サカキノホトンブログマンハッタンと讃岐の間

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

マンハッタンと讃岐の間

マクドナルドで軽く打ち合わせ。
昼のご飯がちょっと軽め…、石窯ご飯の量がかなり少な目だったので、ハンバーガーをおやつに食べる（笑）。

３月４日から始まっていた、期間限定のスペシャルバーガー。
マンハッタン。
これが第四弾というコトなのだけど、そもそもあんまりこうした季節商品に興味がなくってそれではじめて。
テキサスもマイアミもアイダホだってスキップし、一挙にマンハッタンというコトになる。
さてさて、どうでありましょう。

商品もらって箱をあけたら、どうしようって思うほどにペッタンコ。
店頭にある商品写真はフックラしてて、とてもおいしそうに見えるのだけど、あれは誇大広告寸前の撮影用の姿形でありましょう。
箱の上にきれいにおいて、記念撮影をして食べる。

味も残念。
具材がどうこう言う前に、バンズがいかん。
バサバサしてて唾液をゴッソリ奪い去る、確かに昔、アメリカのパンってこんな具合だったよなぁ…、ってナツカシカナシクなる食感。
ニューヨークの料理ってマズイんだよネ…、って言う人がいる。
たしかにマズイ料理もあるけど、それは日本とて同じこと。
旨い料理もたくさんあるヨ…、ってみんなに吹聴するのだけれど、このハンバーガーにマンハッタンと名前をつけて売るだけボクの言葉が説得力をなくしてしまう。
ビーフパテもボソボソしてる。
パストラミだとかモツァレラだとかと使って必死に風味をだそうとしているけれど、ボクは苦手で、これはすんなり忘れることにすることにした。

セットで食べたフレンチフライ。
これは変わらぬおいしさで、いつも通りで感心します。
揚げたてのときの甘い香り。
ハフハフするほど、熱くて油の香りも旨い。
塩の加減も絶妙で、しかも冷めても風味が悪くならないのです。
揚げ物は冷めると風味をなくしたり、あるいは油臭くなってしまうモノ。
油が違う…、のでありましょう。
もしかしたらば、化学的に操作を受けたずるい油かもしれないけれど、それはまたそれ。
ファストフードでそんなコトを考えていちゃぁ、何も食べられなくなっちゃうモノね。
ケチャップもらってタップリつけて、ハフっと食べると、あぁ、アメリカに行きたいなってウットリしちゃう。
アイスコーヒーもまたおいしい。
マクドナルドっていうお店。
お客様の感心をひくためにこうしたキャンペーン商品を次々、リリースしなくちゃいけない…、それは分かりはするのだけれど、やっぱりおいしく飽きずに食べれる料理は定番。
歌の世界が結局、スタンダードナンバーに落ち着いていくのと同じことネ…、って思ったりした。

そして夜…、讃岐から飛んできた半生うどんを料理する。

まず、茹でる。
大きな平鍋にタップリのお湯。
沸騰するのを待ちながら、それにしても大変な分量のお水だなぁ…、ってしみじみ思う。
茹でる、蒸す、あるいは煮る。
日本の料理はお水をタップリ使って作るモノが多い。
水の資源が豊富でだから、そうした文化ができたんだろうけど今、被災地では水にも苦労する状況。
うどんをこうして茹でられるという、この当たり前がとても贅沢なモノに感じる。
沸騰をしたお湯にうどんを放しクツクツ、細かな泡をまとわせ茹でる。
茹だる間に大根おろしをスリスリおろし、カマボコ、それから島根名産の「あごの竹輪」を細切りにする。
それからネギ…、タンタン、タップリみじん切り。
１２分ほど時間をかけて茹でながら、うどん屋さんとかそば屋さんって水とガスをおどろくほどに使う業態だったんだ…、ってこれまたしみじみ。
今まであまり気にしなかったエネルギー効率のコトを最近、よく思う。
エコとかっていう生易しい言葉じゃ表現できぬ、死活問題のような感覚。

