忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    小諸そばで「釜揚げそば」をやっている…、というのできます。

    dae2016e.jpeg立ち食いそばのお店としては、あまり商品数を持たぬチェーン。
    力を入れているのは小丼とのセット販売。
    ただ、季節季節でオモシロイ商品を導入してくる。
    春は黒豚のしゃぶしゃぶ風。
    夏には冷やし中華風のごまだれそばをやっていて、食欲のないときなんかにピッタリだった。
    今は秋。
    それでお店の一番の売りは、きのこのそば。
    今は何をやってるのかなぁ…、って思いながらやってくるのがまたたのしかったりするのであります。
    一度に多くの料理を置くと、厨房作業が煩雑になり提供時間が遅れたり、商品のレベルが下がったりしてしまう。
    とはいえ商品の種類が少ないままだと、おなじみの人が飽きてしまう。
    こうして季節商品を定期的に導入する店…、おなじみさんを大切にしたいって気持ちのあらわれ、ボクは好き。

    2172f345.jpeg今年の秋から冬にかけ、ここが力を入れようとしている料理が「釜揚げそば」!
    釜揚げといえばうどんがほとんど。
    茹でたての麺を熱々のまま、茹でたお湯と一緒に器にいれてタレをつけつつズルズルすする。
    麺の持っている風味をそのまま感じるコトができる食べ方。
    讃岐にいくと釜揚げうどんだけしかないような専門店もあるほどで、むせ返るような小麦粉の香りをたのしむのならこの食べ方って言われてる。
    けれど「茹でたて」の麺を使わなくては「釜揚げ」と名乗ることは本来できず、ほとんどの店が茹でた麺を再びお湯で温めて出す「湯だめ」うどんをだしていたりする。
    茹で時間が長くなっちゃう太いうどんで釜揚げするには時間がかかるというワケです。

    が…。

    そばなら素早く茹で上がるから、ファストフード的なる立ち食いスタイルで、たのしむのならうどんじゃなくて蕎麦でござろう。
    もともとボク。
    茹でて洗わずそのままヌルンとしたそばを食べるのが好き。
    出雲地方では昔からこの釜揚げスタイルでそばを食べる文化があって、蕎麦の風味も濃厚で好き。
    さてさてここの釜揚げは…、と食べてみますとやっぱりおいしい。
    蕎麦の香りが首から上をつつみこむような豪華な味わい。
    ムッチリとした麺の食感もまた独特で、細いそばがきを食べてるみたいなそんな味わい。
    これ、ハマります…、体もぽかっとあったかになる。

    d8c689c6.jpegセットになったかき揚げ丼。
    甘辛丼つゆをタップリすって、ジュワッと油を吐き出していく。
    そばそのものの味わい以外をほとんど持たぬ釜揚げそばに、コッテリとした風味を添えるよき組み合わせ。
    釜揚げそばに柚子胡椒が添えられていて、それをそばと食べるのもよい。
    けれどそばはそばの風味をたのしみ、かき揚げ天ぷらに香りを添える。
    油がスッキリ中和され、食欲ますます湧いてくる。
    やっぱり蕎麦の薬味についてやってくる、刻んだ海苔も丼に。
    磯の香りと甘辛ダレがからんだご飯が、これまたよく合う。
    カウンターの上にはワサビや、柚子七味なんかがおいてあり、それらを次々繰り出して、いろんな味でご飯を食べる。
    口の中が薬味の香りで重苦しくなったところで、そばをズルッとすすりあげると、スッキリとして次の一口をおねだりしてくる。
    いい感じ。

    eb8a3656.jpeg調子にのってイカの天ぷらを追加にしたら、食器が一杯。
    大きな釜揚げうどんの丼に、天丼の椀。
    天ぷらいれた器に薬味。
    しかもツユがそばのつけダレ用と天つゆ用の二種類そろってお盆の上から溢れ出す。
    天つゆはあとからお持ちしますからと、盆だけもって席に着く。
    しばらくしたらお店のおばさんスタッフが、湯気立つとんすい手に持って、お待たせしましたとやってくる。
    しかも一言。
    「手盆(てぼん)で申し訳ございません」と。
    手盆って言葉にハッとした。
    箸で料理を口に運ぶとき、もう片方の手を下に添えお盆のようにする仕草。
    あるいは、お盆や袱紗にのせず手で持ち器を運ぶコト。
    どちらもお行儀悪い所作で、けれど最近、それが当たり前のようになってしまってる。
    気をつけなくちゃと思ったりした…、ありがたい。

    ちなみにこの釜揚げそば。
    60円を足すと麺がダブルになるのね。
    茹でる手間は一回だからと言うことでしょう。
    喉ごしなめらか、スルスルお腹におさまっていく、多分、消化もいいでしょう。
    麺ダブルでもよかったかなぁ…、って思ったりした、我慢した。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    手盆
    「箸で料理を口に運ぶとき、もう片方の手を下に添えお盆のようにする仕草」を手盆と言うのですね。勉強になりました。所作としてよろしくないというのは知っていたのですが。グルメ番組を見てると多くの芸能人がやっていていちいち気になります。
    edomaezushiさん / 2010/10/15(Fri) /
    そうなんですよね
    > edomaezushiさん
    あたかもそうした所作が上品であるかのように、手を添えて口に運んでいる人が多いですよね。
    プライベートな場所であればまだしも、テレビでそれは…、と思います。
    料理がこぼれたり、汁がたれたりすることを防ぐためなのでしょうけれど、もし本当に汁が垂れたとき、それをうけた手をどうするのだろう…、と心配になります。
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/15(Fri) /
    無題
    こんばんは。
    先日はトースターのご紹介ありがとう御座いました!
    しかし終売・廃番になっておりました・・・。
    私もトーストサンドやホットサンドの類は大好きなので休日のサンドイッチ作りを真似しようと楽しみにしていたのですが・・・。
    しかし、電子レンジのトースター機能は駄目ですね。時間はかかるしサクッとなりません。
    グリーンズさん / 2010/10/15(Fri) /
    残念でした
    > グリーンズさん
    それは残念でした。
    ボクの今のトースター、大切に使わなくちゃ…、ですね。
    おいしいトーストはやはり専用トースターでと思います。

    このトースターを使う前に「ラッセルホブス」という会社のポップアップトースターを使っていましたが、これもよく焼けました。
    http://www.oanda.co.jp/russell-hobbs/
    トースターでパンを焼いたら、すぐパンを取り出してグラスや壁に立てかけて、出てくる蒸気をすべて吐き出させてやるのが、サクッと焼くコツのひとつでもあります。
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/15(Fri) /
    無題
    早速ありがとう御座います。
    再々チャレンジしてみます。
    サクッと焼けるコツも伝授いただき感謝です!
    グリーンズさん / 2010/10/16(Sat) /
    ぜひ!
    > グリーンズさん
    トーストがうまく出来ると、トーストサンドイッチの味もワンランクあがります。
    ぜひ、チャレンジされてください!
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/16(Sat) /
    ポールバセット・ウシカイそれから〆の麺 HOME パセリが消えた日
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]