八竹で折り詰め買って朝にかえます。
うちの近所にある大阪寿司の老舗のお店。
朝早くから穴子やかんぴょうを焼く甘い香りが通りに流れでてくる、朝、空腹でこの店の前を通るとお腹がグーッとなる。
今日はちょっと忙しくなりそうな予感がしてそれで、朝にお腹をシッカリ満たしておきましょう…、と、ここの売り物の商品がほとんどもれなく入った折り詰め。
「1人前半」という名前のモノを作ってもらう。
箱ずし。
穴子の中巻、それから茶巾寿司。
注文してから作ってもらう。
だからテーブルに座ってどうぞお待ちください…、と、それと一緒にお茶をもらった。
あったかい。
お使い用と、家庭用の2種類の包みが用意されてて、お使い物というと木の折り詰めに詰めてくれる。
自宅使いですって言うとそれが簡単な包みになって50円ほど値引きしてくれる配慮がステキで、それで簡単な包みを選ぶ。
1人前半という分量だからなのでしょう。
割り箸2本ついてくるのがなんだかうれしく、会社に着いてそれをお皿に盛ってしばらくウットリながめる。
うつくしい!
穴子にエビに卵焼き、小鯛に鯖のバッテラと色とりどりの具材を貼った箱ずしが、まるでモザイク…、お腹がなります。
カッチリとした断面が、見事にスパっとうつくしく男の口で丁度一口。
サイズもたのしくパクリと味わう。
ここの茶巾は具だくさん。
シットリとした甘い薄焼き卵でくるんだ酢飯には、胡麻にヒジキにかんぴょうが細かく刻まれ混ぜ込まれてる。
空気をタップリ含んでふんわか。
分厚く切った蓮の酢漬けと焼いた穴子を台にして、そこにシャリ。
それから玉子でくるんで三つ葉で結んでる。
食感ゆたかで、しかも味わい多彩で舌が宝探しをするようでなんともたのしい。
口もお腹も喜ぶ一品。
ギッシリ固めに巻いた穴子とキュウリの中巻、ココのお寿司はシャリを味わう寿司なんだなぁ…、と思ってニッコリ、オキニイリ。
それにしてもココの穴子は香ばしい。
しっとり炊いて、こんがりと焼く。
炊きすぎて繊維が崩れる、まるで穴子のムースのような仕上がりを好む人もいるけれど、ココのはそれよりかなり固めで、穴子の食感が残ってる。
それがおいしい。
存在感があって固めのシャリと一緒になっても負けない。
噛んでるうちにそれがフックラ、やさしくとろけてご飯と混じりあう食感がまたたのしくてクセニナル。
そういえばこの店の前を朝、通勤時間に通ると穴子を炊いてる匂いが漂っている。
嗅ぐ度お腹がグーッとなるのもウレシキ街の香りのひとつ、オゴチソウ。
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そして、スタバでお茶をたのしむ昼のコト。
スタバに来る度。
例えば朝食を食べようか…、っていうとき以外は大抵、お茶をと思ってきます。
お茶といっても大抵それはコーヒーなんだけれども「お茶」…、「お珈琲」ではないのが不思議(笑)。
お茶をたのむ前、まずはレジ横のショーケースを覗いてみるのがクセになってる。
大抵、いつも見慣れたモノがそこにあり、これならいいや…、とお茶だけにする。
半ば失望。
半ばホッとするのがちょっとたのしくて、ところが今日。
見慣れぬモノを発見します。
フレンチトースト。
赤い紙のトレイに入った、小さな食パン。
明るい黄色…、つまり玉子の黄身の色をして耳がコンガリ焼けている。
ホイップクリームをお添えします…、って但し書きまであってこれは、食べてみねばと。
世をあげて「ホットケーキ」や「パンケーキ」がブームのようでありますけれど、次は絶対フレンチトースト。
そう個人的に思っていまして、それでフレンチトースト見るとたまらずたのんで試してみたくなるのであります。
オーブンの中であっため、そこにプシュッとタップリホイップクリーム搾る。
香りがまずは良くてホワンとバニラの香りがやってくる。
トレーの底に黄色いソースのようなモノが滲んで溜まっているのだけれど、おそらくコレが香りの主。
舐めると固まる前のプリンのようで、これをタップリ吸い込んだパンが焼けているというコト。
フォークでひとかけ。
ブシュッと潰れて舌にのっかり、甘くてやさしい味がジンワリ、口いっぱいに広がっていく。
やさしい、やわらか、なによりフンワリ。
口で潰れる儚い食感と、喉の奥へとなくなってもずっと持続するプリンっぽい香りと甘みにウットリします。
良くできている。
これを朝に食べたらどんなにおいしいことだろう…、って思ったりもする、オキニイリ。
一緒に、アイスショートヘーゼルナッツソイラテ。
冷たいラテが、おいしく感じる季節であります。
切ない香りがオキニイリ。
ちなみにボクのマックで「あいすしょーとへーぜるなっつそいらて」と入力して一気に変換しようとしたら「アイスショーとヘーゼルナッツソイラテ」って変換された。
なるほど、アイスショーにヘーゼルナッツフレーバーのソイラテを持っていけばたのしいかもネ…、ってステキな提案(笑)。
パソコンの変換プログラムって、複数の文節にまたがって変換すればするほど辞書が賢くなるってコトはしってはいるけど、変換プログラムが分節認識が苦手だった時代のコトを指が覚えているのでしょうね…、文章丸ごと一気に一括変換っていうのがあんまり得意ではないワタクシ目。
たまにこうした楽しい誤変換をたのしんだりする…、まぁ、それもよし。
ヘーゼルナッツの香ばしい香りとソイの若くて青い香りが一緒に喉の奥へと流れこむ、フレンチトーストの甘さをサラッと流して口をスッキリさせる。
仕事をガンバル、甘い元気をいただいて、さてさて仕事といたしましょ。
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