ひょんなことから羽田で朝食。
実は今日から松山で小さなイベントをするために羽田移動を予定していた。
ちょうど前からずっと会っておきたいと思ってた、地方の友人が羽田経由で海外にでる、こりゃ、幸いと一緒に朝でも食べようと…、とその待ち合わせのスケジュールだけが残ってしまった。
朝ご飯を食べるため、羽田にくるのもまぁ、たのしぃ。
ロイヤルホストがやってるデリ、「ロイヤルデリ」にやってきます。
赤い翼の飛行機が出るターミナルビルの3階にあり、隣はロイヤルホストがあって反対側には同じ会社がやってるパスタのお店が並ぶ。
機内食をやってることもあってロイヤルは飛行場にもともと強い。
ロイヤルホストの創業期に、アメリカ的な「旅の途中にあるオアシス」を日本の街に再現するんだと、車の旅の途中にホスト、飛行場にはデリを作って…、とだから昔から飛行場にあるロイヤル系のお店はどこかアメリカン。
ロイヤルホストよりもデリの方が、アメリカ指数が多くてボクはオキニイリ。
キャフテリアスタイルで、長いレーンが用意されててサンドイッチを目の前で作ってくれる。
ただスタッフの数が少ないからでしょう。
その厨房の端から端を跳び回って、やっとボクの注文になる。
キッチンシステムをシッカリ作る。
それが外食産業の産業なる所以だったんだけど、今ではそんなコトもいえない。
朝の売上に合わせて人を配置すると、ひとりでいくつものことをしなくちゃいけなくなっちゃうというコトなのでありましょう。
サンドイッチのセットをもらう。
ハムと玉子のトーストサンド。
線状の焦げ跡がついた薄切りトースト。
網が当たって焦げたところは香ばしく、けれどそれ以外のところは、パン生地自体の味が残ったロイヤル流のトーストサンド。
カサっと乾いたパンの食感、ボク好みにて中に挟んだタマゴサラダがポッテリ、ソースの役目を果たす。
タップリとした分量のハム。
レタスもシャキッとみずみずしくて、デリ的豪華にウットリします。
ロイヤルホストはこうしたアメリカンスタイルの料理を作ると、日本のファミレスチェーンの中でもピカイチ。
得意なことだけしていたならばホテルのコーヒーショップなんて相手にならぬ上等レストランになれたのに…、なんだか残念。
グリーンサラダもあらかじめオリーブオイルベースのドレッシングで、葉っぱをざっくりあえたもの。
トマトの風味がコッテリとしたミネストローネもココの味。
酸味、甘みがシッカリしてて、しかもそれらを支えるうま味が半端ない。
小さなボウル一杯分のこの分量で、十分、メインディッシュになるようなサービス精神旺盛な味。
このひと皿に、トロピカルアイスティー(+申し訳程度のスライスオレンジ付き)で、1000円越えるという値段には、ちょっとカチンと来たけれど、ココは空港。
家賃がとても高いんだろう…、と我慢しながら、朝とした。
それにしてもこのお店。
豪華なビルの3階というワザワザいかなきゃいけない場所にあるのが、なんだかとてもモッタイナイ。
アメリカの飛行場。
24時間戦う人が飛行機乗る前、のった後。
体をそっと休ませる場所。
ビールを飲みつつ、あるいはサンドイッチを片手に持ってユッタリ時間を過ごす場所としてのデリ。
ノーマン・ロックウェル的世界とでもいいますか。
もしこの店が手荷物チェックの向こう側。
ゲートの近所にあったらとてもステキなのになぁ…、って思ったりした、夢のコト。
それにしてもあいもかわらず熱帯のごとき暑さの上に今朝の雨、風…、うんざりします。
西日本から東海地方は台風の影響が深刻なようであって、この関東もこれから彼女がノシノシ、ユックリやってくる。
気分転換に思わずウットリしてしまう動画を一本…、貼っておきます。
気持ちが涼しくなってくれると思いますゆえ…。
Ocean Sky from Alex Cherney on Vimeo.
オーストラリアの南洋に面した海岸で撮影された天体の微速度撮影映像。
2009年から2001年の間の6日間。
海を眺める場所から撮った夜の画像を1年半の年月をかけ2分半ほどにギュギュッと凝縮してまとめたモノ。
地球ってなんてステキなんだろう…、って思わずニッコリしてしまいます。
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