ちょっと小腹が空いたよう…、おむすび権兵衛で昼にした。
今日は四ツ谷を中心に、東京の街を西に東に移動する日で、朝に続いて四ツ谷の駅の上にくる。
東京のいろんなところにお店のあるココ。
けれどここだけ「Farmers Kitchen」って名前で、おむすびだけじゃなくお惣菜が充実してる。
どれも体にやさしい商品。
もともとココは白米よりも玄米ご飯でつくるおにぎりにこだわっていた。
体にやさしい料理を作るには、やさしくしかも丁寧に作られた素材をまずは手に入れなくちゃ…。
それで日本全国に契約農家を作って、健康的なお米を手に入れそれでおむすびを作ってきた。
言うのは簡単。
けれど、そうしたこだわりを手放さないでしかもお店をたくさん作る。
大変だったろうな…、と思う。
あきらめなかった、生産者に対する思いを形にしたら、こんなお店になりました…、って感じのお店で、販売カウンターの後ろに客席。
そこに素材選びの思いを書いた大きな黒板。
なるほどなぁ…、って思います。
おむすび1個。
しそじゃこ玄米って最近ちょっとオキニイリのをたのんで食べる。
一緒に豚汁もらってハフっと…、お腹と心をあたためる。
ココのおむすびで特徴的なモノが玄米。
しかも海苔でくるまぬこうしたスタイルのモノ。
手づかみで食べるのはむつかしい。
海苔でくるんでないばかりか、むすびかたがやわらかで強く掴むとボロッと崩れる。
しかも具材が満遍なくご飯の間になじんでいるから、崩れ易さに拍車がかかる。
手で食べるよりお箸で食べるのが相当な、特徴のあるむすび方。
近所にあるおむす人のおむすびは、手の中では絶対崩れず、なのに口に入れた途端に、ホロッとちらかるそのたおやかで儚いところ好きでずっと、そちらの方を贔屓していた。
けれど最近。
これもいいな…、と。
もって帰って食べると不思議…、ご飯とご飯がカチッとひとつにまとまって崩れることが少なくなる。
でもそれだとここ独特の食感を味わうことができなくて、だからこうしてココで味わう。
玄米ご飯がホツホツ奥歯を叩いてたのしく、噛めばうま味を吐き出してくる。
ジャコの風味としそに胡麻。
香り、食感、味わいが特徴的で強い素材をつかいつつ、それでも口は玄米ご飯を食べているって満足感を味わえる。
やさしい味わい、食べて瞬間おいしくはない…、けれどしみじみ後から後からおいしいご飯の味が追いかけやってくる…、しみじみおいしい、オキニイリ。
大きく具材をカットした大根、ニンジン、ごぼうにお揚げが入った汁もやさしい味わい。
さてさて仕事にでかけます。
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午後にちょっとヘビーな仕事、なんとか終えてスタバでぼんやり、ホッとする。
ドリップコーヒーと一緒に今日も、甘いものをたべたくなってフレンチトーストはあるかしら?
シナモンたっぷりふりかけて、食べ直さなくちゃと思ってみたら、見事売り切れ。
かわりにチェリーパイを発見します。
アメリカのテレビドラマ「ツインピークス」が流行った頃、おいしいチェリーパイを食べさせる店を探せ…、的なコトが話題になったコトがある。
ホテルオークラの、コーヒーショップのチェリーパイが、見た目似ていて、それでちょっとブレイクしたりもしました、ナツカシイ。
ちなみにこのパイ。
素朴なアメリカ的というより、ちょっと華やかな仏蘭西菓子のようにできていて、目にウルワシイ。
味もなかなかに上等でした。
ザックリとしたタルト生地。
シナモンの香りをふくんだマジパン。
それにコッテリとしたカスタードクリーム。
それらが口でひとつになって、そこにダークチェリーのシロップ煮のノッタリとした酸味とクチュっと潰れるみずみずしさが鮮烈。
ほんの少しの渋みが甘さをひきしめる。
ドリップコーヒーと一緒に食べると、不思議なほどに互いがおいしさ引き立てあって、口がとまらぬたのしいオヤツ。
アメリカのコーヒーショップのちょっと酸っぱくなったコーヒーもパキッと甘いアメリカのケーキと一緒に飲むとおいしく感じる…、そんなコトを思い出したりするおやつどき。
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