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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    夕方から赤坂にきて打ち合わせ…、カフェベネにくる。
    韓国発で中国ではガンガンお店を作った果てに、売上不足で加盟店が大量離脱。会社そのものの存続が危ぶまれているスパイシーなチェーン店。赤坂のココも大型、しかもかなり贅沢な作りの店で、なのに静かでどうなることか…、と思っていたら今日は不思議なほどに混雑。



    ただお店の中を埋めてる人を見てみると、カフェに不釣り合いなギラギラとしたおじさんたちが、パソコン取り出し儲け話の真っ最中。
    カフェをたのしむ女子が居心地悪そうで、終わりのはじまり感じる景色。
    暇なカフェ。不人気カフェにはお金が好きなネットワーク系、FX系のおじさんたちが集まってくる。それでますます不人気が定着してきてダメになる。
    隣の席では億単位のお金をシンガポールに逃がす話をしてらっしゃった。嘘をつくと喉が渇くのか、しきりにアイスコーヒーを飲みつつ、汗ばんだ額を手の甲で拭うおにぃさんがかわいそうになっちゃったりもいたします(笑)。


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    それから肉源。オキニイリの肉レストラン。



    地方の友人とひさしぶりに東京であう。おいしくたのしいお店で情報交換とそれでこの店。
    ユックリ7時スタートでと予約をしたらすでに満席。5時だったらばと言われて5時の予約にしました。派手な告知をしないでオープン。だからスロースタートだったようだけど、徐々に人気が定着してる。
    おいしい肉と同じように、おいしいお店はジックリ時間をかけて熟成させるモノなのでありましょう。
    ワインセラーを通ってお店に入る工夫も、たのしい時間を予感させるステキな出迎え。お店の人の笑顔もとびきり。



    パクチーサラダをたのんだら結局、パクチーを食べられるのはボクだけで、それをモリモリ。それからキュウリをパリポリ食べる。
    全部のテーブルに焼肉用のロースターがあり、自分で肉を焼くこともでき、けれど熟成肉のステーキもある。塊肉を厨房で焼きそれをそのまま食べるのもよし。好みの焼き加減にロースターでもう一度焼いて食べるのもよしという。
    いろんなタレの味で肉をたのしむ焼肉屋的使い勝手がある上に、焼いてくれたステーキは酒とおしゃべりに心置きなく没頭できる。その両方が一度にたのしめゴキゲンになる。いい店だなぁ…、とやっぱり思う。オキニイリ。


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    それから今日の二度目の夕食。仕事仲間の打ち上げかねて四谷三丁目の焼肉の店。



    「山星」という小さいながらも実力派。四谷三丁目という街は、焼肉店のたくさんある店。どこもがそれぞれ特徴を出して人気を作る。
    この店は、肉の旨味を素直に味わう、塩ダレだったりあっさり系のタレに特徴のあるお店。
    その特徴を思う存分たのしむために、厚切りたんをたのんで見れば、いやはやおいしい。ドッシリとした脂と旨味が口に広がり、ザクッと歯切れてトロリととける。
    熟成はせず赤身の肉のおいしさを素直に味わうロースやカルビ。最期に酸味が残って消える。サッパリとしていくらだって食べられる。



    ホルモン焼きます。
    脂ののったホルモンにタレをまとわせ網にのっける。網の下には炭がタップリ。炭と網が近くてそれで、脂が落ちて煙がモクモク盛大におちて、それがホルモンに付く。香りたのしく香ばしく、脂も甘くて口の温度がひやりと下がる。
    一緒に上ミノ。
    肉厚。しかもやわらかでザクザク歯切れて噛んでるうちにトロミがでてくる。もともと好きな部位なんだけど、特に今日のは上等でこれ一品で食べに来たかいがあったと思うほど。



