サカキノホトンブログおそくおきた日曜日

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

おそくおきた日曜日

朝、ちょっと疲れが溜まっていたのでありましょうか…、久々、寝坊。

朝食と昼食を一緒に作って、一緒に食べる。
タイ風のグリーンカレーを食べましょう…、と。

買っておいたジャスミンライス。
お鍋で焚きます。
タイ米という存在と電気炊飯器っていうのがちょっとなじまぬような気がして、それでお鍋にサラサラお米を注ぎ込む。
ほぼ同量の水を注いで蓋してそのまま火にかける。
ガラスの蓋で中が窺い知れるのがいい。
じっと見てると泡がブクブク沸き立って水がほとんどなくなってお焦げの匂いがやってくる。
ちょっと蓋開け食べてみたらばまだまだ芯があって生煮え。
お水を加えて再び火にかけ、そして蒸らして出来上がり。
お焦げがかなりシッカリできて、タイ米独特のジャスミン風味が弱くなったのが残念なとこ。
次は蒸して仕上げてみよう…、って思った。

それからカレー。
グリーンカレーのルーが缶詰であり、タケノコ、おナスと具材フンダン。
それに鶏と玉ねぎソテしてより具だくさんにして煮込む。
チキンブイヨンで足りない味をちょっと足し、ご飯にザザッとかけてハフハフ。
動物性の脂を使わぬサラリとしている食感が、お腹の中をスッキリさせる。

外にちょっと用事があって家に帰る途中に小腹がすいたと感じる。
それで近所のハ竹でお寿司を買っておやつとすることにした。

穴子とキュウリを巻いた寿司。
寿司屋さんで、〆の巻物。
カッパやカンピョウで軽く仕上げるのが定番だけど、ちょっと気取って「穴きゅう」。
あるいは「ひもきゅう」。
ちょっと大人なきぶんだねぇ…、って。
寿司の最後にキュウリのようなみずみずしくて、パキッと歯ごたえたのしいモノを口にいれると、ほっと気持ちがするものです。
しかもそこに穴子や貝のひもなどが、風味や旨味を添えるとなおさらおいしくなって、〆が〆にならなくなったりするのだけれど、やめられない。
寿司屋の穴きゅうは、たいてい細巻き。
〆は〆であって、お腹にたまらぬコトを至上の価値とするから。
けれどココの穴きゅう巻きは、粋な中巻。
太巻きだと、食事の量になってしまってお腹いっぱいになりすぎちゃう。
これならおやつ。
一口分でスキッと口に収まってくれ、しかもキュウリや穴子の量も存在感を感じるくらいに巻けるのですね。
あまり酸味をきかさぬココの、シャリを穴子がおいしくさせる。
仕事をしながら手づかみでモグモグしてるとあっという間になくなって、もうひと巻きっておねだりしたくなるオキニイリ。

ところでここでいつも感心するのが包装。
お使いものにお願いしますというと定価で、経木の箱に包んでくれる。
けれど自宅使いなんですっていうと紙でササッとくるんでくれて３０円だけ値引きする。
合理的にて賢いシステム…、今日はササッと質素な包みでおうち使いを堪能す。

冷蔵庫の中にみつけてありあわせにて、お汁を作る。

千切りキャベツ。
ザクザク、キャベツの芯まで刻んでそれをお鍋にドッサリ入れる。
そこに少々、お水をくわえ白出汁、それからお酒を少々、蓋して強火で蒸し煮にします。
しばらくするとキャベツがしんなり縮んでカサが減ると同時に水気が増えてくる。
キャベツから出た青いジュースと、出汁の風味が混じって甘い。
塩で軽く下味を入れ、そこにかにかま、ほぐして入れます。

カニのカマボコ…、そのまま食べてももちろん美味しく、けれどこうしてスープに入れると味と風味を出しておいしくしてくれる。
何しろうま味の塊ですから。
風味もよくて、コレを入れると途端にスープの味が豪華になっていく。
最後に醤油をチョロンと入れて、風味を付けたら出来上がり。
シャクシャクとしたキャベツの食感、それにプルンとカニのカマボコの食感が混じってなんとも豪華な味わい。
サッパリとしたうま味になにより、野菜がタップリ食べられたという気持ちがとてもおいしい一品…、即席だけどこんなにおいしく、しかもお腹に溜まってくれる。
なんだかちょっと、アリガタイ。

ところで最近、オキニイリにしてウットリとする飲み物ひとつ。

「大人のイチゴミルク」って言う、缶ドリンク。
コンビニエンスストアーで見つけて買って、ハマっております。
本当にイチゴの味がする。
香りも酸味も、そして後に残る甘みも見事にイチゴ。
甘くて、ちょっと酸味もあって、どう言えばいいんだろうなぁ…。
練乳がけのイチゴミルクを潰したものとはちと違う。
そこにちょっとヨーグルトをたし、子供っぽさに決別しました…、ってそんな感覚。
飲み心地。
そのまま飲んでもいいのだけれど、あまりにコッテリ。
だからゴクゴク飲むというよりコクリ、コクリと舐めるように味わう感じがぴったりとくる。
むしろグラスに氷をたっぷり押し込めて、氷の隙間をこれで埋める。
そしてゆっくり。
氷を溶かすようにして、味わい飲むとよりおいしさがましてくる。
いちごミルクのかき氷。
それが溶けたところをゴクリと飲んでる感じ。
水でかなり薄めて飲んでもシッカリイチゴの味がするのがなんだかステキ、オキニイリ。

それにしてもコレ…、バヤリースブランドだというところにちょっとビックリ。
バヤリースといえば、アメリカ生まれのちょっと薄目のオレンジジュースってイメージがあり、こうしたコッテリ濃厚な大人味ドリンクを出すっていうのがかなり意外でおどろきました…、オモシロイ。

[0回]

2012/01/22 (Sun) 食品・スイーツ・コンビニ Trackback() Comment(2)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

関西風

こんばんは、パート2。

少し前の記事にお寿司の関西風について書かれていて、生の握りとの違いを初めて知りました。

歳を重ねて最近はめっきり関西風が好きだわーと思っております。お気に入りはかんぴょう巻きのさび入りです。この穴きゅうもいーですねえ。

これらとお酒。
合わないわけないですよねって、いちごミルクじゃなくてすみません笑。

bunさん / 2012/01/22(Sun) / URL

編集

関西風

> bunさん
ボクは寿司はなんでも大丈夫な方なんですけど、あまり生々しいのはちょっとなぁ…、って思うようになりました。
生の魚って脂っぽいような感じもして、ちょっと手を加えた関西風がサッパリお腹にやさしいようにも思います。
ボクは寿司でお酒ってタイプじゃないので、いちごミルクで十分です（笑）。

サカキシンイチロウさん / 2012/01/22(Sun) /

編集

■ この記事のトラックバック

この記事にトラックバックする：

サカキノホトンブログ

[PR]

おそくおきた日曜日