サカキノホトンブログ鶏のうどんに抹茶ラテ

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鶏のうどんに抹茶ラテ

なか卯で昼をひさしぶり。
季節の商品、鶏うどんというのがあって、それに惹かれてやってくる。

ベースはここのうどんです。
スッキリとした薄口だけどうま味タップリのうどん出汁。
そこに塩味の鶏とタレと油と鶏脂。
鶏肉そのものはここの親子丼でつかわれている細かく刻んだ胸肉で、それを塩ダレと一緒に蒸し上げたようなそんな感覚。
どこかで嗅いだ匂いがします。
なんの匂いだろう…、って汁を飲んだり鶏、齧ったり。
何度か試行錯誤して、なるほどこれは焼き肉屋さんの塩ダレの味。
うどんの上に塩鶏カルビをのっけたみたいな味だったんだ…、って合点する。
コッテリとした鶏の脂がかなりのトロミを汁にくわえて、しかも熱々、温度も上がる。
冬にはピッタリくるのかなぁ…、って。
やさしさと控え目なのが「らしさ」のなか卯。
らしくないのもおもしろい。

牛丼と一緒になったセットがあってそれで牛丼。
昔、一回ここの牛丼を食べたとき、あんまり好きじゃないなぁ…、って思った思い出がある。
それでずっと控えてたんだけど、たまにはいいかとひさしぶり。
醤油辛い。
甘味よりも辛味の方に味がかたむく、佃煮っぽい味がやっぱりちと苦手。
肉に比べてタマネギの量が少なめなのも、甘味のレベルを低く感じる理由なんでしょう。
ネギに椎茸。
具材の食感は豊富で、やっぱりこれはうどんにのっけて肉うどんにするためにある。
そう、判断（笑）。
上具をちょっとサイドにどかして、むき出しにしたご飯を食べる。
ここのご飯は親子丼用に最適化されているのでしょうネ…、ホツホツとした固めの加減でそれに醤油ベースのタレがほんのりしみ込み、こりゃおいしい。
肉ひとつまみ分で、ご飯をかき込む…、それがココの牛丼の正しい食べ方…、かもしれないです、どうだろう。

後からやってきたお客様。
いらっしゃいませとお茶を片手に近づいてくるお店の人に「お水をください」って一言かける。
「氷はいかがしましょうか？」
その一言が自然に出てくる、まだまだココも捨てたもんじゃありません。
ニッコリとなる、腹一杯。

食後にカッフェベローチェで冷たい抹茶ラテを飲む。

他のお店の抹茶系の飲み物は、たいてい砂糖が入ってる。
水に溶かした抹茶の粉を沈殿せぬよう、その安定剤として砂糖の存在が必要だから。
缶コーヒーが長らくずっと砂糖入りしか作れなかったのと多分、同じ理由でけれど、ココの抹茶ラテは砂糖を含まぬビターなまんま。
四角く角張る大きな氷。
タップリ入ったグラスをトロンと、濃厚にしてまったりとした抹茶ミルクが満たしたかなりのオキニイリ。
しかも今日。
事前に抹茶パウダーをミルクでのばしておいといたピッチャーの中の、最後の最後がボクに当たった。
容赦ないほどの濃厚さ。
普通、アイスドリンクはストロー使わずそのまま飲むのが好きなんだけど、ストローさして底の部分だけチュチュッとためす。
沈殿部分のコッテリに、ひゃーっとビックリ。
粉っぽささえ感じさせるほどの抹茶の風味と味わいに、ユックリ時間をかけて飲む。
氷が溶ける。
カランと音を立てながら、氷が溶けて壊れて落ちてそれでも抹茶の味がなくならぬ。
チュルチュルチュチュッと最後の一滴までを飲む。
お腹スッキリ、ポリフェノールパワーでしょうか、息もキレイになったよう。
さてさて、移動をいたしましょう。

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2010/02/05 (Fri) FF・デリ Comment(0)

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