    〆に牡蠣チゲ。石鍋にグツグツ入ってやってくる。それと一緒にビビンパとってワシワシ混ぜてハフハフ食べる。
    ビビンパはコチュジャン混ぜずにそのままで、チゲのスープをかけ、食べる。
    チゲの辛味と甘味がほどよく、大根ナムルの酸味も引き立ち、食べてるうちにどんどんお腹がたのしくなってく。
    今日もよくよく食べました。


    関連ランキング:焼肉 | 四谷三丁目駅曙橋駅四ツ谷駅

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    朝をちょっと贅沢に…、と、それで渋谷のホテルの朝。



    駅前超高層ビルの中にある、エクセル東急ホテルの和食のお店を選ぶ。
    25階建てという、今の東京ではそれほど高くはないビルで、けれど立っている位置が絶妙なのでしょう…、西新宿の超高層ビル街がほどよき距離で全貌見せる。
    朝からシトシト雨の降る空。
    雲の中から突き抜ける、ビルの姿になんだか胸が切なくなっちゃう。
    お粥とご飯の定食があり、お粥に銀餡はつきますか?って聞いたら、いいえ、というのでご飯。京都になんだか行きたくなっちゃう。



    ただ、感心したのは「連泊のお客様ではらっしゃいませんか?」といちいち丁寧に聞くことで、連泊だとおかずが変わる気配りをする。
    隣のレストランでは朝のバフェ。それだけでなく和食レストランを朝から開けるこの気概。
    もともと東急ホテルは電鉄系のホテルの中では志が高くてかつて、日本のホテル業界を再生させる鍵を握っているんだなんて、言われていたこともあったほど。

    ほどなく朝の定食がくる。



    お膳にキレイに並ぶ器のうつくしき様。
    ふっくらとした紅ジャケをメインにサイドに厚焼き玉子、明太子。シャケの上には酢で〆た蓮をのっけてあしらいとする。
    しいたけ、里芋、こんにゃく、飛竜頭の煮付けはしっとり。みずみずしい。
    豆の煮たのや、しらすおろしに漬物とご飯のおかずにことかかないから、朝のお腹がご飯のおかわり、たのしくねだる。
    今日も1日がんばろう…、って気持ちが元気になるのがうれしい。



    ポッテリとした大きな梅干しがついていて、それでご飯の上にのっけて、心の中で柏手をうつ。
    白いご飯に梅干しに、焼き海苔があり味噌汁までつく。
    それで十分、朝の食事は心地よい。
    山ごぼうにからし菜、白菜、きゅうりの浅漬けと漬物だって色とりどりで、食感、味わいが多彩にすれば、立派な料理になるんだなぁ…、と、パリポリシャキカリ味わいがたのしむ。
    わかめと油揚げがたっぷり入った白味噌仕立ての味噌汁で、お腹あっためニッコリします。



    食後にコーヒーをおもちますか?と、聞かれて「はい」とおねだりをする。
    決して潤沢なシフトで営業しているわけじゃないと感じる。働いている人はみんなテキパキ、ホールの中を常に動いているのだけれど、ボクがケホケホ、咳したら、すかさず冷たい水が入ったグラスをもって飛んできた。
    「見てする」サービスを心がけましょう…、と飲食店ではよく言うけれど、「聞いてする」サービスまでできるお店はステキと思う。
    感心しました…、よいお店。



    さて移動と、乗ったエレベーターの行き先表示に「渋谷スクランブル交差点」という言葉を発見。
    渋谷名所の「ハチ公」と並んで表記されているのをみて、ちと感心。
    英語で言えば「Shibuya Crossing」。日本が舞台の映画では必ずでてくる世界の名所。バイオハザードの起点もたしかにココでした。
    東京に来て写真を撮るならまずここで、そういう意味ではニューヨークのタイムズスクエアと同じ場所でもあるのでしょう。たのしい発見。オモシロイ。


