新橋で友人と待ち合わせのため「いまあさ」という喫茶店に来る。
町外れにある「今朝」っていうすき焼き屋さんのビルの地下。本当にココに喫茶店があるの?って不安になるほど普通のビルの普通の階段を普通におりる。
ただお店の前にある看板やサインボードは昭和ムードがプンプンただよう、ナイスデザイン…、ギャップがあまりにオモシロイ。
で、扉を開けると「アッと驚く為五郎」的インテリア。
ボクが小学校の頃の喫茶店って、こんな感じだったんだよネ。
まぁ、その頃の記憶がはっきりあるかといえば、決してそんなことはないんだけど絶対こんな感じだったに違いないって確信できる。
ミッドセンチュリーカラーでプラスティッキーな椅子のデザインや、砂糖を入れた流線型なボトルだったり、どれもが大阪の万国博覧会の会場にあってもおかしくないなつかしさ。
過去が夢見た未来ってなんで、こんなに切なく甘く感じるモノなんだろう…、って思ってウットリ。
小さなコーヒーカップに入ったブレンドコーヒー。
酸っぱく、しかも苦味がキリッと際立って昭和の味がするのもステキ。
ミルクをポタっと落としたら、酸味でそれがチリチリよじれたようになりながら渦を作って沈んで浮かぶ。
友人たちが飲んだレモンソーダやミックスジュースも、不思議なほどに昭和な感じで、うっとりしました…、オキニイリ。
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それからみんなでフーターズ…、まもなく大阪にオープンではある。けれど今はまだ「東京名物」のお店のひとつ。
早い時間というコトもあり、まだユッタリとお客様は数組だけ。
それでお店の真ん中にあるひな壇みたいな一等席のテーブルもらって、メートルあげる(笑)。
とは言え今日は予約でほとんど満席で、8時半には使えなくなるテーブルですけどって言われる。さすがに人気のお店でござる。
チアーリーダーみたいなサービススタッフの、健康的なるお色気をたのしむおじさんたちがこれだけいるって言うコト…、ステキなことじゃござんせんか!
お酒をたのみ、そしてつまみの料理をいくつか。まずはカーリーポテトのチリチーズっていうのをたのむ。
体に悪い料理でござる。カール状したフライドポテトにチリビーンズにチェダーチーズがタップリかかり、これがなんともおいしくて困ってしまう。
フライドポテトに塩がたっぷりほどこされてて、一口食べると飲み物グビリと飲みたくなっちゃう。
それからスペアリブのバーベキュー。
これもフライドポテトをタップリ従えやってきて、食べやすいようにお切りしましょうか?ってお店のおねぇさんがニッコリ笑う。
当然、お願いしますってお願いをしたら一生懸命、しかも世間話で盛り上げながら一生懸命切ってくれるのが健気でウレシイ。
ホロリと骨から零れ落ちるようにとれる肉…、噛むとジュワリと肉汁吐き出し、骨に前歯をあててペロリとこびりついてた肉を剥がして味わい食べる。
それにしてもこの店の女の子たちが、セクシーだけどエッチじゃないのはなぜなんだろう…、って理由を探る。
お色気を売ってるお店ではあるけれど、お色気が商品じゃない。彼女たちはあくまでサービスをする人で、たまたまセクシーな格好をしているだけだから、風俗系の女性の色気とは違って自然で健康的。
にて、その理由をひとつ見つける。
彼女たち、ハイソックスにスニーカーでサービスをする。同じ格好でもしも素足にハイヒールを履いていたらば途端に色気が武器となし、男に向かって牙を剥いて向かってくるに違いない。ふくらはぎフェチの友人が、それに絶対間違いないと太鼓判を押してくれます(笑)、そんな夜!
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