サカキノホトンブログペリカンサンド

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ペリカンサンド

昨日、友人からもらったパン。

上野田原町のペリカンという、愚直なほどにまじめなパン屋さんの食パン。
それからロールパン。
ギッシリ詰め込まれた袋の口を、テープで留めるのじゃなくキュキュッと結んで閉じている。
袋を開くと甘ぁい香り。
ひとつひとつが不揃いな、でもきれいにクルンと形作られたロールパンを使って朝のサンドイッチを作る朝。

熱々にしたスキレットの上にパンを並べて、あっためる。
ちょっと焦げ目がついたらコロンと転がして、表面パリっとさせていく。
パンが吐き出すおいしい匂いをかぎながら、具材の準備。

まずソーセージ。
軽く茹でて余分な脂を吐き出させ、お湯をこぼしてそのままコロコロ、火を通す。
表面包む腸がパリっと香ばしくなり、そこにケチャップ。
軽く炒めて、トロミと香りを出してやる。
千切りキャベツを炒めて、塩と胡椒で風味をつけてパンにはさんで、まず１種類。
ツナにキュウリのみじん切り入れ、芥子マヨネーズをタップリ加えてまとめあげ、胡椒を足してパンに挟んで二種類目。

ミッチリつまった細かな生地に、自然な甘み。
小麦の香りがポワンと軽やか。
ほんとにほのかなバターの香り。
パンそのものがおいしくて、しかも確かな歯ごたえがある。
パキンと砕けるソーセージ。
シャクっと炒めたキャベツも甘く、みずみずしくて、焦げたケチャップの香りを受け止めサッパリさせる。
癖あるツナの香りもシッカリ受け止める。
一口ごとに目が覚める。

濃厚牛乳、ゴックリと飲み、濃厚な朝、やってきた。

一緒にバナナ。

スーパーで一本だけ買い、キッチンのカウンターの上にてジックリ熟成させたモノ。
なぜだかボクはみずみずしくないフルーツが好き。
洋梨、イチジク、ボクボクとした印度リンゴにそれからバナナ。
なぜなんだろう。
おもしろい。

ムッチリとした噛み応え。
唾液と混じって、トロトロ、みるみるクリーミーになっていく。
エキゾチックな香りと甘み。
時折、奥歯にはさかる筋が舌にふれると痺れるような苦みを吐き出す。
果物じゃなく、薬のような秘密をどっかに隠してる。
体がミシっと音たてるよな、何かに効きそな不思議な味わい。
エネルギー！

ところで、ところで。
バナナつながりのガジェットひとつ。

バナナの形をしたバッテリーの充電器。
形をしているだけじゃなくって、皮をツルンと剥くようにして中に電池を格納する、って、ちょっとたのしい一工夫。
パソコンのUSBの端子から電源をとるようになっていて、単三。
それから単四乾電池を充電することができる、というもの。
おもしろい。
キュートでかわいく、プレゼントなんかにピタっとはまる。
値段はちょっとお高め、22ドルで、USB関連のガジェットばかりを集めたサイトから実際、購入できる。
心がユラっと揺れちゃいますね。

それにしてもUSB端子から電源供給を受けて駆動するおもしろガジェットの多いコト。
ちょっとビックリ。
かなりビックリ。
思わずポチッとマウスをクリックしたくなる。

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