    関連ランキング:懐石・会席料理 | 渋谷駅、神泉駅


    ちなみに「Shibuya Crossing」で動画検索をかけると、出てくる、出てくる。スゴイ数の動画がアップされている。そのほとんどが、こんな感じ。



    コメント欄にも「World busiest Intersection」とあるように、人が溢れて、なのにみんなが整然とぶつかることなく交差点を行き交う姿を撮っている。
    ある意味たしかに日本らしき景色だろうなぁ…、と思ったりする。オモシロイ。

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    そして夜。渋谷で用事で渋谷でご飯。



    用事の前のほんの少しの時間を使って、軽くお腹を満たすため立喰寿司の「魚がし日本一」を選ぶことにする。
    立ったまま、食べたいものだけちゃちゃっと食べて、ごちそうさんとお店を出られる。寿司がそもそもファストフードだった時代の食べ方を、そのまま出きる粋なところが取り柄のお店。



    最近、目立つのが外国からの観光客。特に白人系の人たちの姿を見かける。
    寿司を食べたい。けれどたくさん食べたいワケじゃない人たちに、こういうシステムがいいのでしょうね。
    今日も二組。目の前のネタケースを指さしワーキャー食べていた。
    時間は夕食時には少々早めで、だからカウンターの中の握り手一人をほぼ独占。それでテキパキたのんだものがやってくる。
    ちょっとのつもりが、結構、たくさん食べちゃうウレシさ。



    漬けのマグロがねっとりとしてなかなかの出来。それで調子づいたこともある。
    シマアジ、コハダに生アジと次々お腹の中におさまり、貝をあれやこれやとつまんで食べて、シャリのほどよい人肌具合に口が喜ぶオゴチソウ。
    中でも寒ブリの脂ののって旨いこと。
    漬けのイカゲソにマヨネーズのせ、炙って食べるとコリコリ、奥歯がたのしくなってく。オモシロイ。



    立派な赤エビがあってそれを握ってもらうと、頭はいかがいたします?って。
    味噌汁にしてもらいましょうか…、とお願いすると、軽く炙った頭だけお椀に入れて、厨房の中に手渡して、味噌汁はってやってくる。
    なかなか粋で、なかなか旨い。
    体もちょっとあったまり、次に向かって移動する。


    関連ランキング:寿司 | 渋谷駅神泉駅



    用事をすませて、なんかお腹が軽くすく。時間は10時過ぎのコト。



    渋谷という街。若いもの向けの店には宵っ張りのお店が多くて、けれどおじさん向けのお店は早じまい。
    10時の時間にあいてるラーメン店を探すのに難儀をします。そういえば、桂花ラーメンが近所にあったはずだよなぁ…、とちょっと探してやってくる。
    こざっぱりしたお店の外観。いつの間にか「熊本ラーメン」のタイトルついて、お店の中にはくまモンポスター。ちゃっかり便乗なさってる(笑)。
    冷たい普洱茶が飲み放題というのがウレシク、2人で2つを分けあい食べる。



    ひとつはココの名物料理の「太肉麺」。
    豚の三枚肉をじっくり煮込んで脂がトロトロしたのを、どっしり乗っけて味わう料理。白濁系の豚骨スープ。醤油の風味に焦がしたネギが香ばしく、生のキャベツがたっぷりのるのがココの特徴。
    最初はバリバリ生のまま。それが熱々スープに触れて、熱が入ってキュッキュしてくる。歯茎が痒くなるようなキャベツの食感、オキニイリ。



    もうひとつ。「五香肉麺」。
    ウーシャンローメンと呼ばせるところが、本格的ともうしますか、五香粉という台湾料理の代表的なスパイス使った豚肩ロースの唐揚げのせた、パーコー麺的ずっしりラーメン。
    よーく叩かれ肉がちょっとホロリとなったところにスープが染み込み旨い。
    もともとついてやってくる茎わかめを追加でたっぷりのせてもらって、夜の健康試みる(笑)。
    明日は早朝、早起き出張。家に帰ってバタンキュー。


