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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    サブウェイの朝。

    32127866.jpeg一軒並びのマクドナルドはいつも行列。
    それにくらべてサブウェイはいつもユッタリ、のどかな雰囲気。
    …、のはずなのだけど、今日は逆。
    不思議なほどに次から次へとお客様がやってきて、ボクの前にも2人お客様がサンドイッチができるのを待って並んでた。
    大行列ができるほどじゃない。
    けれど次から次へと途切れること無く人が来る。
    繁盛してるお店の一番いい状態で、自然、お店のスタッフさんも気合いが入る。
    たった一人でお店を守る、その手の確かで速いこと。
    暇なお店の世話をみるほどモティベーションの上がらぬ仕事はないモノで、とはいえ忙しすぎても仕事の水準が下がっちゃう。
    今日の状態、わるくない。

    ちょっと待ってボクの番が来る。
    両手を洗い、ニコってこぼれるような笑顔でボクに「おはようございます」って挨拶をする。
    ステキだなぁ…。
    まるでボクが今日はじめてのお客様のように、笑顔でニッコリ。
    このメリハリが良いサービスをするキッカケになる。

    ツナサンドを作ってもらう。

    e04d3c84.jpegウィートブレッドとトーストして、トマトは抜いて。
    ドレッシングはバジルマヨネーズにしてくださいね…、とテンポよく。
    ひとつひとつを復唱しながら、ひとこと「チーズトッピングがお薦めですよ」とセールストーク。
    思わずスライスチーズでお願いします…、ってたのんじゃう。
    何事もリズムが大切。
    見事な手際で、made for me なサンドイッチが出来上がる。

    みずみずしい。
    野菜多めで、まるでサラダを食べてるみたいなシャキシャキとした歯触りがある。
    バジルソースも野菜の味をひきたてるのに十分で、サンドイッチというよりも「野菜の料理」と言った方がシックリとくる。
    それにしても、料理において物理的な温度の高さと、心理的な温度の高さってまるで違った次元にある。
    …、ってそんなことを今朝思う。
    一生懸命、ボクのために目の前で作ってくれたサンドイッチは冷たいクセして温かい。
    ココロをポワンと心地よく、温めてくれるこうした料理。
    朝のお腹にありがたい。

    871cc6c5.jpeg地下鉄のって千石の駅に降りたら、コーヒー豆を煎る甘い香りが鼻をくすぐる。
    ビーズコーヒーの朝のステキな贈り物。
    その日の空気。
    あるいは気温。
    それに煎る豆の種類や煎り方で香りは変わる。
    今日の香りはとても軽くて、首の辺りにフワフワ漂う、そんな感覚。
    ステキな匂いに誘われて、立ち寄り今日のコーヒー、水筒一杯注いでもらう。

    実は昔、紅茶党を気取っていた時代があって、あまりコーヒーは好きじゃなかった。
    味わうための紅茶。
    がぶ飲みするためのコーヒー…、みたいな感じで、多分、おいしいコーヒーに出会っていなかったからでもあったんでしょう。
    けれど不思議なことにコーヒーを落とすときの香りだけは好きだった。
    煙の香り?
    人間が火を自由に使いこなす術を知ったそのときの、興奮と歓喜がボクらのDNAの中にすり込まれているのかもしれないなぁ…、って。
    だとしたら、これはプロメテウス的なる香りなのかもしれないな。
    水筒、片手に持ちながら街路樹由来の落ち葉を踏みしめ、秋の香りと一緒に出勤。
    さて月曜日、がんばろう。

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    笑顔ひとつで
    お客さんひとりを迎えるたびに新しい気持ちで、ってなかなかできることじゃないですよね。
    そんな接客に出会えたら、happyな気持ちになれるだろうなぁ。
    そんな人の手で作られたものは、美味しいだろうなぁ。
    素敵な方ですね。
    私、コーヒーの味はわからないくせに、香りが好きでいただくことがあります。
    暖かいようで日陰や日暮れ後は嘘みたいに寒いこの時期、あの香りがなんだかいいんです。
    この記事と、七五三のサカキさんの笑顔にほっこりさせていただきました。感謝。
    ryoko*さん / 2009/11/16(Mon) /
    一期一会
    > ryoko*さん
    こういう人のサービスに触れると、飲食店は「飯屋業」じゃなくて「サービス業」なんだ、って思いますよね。
    一人一人のお客様に分け隔てなくたのしい接する。
    ステキなことと思います。
    笑顔を忘れず、がんばりましょうね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/16(Mon) /
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