サカキノホトンブログおむすび、そしてマグ飲みコーヒー

S	M	T	W	T	F	S
1	2	3	4	5	6	7
8	9	10	11	12	13	14
15	16	17	18	19	20	21
22	23	24	25	26	27	28
29	30	31

おむすび、そしてマグ飲みコーヒー

口の中があったかくなるモノを食べたくなった。
それで四谷の「おむす人」。

ご飯の塊でしかないおむすびと言うもの。
なのになぜだかみずみずしくて、手から伝わる重たさ、そして温度がとてもやさしく感じる。
特にここのお店のおむすび。
ふっくら、ふんわか。
そのやさしさに今日は惹かれてそれで来ました。
レジのところで注文をして、お金を払って椅子に座ると、カウンターの一番端に置かれた遠赤外線のヒーターの、スイッチをポンッと入れてくれる。
やさしく暖かい風と一緒に、オレンジ色の光がぼんやり、手元を照らす。
カメラを向けて写真を撮ろうとすると若干、ホワイトバランスが崩れてモニターの中の画像がほんのり温かくなる。
おむすびを作る軽やかな音。
お皿の上にウィンナさんと一緒に盛って、はい、どうぞといただきます。

鮭にイクラの親子むすびと、梅とおかか。
おむすびの具材の魚卵…、と言えば当然、たらこや明太子が頭に浮かぶ。
強くにぎると潰れてしまうイクラを具にする。
大丈夫？…、って最初は心配したのだけれど、これがなんともおいしくってビックリしちゃう。
ふんわかとしたご飯粒にやさしくくるまれたイクラの粒が、プチュン、プチュンとはじけて潰れる。
そして中からシットリとした海の旨みが飛び出してきて、それがご飯をやさしく包む。
ご飯粒が不思議なほどにスベスベさせる、なんとゴージャス。
イクラだけだと、ご飯以外に具の食感があまりせぬとこ、鮭が混じると俄然、具材が存在感を発揮する。
口の中がとてもシットリ。
見事なほどに海の旨みにウットリします。
梅とおかかは最近ここのオキニイリ。
とてもすっぱく、塩味強い昔ながらの梅干が、目をパッチリと目覚めさせ、おなかをキュキュッと元気にさせる。
口もさっぱり、すっきりと、朝の元気に満ちてくる。

食事を終えて、軽く打ち合わせ。

エクセルシオールでコーヒーを飲む。

ここではたいてい、コールドドリンクを飲んでいた。
スタバにはないフルーツ系の飲み物が結構充実していてそれで。
ビタミン補給をする場所みたいに、使っていたりしてそれでホットコーヒー多分はじめて。
手渡されたコーヒーをみてちょっくら驚く。
このお店って、ホッとドリンクはコーヒーカップじゃなくってマグでやってくるのネ…。
同じ会社の系列のドトールではコーヒーカップにソーサー付けて。
こっちの方が高いのに、なんでカップンソーサじゃないんだろう…、ってその理由をしばらく考え、そうか、なるほど。
ドトールコーヒーってセルフサービスの形をとってはいるけれどあくまで中身は「喫茶店」。
けれど、エクセルシオールの方はと言えば「日本式」のスタバなんだな、と。
だから温かい飲み物はマグで来る。
腑に落ちたけどちょっと損した感じになった。
空いていたから、まぁ、いいか。

[0回]