それにしても今日の空。
銀座四丁目の角に立つ。空を見上げるとまさに「天晴!」。
吸いこまれそうな青い空には、雲ひとつなく、眩しいほどの陽の光。和光のビルの斜向かいにずっと建ってたビルは現在、新築中で大きな虚ろな空間が、その明るさに拍車をかける。
野暮用があり日本橋界隈をウロウロする今日。三越本店を歩いていたら、なんと明日まで長崎フェアーをやっている。
行ってみたらば「慶華園」っていうちゃんぽんで有名な長崎の店が出張営業。
メニューはちゃんぽんと皿うどんだけ。両方たのんで食べ比べ。
皿うどんは残念ながら、揚げたパリパリの細麺しか用意がなくて、それでもいいかとたのんでみれば、これが驚くほどに具だくさん。
ちゃんぽん用のかまぼこに、もやしにアサリにイカにエビ。ネギにきくらげと麺より具材がずっと多くて、ビックリします。
中でもきくらげが生でクニュクニュ、コリコリで、甘めあんかけの味も濃厚。
ちゃんぽんだけは正月用のフカヒレやカラスミが入った高級なのと普通のモノがあって、ただこういう料理は普通のモノが一番おいしい。
そう思って普通のたのむ。
長崎ちゃんぽんの割にスープがサラリとしてて、甘み控えめ。塩の風味がかなり強くて味の輪郭がはっきりしてる。太いストレート麺もスベスベと、ボクの好みでかなりおいしい。オキニイリ。
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ちゃんぽん食べて、そのまま長崎物産フェアーの売り場をみてたら買いたいものをひとつ発見。
ハトシに練り物。それも種類豊富でどれもが揚げたて。いくつか買って家に帰って温めなおす。
海老のすり身を食パンで挟んで揚げるスタイルが一般的なハトシをココでは、薄切りパンでくるんでロール状にしてる。ムチュンと歯切れるエビのすり身が味わい深く、サクサクとしたパンもおいしい。
ちゃんぽん麺の具材を練り物にまとめた「ちゃんぽん揚げ」っていうのがあって長崎気分を堪能します。
長崎フェアを堪能した後、地下の売り場をウロウロします。ウロウロしたら絶対買いたいモノに出くわすってわかっていながら、それでもウロウロ。
そしたらやっぱり気になるモノがあれこれあって、それらを夜のお供にしました。
やわらかくタコを煮たのや菜花の白和え。小柱とネギをぬたにしたものやらをお皿に盛ってソーダ片手にテレビをぼんやり。
今の季節のボクの一番の好物が、緋の蕪漬けで、それを発見。カリコリしながら夜がたのしく更けていく。
ところで森の夜ってこんなふうに更けていくのかもなぁ…、って思わせるような動画をひとつ。
Projections in the Forest from 3hund on Vimeo.
ドイツの3人のアーティストが6週間という日数を費やして、森全体にプロジェクションマッピングをほどこしたステキな映像。
森は夜にも眠ることなく、昼とは違ったあらたな森が目をさますんだ…、と思ったりする。明日はちょっと忙しい。[3回]
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