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2025/04/22 (Tue)
パーラーはまの屋
ひさしぶりに、パーラーはまの屋。
有楽町と丸の内のちょうど境目あたりと言えばいいのでしょうか。
ドッシリとした三菱地所的オフィスビルの地下。
丸ノ内線を通勤ラインに使うボクとしては、決して遠くなった訳じゃない。
むしろ、かつてよりも使いやすくなった場所のはずなんだけど、何故だか気持ちが向かってなかった。
それで今日。
ぶらり途中下車な気分で朝を食べにやってくる。
あいかわらずののどかな雰囲気。
六本木系とも渋谷系ともまるで違った、昭和な雰囲気の大手町のサラリーマンが日経新聞を開いてくつろぐ。
白いシャツに蝶ネクタイのいつものおじさんに、おひさしぶりネ…、って挨拶されて恐縮しながらいつもの椅子にちょこんと座る。
ハムと玉子の…、と言い始めると、すかさずおじさん。
「トーストをしてサンドイッチね」って、ボクの注文を先回りする。
コーヒーは?って、聞かれてブレンド。
ホットでネって、最小限の言葉でなのにとても濃密なコミュニケーションができてしまうのがうれしいトコロ。
厨房の中でタプタプ玉子を割って溶く音がする。
タプタプタプタプ、白身と黄身がキレイにひとつに混じり合うまで丁寧に。
シッカリ混ぜたら、今度はジャジャッと焼く音がする。
しばらく待ちます。
その待つ間にコーヒーがやってきて、そして最後に、サンドイッチが出来上がる。
ハムとレタスのサンドイッチ。
それから焼いた玉子のサンドイッチ。
どちらも不思議なほどにシンプルで、そっけないほど普通の味。
ハムとレタスはマヨネーズ味。
焼いた玉子はほんの少しの砂糖と塩。
ハムもレタスも玉子も多分、どこにでもある普通のモノで、なのに何故だか本当においしい。
自分が作るサンドイッチもかなりの線をいっている…、って思っているけどココのサンドイッチは本当に旨い。
弟子入りできるとしたらばここでこのサンドイッチの作り方を習ってみたいと思うほど。
ボクが2つに切るパンを、ここのお店では4切れに切る。
しかもその4つに切ったサンドイッチを、立てて並べる。
特別、ギュッとパンと具材を押し付けているわけではないのに、バラバラにならずスクッと立っている。
互いに支え合って立っているのかと言うと決してそうじゃなく、最後の一切れまでがシッカと自立している。
薄切りのパン。
よく焼けカサカサ。
なのにこの健気な姿がなぜ見られるの?って、いつも不思議に思って真似る。
上手くできない…、おもしろい。
ネルドリップで落としたコーヒー。
一杯毎に手鍋にとって、熱々にしてコーヒーカップに注ぐタイプで本当に熱々。
最初はフウフウしても唇焼いて飲めぬほど。
酸味が強くて、苦味がスクッとたちあがるビターな出来栄え。
だからフレッシュミルクを入れて飲むとおいしくなってくる。
ポタッとクリームピッチャーから一滴落とすと、グルグル、白い渦をなしスプーンで混ぜることもないのに、ユックリ、ユックリ、混ざり合ってく。
まるでマジック、ぬるくもなって飲みやすい。
小さなお冷や用のかわいいグラス。
樽型とでもいいますか。
口と底がほぼおんなじ大きさで、真ん中に向かって膨らんでいく。
両手でそっとくるんでやると、ちょうどキレイに隠れてしまう、そんな大きさ。
あれ?まてよ…、ってちょっと考え、思い出す。
これは銀座ウェストで使っているグラスとおんなじじゃない?
