サカキノホトンブログおむす人

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おむす人

さて月曜日。

今週はちょっと大忙しの一週間。
明日、大きなイベントを予定していて、それで朝から大移動。
元気を、ここでもらうことにする。

「おむす人」。
チェーン店ではあるけれど、あまり無理してお店をたくさん作らない。
ココ数年、年に２軒くらい増えてる程度。
ほとんどの店がテイクアウト専門で、イートインがあるのは全部で６軒ほど。
作ったばかりのおむすびの味は格別。
ここでも、イートインで食べるおむすびと、テイクアウト用のおむすびは塩のうち方、むすぶ具合もちょっと違う。
作った人の手のあたたかさが、直に口の中にはいってくるような、とてもあたたかな朝のゴチソウ。

おはようございますって、挨拶をして注文をする。
お店の中にはおばさん３人。
みんな見知った人たちで、レジの前に立つ人以外はみんな忙しそうに手を動かしている。
でもほんのちょっとだけ…。
手を止めボクの方をみて、ニコッとほほえみ会釈する。
接客用語をがなりたてる形だけの声よりも、声にならずとも笑顔と仕草で敬意を表す。
ステキな挨拶…、ニコリとなった。

おむすび二つ。
それに揚げたソーセージ。

最近、おむすびに合わせてたのむのは「おかずセット」って言う盛り合わせ。
玉子焼きにソーセージ。
それから鶏の唐揚げがひとつづつのるモノをとってた。
それぞれそこそこおいしくて味が多彩でちょっとお得な気がして、それをとってんだけど、今日はズバリ、ソーセージだけ。
ココの揚げたソーセージ。
プチュンとしてて、表面サックリ。
結構、おいしい。
ソーセージの中の水気が油に吐き出されてて顎においしい噛みごたえ。
肉のうま味もギュギュッと凝縮されていて、かなりおいしい。
オキニイリ。

それを一口、プチュンと食べておむすびパクン。
モグモグするとご飯と馴染んで、油が口をやさしく覆う。
ソーセージを口に含んでお茶を飲む。
肉と油のうま味がお茶に混じってまるでおすましみたいな味になるのもオモシロイ。

おむすび二種類。
ひとつは梅とおかかのおむすび。
かなり酸っぱいここの梅干。
その酸っぱさを醤油まぶしのおかかのうま味でなだめる感じ。
舌って不思議。
酸っぱいものを食べると必死に、その反対の甘みをさがす。
ご飯の甘み。
かつおぶしの中のうま味を甘みにかえて、それで味を中和する。

それからツナマヨ昆布を選ぶ。
最近、ちょっとオキニイリ。
ツナマヨだけだとツナの風味が勝ちすぎて、洋風寄りになりすぎる。
けれどそこに塩昆布が混じると不思議と、ツナの臭みがなくなって魚のうま味に変わってく。
九州博多に「塩さばむすび」って焼いた塩さばをほぐして具材にするおむすびがある。
その味わいにちょっと似てくる…、なんだかちょっとなつかしい味。
お腹もほどよく一杯で、さぁ、がんばろう、月曜日。

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