    関連ランキング:ラーメン | 渋谷駅神泉駅

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    そして会食。とにかく肉のおいしい店があるんだ…、と誘いを受けてやってくる。



    「まるに」という店。
    小さな飲食ビルの中。看板だけがたよりの2階にある店で、もともとは居酒屋だったのでありましょうか。小さな厨房。客席と隔てる壁を繰り抜いて、肉がならんだネタケースと、そこだけみると焼き鳥屋のよう。
    ところがテーブルの真ん中にはガスロースターが埋め込まれ、天井からはダクトがおりる。
    肉を焼いてたのしむお店。
    おいしいところをお任せで…、と何がでてくるかわからない、ワクワクたのしい時間のはじまり。



    まずは肉のたたきのような料理がでてくる。
    赤身の肉を周りだけをこんがり焼いて、中はレアの状態で終わらに並べて、ソースとチーズ。パセリをパラリとちらして食べる。
    今日は経産牛の赤身にしました…、と。
    子供を産んだメス牛ならではの、ネットリとしたなめらかな肉。
    舌にからんで、奥歯をなでて、強い旨みを吐き出しながらお腹の中に入ってく。
    熱々でなく、冷たい赤肉ならではの肉感的なる食感に、ウットリ、お腹がすいてくる。



    焼くための肉がどっさり来ます。
    ミスジだったりクリだったり、あるいはイチボとどれも赤身の、繊維のしっかりした肉ばかりで、焼くとたちまち、肉の表面が汗をかく。
    汗と同時に旨みジュースが滲んできて、それをこぼさぬようにと折りたたみ、反対側を軽く炙って、パクリと食べる。
    日本の肉ってなんでこんなにおいしんだろう。
    旨みに酸味、タレをつけずとも肉そのものがもっている塩味であったり、旨みが口に広がっていく。



    人をシアワセにする味だよね…、とみんなでパクパク。
    分厚いタン元もザクザク歯切れる痛快な味。食べ続けると、みんな笑顔になっていくのがたのしくて、話も弾んでお腹も満ちる。
    なにより赤身のおいしい肉は、食べ進めてもお腹が重たくならないのがいい。
    いくらだって食べられそうで、しかも食べてて飽きぬゴチソウ。
    ありがたい。

    肉の他にも料理をあれこれ。



    肉豆腐ですとやってきたのが、土鍋の中に豆腐一丁。牛肉スープでコトコトしてて上にはタップリ牛すじ煮込み。
    豆腐のさっぱりした味わいが、肉に疲れた舌をなだめる。
    パクチーと牛挽き肉で作ったサラダ。シャキシャキとした食感と、酸味に香りで肉をおいしくしてくれる。
    マカロニサラダやポテトサラダは肉のおいしいお店にあってほしいもの。ポッテリとした芋の食感、クニュクニュとしたなめらかな噛みごたえのあるマカロニの茹で加減もなかなかに良し。



    実はここのご主人はもともとイタリア料理のお店をやっていた。それが不発で、肉を勉強。それで今の店を作ったという人で、だからなんでしょう。
    パスタが旨い。
    牛モツをたっぷりくわえたジェノベゼパスタ。
    ムッチリとした麺の食感に、牛ホルモンの甘みや旨みがまとわりついて、ぺろりと一皿、食べられそうな悪魔なおいしさ。オキニイリ。



    甘いスープの中にたっぷり赤唐辛子を加えて炊いたスープで、ご飯をサラサラ食べる。甘いのに辛くてしかも旨みタップリ。舌が一瞬、どう判断すればいいんだろうとうろたえるのがおいしいスープで、お腹の中から汗をかく。
    そうそう、牛肉だけで作った餃子に新たな発見。
    中国料理というのじゃなくて、もっと遠い異国の料理を食べてるみたいで、例えばコレをヨーグルトソースで食べたら中近東な味になるんじゃないかなぁ…、と想像力をかきたてる。
    この店を焼肉屋さんと思うとちょっともったいないかなぁ…。
    肉のおいしくたのしい食べ方を提案している元気なお店。作り手が惚れた食材、料理を食べるってなんてステキでたのしんだろう…、と笑って食べた。また来よう。