あそこのグラスには天使のマークが入ってて、清楚で豪華に見えるけど、形はおんなじ。
氷が溶ける前にお水を飲み干せる。
今日みたいに蒸し暑い日は、座ってまずは一口煽ってなくなってしまう。
つまりお替わりおねだりするよな、贅沢グラス。
お店のおじさん。
ボクがグビグビ飲むのを見かねて、ピッチャーもってボクの横にしばらく立ってた。
お水は体にいいからねぇ…、ってニッコリしながらまるで椀子そばのような飲んでは注ぎ、また飲んで。
グラスの表面ビッチリ埋める、冷たい水滴。
夏のゴチソウ…、ありがたい。
[0回]
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2010/07/26 (Mon)
銀座イースト:喫カバ
Comment(2)
銀座ウェスト、エレガンス
ウェストでお茶。
少々、銀座に用事があって、出向くもいささか早くつき過ぎ、途方にくれる。
ならばちょっと贅沢しよう…、とテクリと歩いてココにきた。
今の日本でキラキラしていて気持ち良い、数少ない場所がこの喫茶店。
ギラギラじゃなくキラキラで、これ見よがしでなくシットリ、とてもおだやかな場所。
ここにワザワザ何しに来るの?…、って自問するなら「ただココの空気を吸いに」とすんなり答えが出るような店。
ありがたい。
薄くて小さなお冷グラスに天使が飛んでる。
このサイズ。
直ぐにお水がなくなるサイズ。
けれど女性が手にしてキレイなサイズでもある。
お水がちょっと少なくなるとピッチャー片手に、お替わりいかがいたしましょうか?って、自然と何度もサービスできるサイズでもある、いとおしい。
ブレンドコーヒー、たのんでいただく。
サラッとしてて悪くいえば特徴のないスッキリとした飲みごこち。
香りは豊か。
口に吹くんで味わうよりも、テーブルの上においたまま湧き上がってくる香りをたのしむ。
ただそのために最適化されているような、そんなコーヒー。
この店、この場所、この空間にはそれが正しい商品の姿なんでしょう。
いい感じ。
ほんの少々、高くはある。
けれど座り心地のよい椅子と、テーブルクロスの引かれたテーブル。
椅子の背には真っ白なカバーがかかって、シュガーポットやスプーンはピカピカ。
この清潔と気持ちよさを保ち続けるのにどれだけ手間をかけてるんだろう…、って思うとそれも安く感じる。
しかもここは飲み物おかわり自由というのがウレシイ限り。
この前ココにきたときには、iPhoneの電波が奥まで届かなかった。
けれど今日は、キッチリ電波が通ってる。
何か手だてを講じてくれた…、メールチェックにいそしみます。
日曜、昼前、開店直後の時間でもあり、お店はのんびり。
ブラームスの弦楽奏が甘く響いてお店を満たす。
チェロの低いトリルが切ない。
そろそろ時間と席を立ち、お金をはらうと同時にお店の人が出口の横にそっとたつ。
ニッコリしながら、ありがとうございました…、ってやさしく声をかけつつ扉をあけてボクを見送る。
日本が忘れたエレガンス。
ここにはこうしてまだあるんだネ…、ってそんなコトを思ったりした、昼の前。
ところで、友人と共通の話題として盛り上がったキングジムのコノ新商品。
「
ピットレック
」っていう製品で、「デジタル名刺ホルダー」っていうニューカテゴリー。
本体端にスリットがあり、そこに名刺をセットする。
その反対側にカメラが内蔵されていて、それでパシャッと名刺を撮影。
画像ファイルとして保存すると同時に字をOCR機能にてデジタルデータとして認識する。
だから社名や氏名で検索可能になるというモノ。
スリットに挟んだときに名刺が前傾角度でセットされ、それを斜め下から撮影するコトでゆがみゼロにて撮影できる、よく考えたなぁ…、って思う構造。
付属のメモリで2000枚分のデータが管理できるといいます。
グループ管理なんかもできたりするので、かなり便利?って思ったりする。
ただ残念なのが、PCなんかと連携できぬというトコロ。
不思議な程にキングジムって、閉じたシステムが大好きで、多分それは彼らが「PCの周辺機器」ではなくて「電子文具」を作りたいからなんだろうなぁ。
これがもし名刺専用スキャナのようにも使えれば、買ってもいいなぁ…、って思うんだけどかなり残念。
お値段、2万7300円にて8月6日が発売日。
ますますちょっとなやましい。
[0回]
2010/07/04 (Sun)
銀座イースト:喫カバ
Comment(2)
映画の前の朝、ふたつ
今日は朝から午前中に映画をみませう…、と日比谷に向かい、サンドイッチを朝にとる。
フルーツパーラー「はまの屋」で。
