最近、案外オキニイリなのがバーガーキングのクロワッサン。
パリパリじゃない。
アメリカ的にシットリしていてバターの香りが濃厚で、噛むとクシャッと潰れつつ脂のうま味をにじませる。
それでベーコンにフライドエッグ。
アボカド、レタスにトマトを挟んだ朝のクロワッサンサンドイッチ。
このチェーンストアの出身地…、アメリカ西海岸で、今から30年ほども前のことになりますか、朝食マーケットに出遅れて苦しんでいたバーガーキングが見事よみがえるきっかけになったといわれる商品。
日本でも再上陸の当初は朝の売り物商品にしていたけれど、一時期退場。
マクドナルドの朝食メニューの真似みたいな商品だけになってたんだけど、数ヶ月ほど前に見事にリバイバル。
ファストフードのサンドイッチ商品としては野菜を食べてる感じが強い。
だから食べた体もリバイバルしてくれるような味わい、食感、ありがたく、それでちょっとオキニイリ。
今日のこれ。
アボカドの熟し具合がなかなか良くて、トロンとスベスベ。
そこにシーザーサラダドレッシングっぽいチーズソースがたっぷりくわわり、とても濃厚。
この前食べたときにはこんなに味が強くなかったのに。
なめらか、やわらかなアボカドがソースにからんで濃厚味にしてるんでしょう…、こういう味の誤差があるのって、むしろうれしい。
いつ食べたって同じ味わい、同じ食感って料理は自然に反する食べ物…、って思ったりする、今日のこれ。
それにしてもこのペチャンコに潰れてしまったクロワッサン。
不格好で、どうみようにも三日月さんには見えない形。
しかも中からベロンと具材がはみだしてくるこの無様をみてると多分これって、アメリカ人のフランス人に対する嫌がらせに違いないって思ったりする。
それも痛快(笑)…、悪くないかと、さぁ、移動。
午前中の仕事を終えて、表参道。
ラヴァッツァに来る。
表参道の行列エリア。
エッグスンシングスとビルズのある場所の通りを挟んで反対側。
しかも表通りに面して、これほど目立つ場所はない。
なのにいつも静かで絶対、座れるところがお客様としてはありがたい店。
日本でこのスタイルのお店はココだけで、だからこのロゴ。
この店も通りを歩く人にとっては「あるのに見えぬ店」なんでしょう。
なんだかちょっとモッタイナイ。
見慣れたものしか見ない生活。
有名なものしか見えない感性って、たのしいのかなぁって思ったりする。
さて、マキアート。
エスプレッソにミルクの泡。
トロンとなめらかなエスプレッソをフックラとした泡がつつんで、やさしくしかもドッシリしてる。
舌の上で転がすようにゆっくり味わう。
最初はミルクの泡がプチプチ、爆ぜてこわれて、苦味と酸味が輪郭あらわす。
うま味がじんわり広がって、ひと舐めごとにゴクリとラッテをタップリ飲み込むような充実感を味わう…、少ない量でたのしめて、だからお腹にたまらぬ贅沢。
エスプレッソの表面に泡で描いたハートがにじんで、ミロな感じになっているのにニッコリしました、さてさて次の仕事です。
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ちなみにバーガーキングがらみで、おバカでたのしい動画をひとつ…、プエルトリコに進出して50週年という記念の今年に合わせたプロモーションのビデオなんだけど。
手を使わずにワッパーを食べることができるガジェットプレゼント…、っていう内容で、まぁ、これがまるで罰ゲームみたいな感じで笑う。
いいなぁ…、たのしい。
一時期、マクドナルドがプロモーショングッズにシャンプーみたいな日用雑貨を選んだりした…、でもそういう日用品がほしくてハンバーガーを買いにきたって思わせるのってプロモーションとして逆効果。
こうしたまるで役に立たない、でも話題性に溢れてて絶対自分じゃ買わないだろうモノをあげるってプロモーションはとてもウレシク、気が効いている。
しかもたった50個限定…、それにいま話題の3Dプリンターで作られたっていう話題性もあってかなりのオキニナリ。
個人的には手を使わずにスタバのアイスドリップが飲めるガジェットなんてステキでほしいかもって、そんなコトを思う今日(笑)。
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