昼を過ぎた頃合いで、よっこらせと銀座に移動…、青汁飲みます。
今日のランチは野菜抜きになりそうで、それでまずは野菜をお腹におさめる運動を「飲んで味わう野菜」に託す。
青汁サービススタンドというお店があって、表をみると秘密クラブのようなレンガ造りの建物…、ドアを押すと中はひんやり、すでに青い匂いが漂う。
ケールがメインの青汁らしい青汁で、渋みと苦味、青い香りが体にいいもの飲んでる気持ちを盛り上げる。グイッと飲んで一杯たった250円…、健康を買う値段としてはあまりにウレシク、ありがたきかなオキニイリ。
関連ランキング:自然食 | 銀座一丁目駅、京橋駅、有楽町駅
それからテクリとちょっと歩いて、パンの殿堂「セントルザ・ベーカリー」にやってくる…、さすがに土曜日のランチどき、ほぼ満席でちょっとだけ待つ。
「先日のトーストがお気に召しておただけましたか?」ってお店の人に挨拶されて彼の記憶力の良さに感心すべきなのか、ボクの風貌の個性的なるコトに感心すべきかいささか迷ってニッコリ。
やはりトーストを食べに来る人がほとんどのよう。
見渡す限りテーブルの上にはトースター…、だって、憧れのおしゃれなトースターでおいしいパンを自分の好みに焼き上げられる。
テーブルを囲む人たち同士がこれほどたのしく仲良くなれる工夫ってそんなにないものネ…、友達同士、恋人同士で来たくなる店。
それでたったの1000円ちょっと(笑)。
飲食店のプロ的見地でどれだけこれで儲かるんだろう…、って思うとちょっとやんなっちゃうけど、そんなコトを考えるのは野暮でござろう。
サンドイッチをたのんでみます。
先日、自分で焼いてみてそのおいしさにビックリしたイギリスパンを使ったルーベンサンドイッチ…、コーンビーフとザワークラウト、グリュイエールチーズを挟んだモノで、具材もシッカリしているけれど、やっぱりパンのすばらしいコト。
サクッと歯切れてそっけないほどパンそのものが主張はしない…、その分、挟んだ具材の味や食感がグイッと引き立ち、おいしくさせる。
隣の人が食べていたのがエビフライのサンドイッチで、それもおいしげ…、ジロジロ見てたら隣の人もボクらのルーベンサンドを見てた。
半分ずつ交換しません?とかって言いたくなるほど、やってくる料理がみんなおいしげで、もしかしたらそのうちこの店で「サンドイッチナンパ」なんていうのが流行るかも…、って思ったけれど、そんなこたないやと却下する(笑)。
それからチーズトースト選んでたのんでみます。
ちょっと集めに切ったパン…、若干甘目に仕上がっている北米小麦を使って焼いたフックラとした食パンで、そこにタップリ、焼いて溶かしたラクレット。
カビの香りとチーズ独特の乳の匂いがテーブルの上を支配する。
濃厚にしてこれでワインを飲めそうな大人トースト…、熱々、しかもおどろくほどに伸びがよくって、ナイフでパンを切るとトロンとお皿に垂れ下がる。
渋みを帯びたチーズの味わい、浅めに焼いたトーストでだからもっちり、チーズのとろける食感と一体化してお餅を食べてるみたいな食感さえするステキ。
あれもこれもが食べたくて、また来なくちゃって思う昼。
関連ランキング:パン | 銀座一丁目駅、有楽町駅、京橋駅
[3回]
PR