いつものように玉子とハムのサンドイッチをたのんで食べた。
有楽町の駅の東側は週末にぎやかな商業地。
一方、駅の西側はオフィスが並ぶ平日の街。
しかもコノ店、オフィスビルの地下一階ということで、だから今日。
土曜日の朝はとても静かでのんびりしてる。
心なしかサンドイッチもいつも以上に丁寧に、作られてるようなそんな気がします。
一口、かじる…、やっぱり旨い。
パンの中の水分を徹底的に追い出して焼くトーストの、惚れ惚れしちゃう焼き加減。
ハムとレタスの旨味を引き出す、塩、マヨネーズに芥子の量の絶妙なること神業のごと。
なにより焼いた玉子の状態、味わい、どれも完璧。
もしココが弟子をとるようなコトがあったら立候補、絶対するぞ…、って思ったりする。
オゴチソウ。
週末の朝と言うコトもあり、バナナジュースを喉におごる。
実は昨夜から喉がかなり腫れぼったくて、昨日は咳き込み寝苦しくさえあったのです。
小さい頃、小児喘息を患ったこともあり、疲れがまず喉に出る。
しかもここ数日は寒暖の差が激しくて、いろんな負担が喉に溜まってしまったよう。
ブレンダーにコロンカラン氷を落とす音がして、それ続いてジャジャっと鈍い音がする。
ガラガラゴロンと氷が砕ける音がしばらく続いて、それがおさまり低いモーターの音で幕引き。
トポトポっと長いグラスに注ぎ込まれ、さぁ、どうぞ。
ワクワク感がまずはゴチソウ。
ミルクにバナナ。
ほんの少しのバニラエッセンスの風味と香りが、御褒美感を発散してる。
舌の隅っこにちょこっと残るバナナの繊維のエグミがまたまたたのしくて、少年気分を味わった。
映画の前売り券を整理券と交換し、開場までの時間を甘いドーナツで甘やかす。
ちょうど今日訪れる映画館は、有楽町のITOCIAの中。
エスカレータでスルンと地下まで降りると、クリスピークリームがある訳でして、しかも朝はかなりユッタリ。
ほんの少々ならんで待って、首尾良く買ってパクリと食べる。
季節柄でありましょう。
ホワイトチョコレートをトッピングしたドーナツが幾種類か並んでて、ショーケースの中はいつも以上に彩り鮮やか。
中からひとつ。
ホワイトチョコキャラメルハート…、っていうのを選ぶ。
ハート型のドーナツをホワイトチョコでコーティングして、キャラメルでハートを描く。
それも3つ、重なるように…。
ビターチョコのパウダーをパパッとふって苦さを足した大人味にて、けれど見た目はホワイトデー的愛らしきモノ。
ふんわかとしたドーナッツの生地。
噛んだその瞬間は給食で昔食べた揚げパンみたいな食感で、ところが噛み続けると唾液と混じってどんどんトロトロ、なめらかになる。
この食感の変化がココのドーナツの特別なとこ。
クリスピーなのに、クリーミーというまさにブランドネームがそのまま商品特徴というステキ。
一人一個は少々重く、二人で一個を分け合った。
指まで甘い、さて映画。
[0回]
2010/03/06 (Sat)
銀座イースト:喫カバ
Comment(0)
はまの屋サンド
今日は2月22日。
しかも平成22年の2月22日ということで、見事な2並び。
どこかの私鉄が記念切符を売り出した…、なんてニュースをテレビでやってた。
街に出たらばパチンコ屋の店先に「今日はプレミアムゾロ目の日」って看板出してた。
プレミアムなゾロ目!
なんだかすんごくギンギラリンな感じがしちゃう…、笑っちゃう。
有楽町のパーラーはまの屋で朝にします。
ちょっと遅めに出かけたからでありましょう…。
いつもはおじさん二人でやってるお店にオバサマ二人が加わって、ちょっとにぎやか。
おじさん二人はキッチンの中。
ランチに備えた臨戦態勢。
いつもはホールで注文とってくれるおじさんがサンドイッチを作るポジション。
ボクの顔を認めるや、卵を準備し玉子焼きを作る気満々。
いつもの通りの注文で、期待にこたえる。
玉子とハムサンドイッチをトーストブレッドでって言うオーダー。
カシャカシャっと玉子がボールの中でほぐれていく音がして、続いてジャジャッと鍋肌弾き焼け上がる音。
実は今朝。
起きたときにはあまり空腹を感じなかった。
昨日の夜からちょっと咳が激しくなって、風邪でなければいいけどなぁ…、って心配してた。
けれどおいしい音とおいしい気配にどんどんお腹が空いてくる。
そしてやって来たのがいつものサンドイッチ。
薄切りのパン。
こんがりよく焼き、しかも水気をしっかり飛ばして程よく乾いたサンドイッチになるためのパン。
薄切りのハムにレタス葉っぱ。
ハムサンドイッチの具材は最小限で、だからパンの食感、旨みが引き立つ。