    関連ランキング:焼肉 | 内幸町駅虎ノ門駅新橋駅

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    今日は一日、東京のオモシロイ飲食店を見て歩きましょうという目的の、小さな勉強会を催す。勉強会といってもただただ食べて歩いて、みんなで感じたコトを言い合うだけなんだけど、それもたのしい飲食店を運営するには大切なコト。



    まず一軒目は「焚火家」という店。
    渋谷の小さな焼肉の店で、そこの名物料理が「ヒマラヤ焼き」という料理。
    牛肉の腿の部分の赤肉を800g、塊のままで表面を焼き、それをお店の人に薄切りにしてもらってから炙って食べる。
    バーベキューにステーキ、それから焼肉のいいとこ取りのような料理で、今まであったようでなかった料理。肉をモリモリ食べるには、いい仕組みだなぁ…、って思ってちょっとオキニイリ。



    炭の上で転がしながら表面を焼く。脂をあまりもっていないから、焼いてる間、そんな煙が出ることはなく、けれど肉が焼けてくおいしい匂いがやってくる。
    一面、そしてまた一面とこんがり焼けて、表面カチッと固まってくのが面白く、どんどんお腹がすいてくる。
    ほどよき頃合いでお店の人に来てもらい、肉は厨房の中に一旦下がる。
    そして再びやってくるのが「ヒマラヤ状」に積み上がった肉。当然中はベリーレアで、これを炭で好みの焼き加減に炙って食べる。



    そのまま食べるとひんやりとした赤肉が、ねっとり舌にからみつく肉感的なる肉の旨みにウットリします。
    熱を通していくに従い徐々に肉の旨みが強くなっていき、顎に伝わる歯ごたえもカッチリとしたステーキ的なる頑丈なモノ。
    わさびをタップリ乗っけて食べると、肉の酸味が甘みに代わりツーンっと鼻から突き抜ける肉の香りが強調される。胡麻の油に塩を入れ、すりおろしたニンニク混ぜたタレをつけると韓国料理な味がしてきて、ご飯がタップリ食べられる。
    やっぱり旨いなぁ…、沢山肉を食べるにはこれが一番いいかもなぁって思いもしました。オキニイリ。


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    それから食後のお茶を飲みましょ…、と歩いて骨董通りまで。クチュームッて言うパリのエスプリ的なるコーヒーの店にやってくる。



    スティームパンクなるコンピュターで制御されたコーヒーメーカーや、エスプレッソマシン。ハンドドリップの機器であったり、水出しコーヒーのタワーであったりと、様々なコーヒーを入れる道具が並んだキッチン。
    そこで丁寧に、ニコニコしながらコーヒーを入れ、落としたコーヒーを提供する前に必ずスプーンでテイスティングする。
    おいしいコーヒーの実験室のようなたのしさが満ち溢れていて、ちょっと独特な空気感がココにはあって、オキニイリ。



    スティームパンクで落としたコーヒーを冷たくしたのや、エスプレッソにほんの少しのフォームドミルクを入れて作ったコルタドを、味わいながらユッタリ時間を過ごすと気持ちの汗が引く。
    コーヒー以外の飲み物もシッカリしていて、例えばレモネード。
    フレッシュのレモンと一緒にレモンジャム。そこにレモングラスとミントの葉っぱをくわえたところにソーダを注ぐ。
    飲むと口の中がちょっとざわつく感じで、オモシロイ。スキッと喉もさわやかになり、たのしい午後のはじまりはじまり…、さぁ、移動。


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