これまた水をザブザブ使って、麺を冷やしてしめあげて、鉢に全部をもりあげて天かす、それからスダチの実。
讃岐の醤油をかけまわしつつ味整えてズルンとたべる。
つややかで、水を飲み込むようにやさしくみずみずしい麺、それに大根おろしの甘味とネギの香りがからむやさしいゴチソウ…、お腹がスキッと満たされる。

ところでケチャップがらみの話題をひとつ…、アメリカでこんなお持ち帰り用のケチャップのパッケージがリリースされているんだそうです。

Dip & Squeeze。
「浸すこともできるし、搾ることもできまっせ」パッケージとでも訳しますか…、これはかなり便利でござろう。
ハインツが開発して導入したというパッケージで、なるほどハインツのケチャップポンプみたいな形をしていてかわいい。
今日みたいにフレンチフライにつけて食べる時にはペロンとめくって使えばいいし、ハンバーガーなんかに施すときには先端部分をちぎってプチュッと搾るといいって、いろんな用途に使えるんでしょう。
コンビニなんかでコレを配る…、あるいは売ったらかなりの需要があるんじゃないかって思ったりする。
他にもマヨネーズやマスタード、あるいは最近、販売されたばかりのジュレポン酢なんかもこんなパッケージが使い勝手が良さそうで、日本で早く登場ヨロシク…、って思ったりする、さて、寝よう。

[0回]

2011/03/24 (Thu) 食品・スイーツ・コンビニ Trackback() Comment(4)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

ケチャップ

これは良いケチャップですね！
ケチャ大好き、私の身体には血液の代わりにケチャップが流れているので(笑)、ぜひとも日本でも流通させてほしいですね。

マック、確かに最近、期待して行ったらすごくがっかり･･････ってことが多い気がします。
マックにたどり着くまで一時間以上かかるっていう地理的な要素も含めて(笑)
いつ行っても期待を裏切らない、そんな定番があるとやっぱり安心しますね。
悩んだ末に結局いつもと同じのを頼んでしまうって、悪いことじゃないんだなぁと思いました。

hidaritica さん / 2011/03/25(Fri) /

編集

定番

> hidaritica さん
マクドナルドの長い歴史は、チーズバーガーとミルクシェーキ、それにフライドポテトで始まった。
その後、世界的な定番として定着することができた新商品は、ビッグマックとチキンナゲットだけなんだ…、と言う人がいます。
お金をかけて研究開発して万全の構えで導入しても、そのほとんどは定番になりえない。
それほど飲食業というのは大変な仕事なのですね。
だからこそ、定番が変わらず頑張っているうちはまだ大丈夫…、ということなのかもしれません。

ケチャップ。
お湯にちょっと加えると、抜群のうま味を出すんですよ。
トマト液っていって、本当にちょっとだけ、例えば味噌汁に入れてもおいしさを発揮したりしてくれます。
ボクも大好きです。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/25(Fri) /

編集

たしかにマックも

なんだか最近変ですよね。マンハッタンのセットに720円出すのはちょっとつらいなって思います。そういえば、こちらでもマックカフェのお店が出始めました。確かに値段を考えると美味しいですが、やっぱりスタバのラテのほうがいいかな（笑）とおもいます

あっくんさん / 2011/03/26(Sat) /

編集

普通のマック

> あっくんさん
スタバにいくと、スペシャルな飲み物を飲みたくなりますが、マックでは普通のマックが一番。
飲み物もラテなんかよりも普通のコーヒーがおいしく感じます。
ハンバーガーもそう。
雰囲気がどんどんよくなっていくのはありがたいところです。

サカキシンイチロウさん / 2011/03/26(Sat) /

編集

■ この記事のトラックバック

この記事にトラックバックする：

サカキノホトンブログ

[PR]

マンハッタンと讃岐の間