一方、玉子サンドの方はと言うと、ふっくらとした玉子焼きが溢れんばかりで具沢山。
手づかみできる玉子焼き…、って風情がステキ。
オゴチソウ。
一口食べて、ホホォ!って思う。
いつものココの玉子サンドは玉子にドッシリ味が乗っかり、パンの存在が吹っ飛ぶほどの自己主張型。
ところが今日の玉子サンドは玉子の味が控えめで、それをパンのバターとうっすら塗ったマヨネーズは補っている。
バランス良くて上品な味。
あのおじさんが美味しく感じるサンドイッチはこの流儀…、ってちょっと感心。
おもしろい。
60近くのおじさん達が、タバコくゆらせ打ち合わせするのどかな中でユッタリ味わう。
渋谷の街を闊歩する若い人達なんかより、年齢的にはココのおじさん達の方が近いんだよネ…、ってふと思う。
50だものね、しょうがない。
コクがあって酸味の強い喫茶店的なるホットコーヒー。
何杯もお代わりして飲むのじゃなくて、一杯ユックリ、時間をかけて味わうタイプがなつかしい。
玉子サンドを茹でた玉子のサラダじゃなくて、フックラとした卵焼きで作ってくれる。
ブレンドコーヒーのコトを「ホット」と呼んだりする細々が関西流儀で、やってる人のルーツを思ってニッコリとなる。
じんわり、やっぱり、好きな店。
それはそうと222を「ふぅふぅふぅ」と読みかえ「おでんの日」って言うんだそうな。
2年ほど前、新潟のラジオ局がつぶやいたコトらしくって、まだ一般的にはなってない。
これをおでんダネの大手メーカーの紀文やあるいは、セブンイレブンが言い出したのなら、まぁ、ご勝手に。
けれど地方の小さなラジオのつぶやき。
ならばちょっとのってみるのも悪くはないか?…、ってそんなコトを思ったりする。
どうだろう。
[0回]
2010/02/22 (Mon)
銀座イースト:喫カバ
Comment(2)
2月1日、はまの屋の朝
パーラーはまの屋で朝。
日本の昔のドラマの、サラリーマンが家に帰って「飯、風呂、寝る」ってたったそれだけ。
なのに夫婦の気持ちはしっかり伝わっている…、ってあの世界。
結構、好きだったりするのですネ。
おしゃべり好きなボクも結構、大切な人にはなかなか話ができなくてぶっきらぼうになることがある。
言葉の数と分量が、決してコミュニケーションの密度じゃないのよ…、ってちょっと手前勝手な理想がどっかにすくってるから。
たまにそれで失敗することもあるけれど、でも心と心が通じ合うシットリとした関係が好き。
そうそう、ボクが留学先として最初に選んだカリフォルニアで、あまりにみんなフレンドリーに喋り過ぎるのがつらくって人間不信に陥りそうになったことがある。
わざわざ言葉にしなくったって基本的なトコロをしっかり理解しあえる人たちと、それでもたのしくおしゃべりをする。
それが一番、幸せのコト。
で、このお店。
定期的に来るようになって半年。
とうとう「ハム、卵、トースト、ブレンド」の4つの単語ですべて伝わるようになった。
長年連れ添った夫婦な感じ。
なんだかちょっと、気持ちいい。
注文すると最初にまずはコーヒーが来る。
ミルクを注ぐ。
すると最初はタプンと下に沈んでいって、それがユックリ。
水面向けてユラユラ浮かんできながら、花を咲かせるように広がる。
カフェオレ色の花がブラックコーヒーの中に咲いて広がり、そうしてミルクコーヒーになる。
甘い香りにやさしい酸味。
肩の力がストンと抜ける、小気味いい朝。
それにしてもここの店…、いまさらながらキラキラしててうっとりとする。
グラスの氷。
シュガーポットにミルクピッチャー、それから塩を入れた器の蓋とどれもがピカピカしてて、それを触って指紋つけるのが勿体無いほど磨かれている。
朝も朝の贅沢の、ひとつであります、オゴチソウ。
カシャカシャたぷたぷ、卵を溶いて焼く準備する音がする。
それに続いて、ジュジュっと鍋に玉子が流しこまれる音と、焼ける気配と玉子が焦げて発する甘い匂いがとどく。
今まさに、ボクのために料理がひとつ出来上がってる…。
そんなたのしい臨場感に気持ちが上がる。
目が覚める。
そしてほどなく、これがいそいそ、やってくる。
きわめて薄い、トーストブレッド。
今日はいつも以上にこんがり焼けてて、ぴたっとボクの好みになってる。
容赦ないほど水気を飛ばし、だからレタスのみずみずしさや、焼いた玉子のふっくら加減をしっかり見事に受け止める。
カサカサ前歯をくすぐるパンの香ばしくって軽やかなさま。
今日もたのしく、味わった。
[0回]
2010/02/01 (Mon)
銀座イースト:喫カバ
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