渋谷でちょっと待ち合わせ…、場所をハチ公のお尻尾のところで待っているからネって約束をしてボンヤリまった。
そしたらなんとハチ公って、外人さんに大人気。
観光客とおぼしき人達、それも西洋系の人たちがうれしそうに写真を撮ってる…、ガイドブックかなにかに紹介されているのでありましょう。
ほらほら、コレ!って感じで近づいてきては迷わずスタッと横に立ち笑顔でパシャリと写真に一緒に収まる姿…、邪魔せぬようにお尻尾の横に立って待つこと叶わなかった(笑)。
そういえばハチ公広場のすぐ横にある交差点て、多分、日本で一番有名な交差点じゃないかしら…、映画やPVで東京が紹介されるときにはかならずこの交差点が選ばれるもの。
オモシロイなぁ…。
銀座じゃなくて、渋谷のココが世界的にはこの東京の中心なんだって思ってニッコリ。
写真をパシャリと撮ってみた。
それにしても広場を囲む木々の葉っぱが落とす影。
どことなく秋の風情を感じさせます。
日差しは強くもちょっと切ない季節であります。
そして昼をゴントランシェリエでランチとしました。
先日、ココの一階にあるパンの売り場のイートインスペースでパンをためして、いいパンができるようになったんだなぁ…、って感心しまして、それで今日。
2階のカフェ。
白いテーブル、カジュアルなデザインの椅子がならんだ気軽なレストラン。
オープンキッチンで料理がテキパキできあがる。
女性のシェフやキッチンスタッフがニコニコしながら料理を作るさまがゴチソウ…、なんだかワクワクしてきます。
一階にパン工場ができていて、そこで次々焼かれるパン。
その焼きたてのパンが食べ放題といううれしいサービス。
しかもパンが布の袋に入ってやってくるのがお洒落でステキ。
この袋のまんま、持って帰りたくなるステキがステキでしかもパンがなかなかおいしい。
今日のパンは3種類。
ひとつは普通のバゲットで、表面ザクッと歯ざわり軽い。
小麦の香りが濃厚で、鼻にパンをつけると香りが甘い。
噛むとムッチリ。
けれど決してネバネバ粘ることがなく、スキッと歯切れて何か料理がほしくなる。
それからカレー風味のバゲット。
この店、カレーの香りにかなり執着してて、ドッグロールやサンドイッチ用のバンズにもカレーの風味をつけたものが用意されてる。
味はカレーというわけじゃない。
どちらかというと、トマトの酸味を感じるスキッとした味で、けれどカレースパイスの香りが際だつ、エキゾチックな味がする。
最後のひとつは黒ゴマのパン。
イカスミを入れ真っ黒にやき、黒ゴマタップリまわりにまぶして焼き上げている。
だから噛むとゴマの香りがフワッとただよい、そこにクミンシードの特徴のある香りが鼻から抜けて消えていく。
これにミネストローネがついてメインを待つことにする。
ランチのメインディッシュは3種類。
オムレツ、サラダに肉料理。
手が込んでいる料理じゃないけど、パンをおいしくおかわりするにはピッタリのモノ。
今日の肉は豚肉で、それをシットリ。
フォークの背中で軽く押すだけでホロッとほぐれて繊維がばらける。
まるでコーンビーフのような雰囲気で、気持ちがあがる。
一口食べると、キチッと肉の繊維が奥歯をとりかこみ豚のうま味をジンワリ滲ます。
肉の下にはブイヨンの中で煮込んだジャガイモ。
これはシャキッと芯に硬さを残して仕上げて外はフックラ。
肉の繊維と一緒に味わうと、その食感のコントラストにウットリします。
同じブイヨンで煮込んだ冬瓜。
水菜をタップリ。
トロトロ、シャキシャキ…、口の中がにぎやかになる。
お肉の上にのかったシシトウが彩り、やさしい辛味をくれて一口ごとにパンをおねだりするオゴチソウ。
3人できて、それで三種類あるメインディッシュをひとつづつ。
今日のオムレツはマッシュルームとチーズをタップリ…、ふんわりトロトロ、卵自体に塩の味とバターの風味がしっかりのって、そこにソース。
トマトをやさしく煮込んだ中にガーリックと細かく刻んだエシャロット。
オムレツがなぜだかイタリア料理のようになっていくのがたのしい一品。
それからサラダはモルタデッラとサラミをのせたタップリサラダで、フレッシュバジルにミントの葉っぱが風味さわやか…、パンのオカズにぴったりだった。
お店の人の笑顔もキレイで、オキニイリ。
関連ランキング:パン | 渋谷駅、神泉駅、表参道駅
[5回]
PR