(笑)。
甘いモノでも食べましょう…、と。
それで選んだお店がこの店。
フルーツパーラー。
真っ白なまるで薬局みたいなインテリア。
フルーツパーラーっていう業態に、一番大切なのは清潔で清楚なイメージ。
だから白くてキラキラしているお店がイメージにあうのかも。
おじさんひとりがお茶をするにはいささかちょっと気恥ずかしく、けれどお店の入り口にある、色とりどりのパフェの商品サンプルに誘われるようにフラフラ入って、テーブルにつく。
抗しがたきかな、パフェマジックの不思議な力。
手渡された分厚いメニューブック。
そのほぼ半分が、パフェやサンデー、それからケーキ。
周りのご婦人たちはみんな、パフェを食べてる。
けれど、見つけてしまったのです。
サンドイッチが三種類。
ローストビーフとクラブハウス、それからフルーツサンドイッチ。
どれもとてもチャーミング。
パフェからくら替えするのだったら、フルーツサンドが順当なとこ。
けれどやっぱり、クラブハウスを選んでたのむ。
サンドイッチの王様ですから。
チキンの胸肉。
焼いたベーコン。
トマトにレタスにトーストブレッド。
自分ではなかなか用意ができない具材で、しかもかなり手間がかかる。
だって、鶏の胸肉をスティームし、それを同じ厚さになるようにひらいてそいで、平らにしてから休ませる。
それからベーコンをカリカリに焼く。
すべてができたてでなくちゃおいしくできない手間と時間がかかる一品で、15分ほどは待ちましたか。
恭しくも白いお皿を従えて、やってきたのが見事な一品。
ほどよく焼けたトーストブレッド…、手にするとカサっと乾いた感触、そしてほんのり、焼いたばかりの温度感。
噛むとパンで挟んだチキンブレストがあったかで、バサッと鶏の繊維がほぐれる。
鶏って蒸すと繊維がバッサリ、口の中の水分吸いとりかなりの存在感を発揮する。
奥歯にガッシリこびりつくようにバッサリとした鶏肉をベーコンの脂がシットリさせる。
それからトマト。
クチュっと潰れ口の中をジューシーにする。
パンに塗ったのはバターとほんの少しのマスタード。
塩で味を整えて、マヨネーズなんかはつかわない。
だから素材の持ち味をシッカリ味わうコトができるのが、上等、しかもいい感じ。
ピクルスが一切れだけついていました。
崩れやすい形状のサンドイッチというコトもあり、プラスティックの小さな剣でブスッと押さえてやってくる。
その一品に、薄切りにしたピクルスをクルンと丸めてさしている。
ちょっと甘めでみずみずしくて、一番最後にコレを食べると、口がスキッとリセットされる。
サイドにフルーツサラダです…、って。
サラダというのが勿体ないほど、鮮度が見事な果物たち。
スイカにルビーのグレープフルーツ。
オレンジ、ブドウにキウイがそれぞれ食べやすいようにカットされ、一口ずつだけやってくる。
さすがタカノフルーツパーラーでございます。
どれもが食べ頃。
酸味、甘みのバランスが良くみずみずしくて体が震える。
特に小玉すいかのおいしいところをシャキッと食べると、夏の終わりがいとおしくなる。
やっぱり次はフルーツパフェを食べにこなくちゃ…、ってそう思う。
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サンドイッチって結構お腹が膨れるのネ…、おそらく鶏の胸肉1枚、それにベーコン、野菜にパンとこれを別々に盛り付けたらばメインにサラダにパンとなる。
サンドイッチでお腹を満たして、しかも満足できる夜ってなんともゴージャス。
ゴージャスつながりで、動画を一本、貼ってみます。
ディオールが今、一番の強烈プッシュにしている香水「ジャドール」の一昨日、世界一斉公開されたばかりのCMフィルム。
ジャドールのイコンをずっと続けてるシャーリーズ・セロンがファッションショーの楽屋に入ってはじまる舞台裏というステージで繰り広げられる物語。
往年のスター、マレーネ・ディートリッヒやグレース・ケリー、マリリン・モンローの映像を使い場所はなんとヴェルサイユ宮殿というあまりのゴージャス。
そういえば、マリリン・モンローはシャネルNo.5を象徴するイコンであって、その彼女に「ディール」と言わせる演出…、スゴいです。
そういえば、ボクの母はずっとディオリッシモをつかってた。
ボクもしばらくディオールのオーソバージュを愛用してた…、ディオールの華やかだけど繊細な花の香りがボクは好き。[0回]
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