フレッシュネスで朝を食べます…、家の近所のお店であります。
最近、店舗まるごと禁煙にした。
ずっと全店タバコが吸えてそれで毎日やってきていた人がいたほどこの界隈で「タバコが吸える」っていうことは魅力的だったのでしょう。
でも世間の流れは禁煙指向…、それで2階客席の真ん中をガラスの壁で仕切って分煙スタイルにして。
けれど壁を作っただけで当然、空気の行き来が出来てしまってタバコの匂いが喫煙フロアにも流れだす。不評だったのでありましょう…、完全禁煙になっちゃった。
嫌煙っていうのは「煙を嫌う」ことじゃなく「香りを嫌う」ことでもあるってことを認識しないで小手先投資をして無駄にした。
毎日来ていたお客様まで手放すことになっちゃって、朝は静かでございます。
そして今日の朝ご飯…、グリーンパンケーキっていうのをたのむ。
最近、彼らが注力している「スピルリナ」をくわえてほんのり緑色にさせた生地。
フレッシュネスはグリーンがコーポレートカラーだから、このパンケーキはフレッシュネス色…、ってホームページでもうたってる。
甘さ控えめ、粗めの生地でフックラ焼けてはいるけれど、おびただしい量のホイップクリームとハニーシロップがみるみるうちに生地の中へと仕込みんで、かなり重たい食べ心地。
お腹にズッシリたまるけど、ちょっと朝には重たい感じ。
アメリカでハンバーガーがおいしい店を見つけると、朝、パンケーキを食べてやろうって思ったりする。
肉をこんがり焼けるグリドル…、分厚く熱をタップリ含んだ鉄板でじっくり焼くとパンケーキっておいしく仕上がる。
そして朝…、お店に行くとグリドルがピカピカ、磨きたての状態だったりすると思わず気持ちもあがる。
昼からの営業でタップリ吸い込んだハンバーガーのパテの脂や汚れをお店を閉店前に、キチンと磨いている証。生まれ変わった鉄板で最初の料理として出来上がる甘い香りのパンケーキ。
バターを塗ってメイプルシロップをタップリかければ他に何にも必要はない…、せいぜいベーコンだったりソーセージを乗せて味わう。
それがボクにとってのパンケーキ…、ホイップクリームを食べてるみたいな今様ハワイの名物料理はあんまり好きじゃない!て思ったりした、しょうがない。
緑色したスムージー…、バナナの甘みと香りで味わうこれにも緑のスピルリナがたっぷり入って仕上がっていて、トロンとなめらか。
体の中に朝の元気がやってくるような気持ちになった。
ところで「グリーン」と名のつく食べ物で浮世離れしているモダンな姿のモノをみるとなぜだか思い出すのが、この映画。
ソイレント・グリーンでございます。
1973年公開の近未来モノ…、未来というのは人が爆発的に増えてしまって貧富の差が激しい社会になってしまうんだっていうこの設定、ボクにとってこれが最初の映画だったような気がする。
いまだにこの設定で映画が作られてたりする…、まもなくマット・デーモン主演で公開される映画もそんな未来の物語だったりします。
ちなみにその未来というのが2022年という設定で、とするともう10年を切ってしまっているというのにいささか驚愕。
WHAT-IS-THE-SECRET-OF-SOYLENT-GREENE!
秘密は内緒にしておきましょう…、なぜだかしばらく「ギンビス」が食べられなくなってしまったボクでございます。[1回]
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