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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
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    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    沖縄料理でランチとします。
    沖縄に本店を持つ「ぱいかじ」って店の新宿南口のビルの中にある店。
    実は今日は「沖縄そばの日」でありして、それでワザワザ。

    paikaji.jpgそば粉を使わず作った、うどんのでもないラーメンでもないへんてこりんな食べ物が「そば」を名乗るとはけしからん。
    …、ってそんなお上からのお達しで、危うく「沖縄そば」の呼称を召しあげられそうになったことがある。
    ならば「中華そば」の立場はどうなるの?
    …、って考えてみればかなりの無茶ぶり。
    郷土料理に対するリスペクトが今のようにはなかった時代のコト。
    全国標準からはみ出すものは、切り捨ててしまえ…、ってコトでもあったのでしょう。
    でも沖縄の人たちはこれをずっとそばと呼んでいたんだ、とやっとのことで説得をして、めでたく31年前の今日。
    沖縄そばが沖縄そばを名乗ることができるようになったのだという。
    食文化を守ると言うことはかけがえのないコト。
    すばらしきコト。

    ひさしぶりの沖縄そば。

    e1554c0b.jpeg一口目は物足りない。
    香りは強い。
    かつお節でとったスープの香りがこの上もなく豊かで強くてたくましい。
    すすっと啜ると香りの通りのかつおのお出汁。
    ほのかな塩味。
    ヌルンとした麺の食感。
    噛み応えのある太くよじれた小麦粉の麺。
    無性になにかひと味くわえたくなる衝動を抑えながら、ユックリ味わう。
    すると徐々に奥歯の辺りがおいしくなる。
    急いでズルズルすすりあげる麺ではなくて、沖縄時間で味わう料理。
    汁を吸い込みポッテリ、やわらかになった豚三段バラの煮込みにかまぼこ。
    たしかにこれは「蕎麦」じゃない。
    けれどこれは正真正銘「沖縄のそば」。
    なくなってもらっちゃ困るものねぇ…、って思ったりする。

    それから一緒に、ポーク玉子の定食、もらう。

    2eaedea1.jpeg沖縄でポークっていうと、豚肉じゃなくって「ランチョンミート」のコトを言う。
    ランチョンミート。
    缶詰に入った豚肉ミンチを固めた、一般的には「スパム」と呼ばれる肉の加工食品でけれど沖縄では「スパム」と呼ばない。
    スパムって言うのは実はブランド名。
    ところが沖縄では「チューリップ」っていうデンマークの会社のランチョンミートが一般的。
    このチューリップ社のランチョンミートを世界で一番多く使っているのは実は沖縄県民だ…、って言われるくらい。
    スパムに比べて薄塩で脂ののりも若干少なめの、チューリップ社のランチョンミートをカリッと焼く。
    それにふんわり、油をタップリ含ませながら焼いて固めた玉子を一緒に食べる。
    玉子は薄味。
    ポークの味で十分、玉子もおいしくなってご飯のおかずにピッタリとくる。
    シークワーサー風味のドレッシングでさっぱり食べる葉っぱのサラダ。
    生の青海苔の風味がおいしいお汁もシッカリしてる。
    まるでちょっとした朝ご飯のような気持ちで、元気がでます。

    bdc4a447.jpegつきあってくれた友人がたのんだのが「ソーキ丼」。
    豚をおいしく食べる食べ方。
    なによりどん欲に食べ尽くすことにかけて沖縄の人は多分、日本随一。
    軟骨まじりの豚のバラ肉を柔らかく煮た沖縄料理の定番、ソーキ。
    それを炭で軽く炙って、ご飯の上に乗っけて食べる。
    シットリとした豚の身と、クニュクニュとした軟骨、それからトロトロ脂。
    ソーキと言えば沖縄そばに乗っけて食べることばかりだったけど、ご飯と一緒に食べるとなおさらその食感に味が引き立つ。
    お腹もたのしく、膨れてくれるのがたのしい料理…、堪能す。

    それにしても、ココの店に限らずなぜだか沖縄料理の専門店は、どこも暗くて居酒屋風に作られている。
    東京で沖縄料理と言えばつまり泡盛のおつまみみたいに思われることが多いのでしょう。
    なんだかちょっと勿体ない。
    だって沖縄。
    夜もいいけど、朝ご飯がとてもおいしく感じる南国。
    だからもっと明るい一日中、朝ご飯がたのしめるような雰囲気の店があればいいのに…、ってそんなことを思ったりする。
    どうかしら。

    ちょっと甘いモノでも食後にと、それでミスド。

    d3f395c0.jpeg最近、登場したばかりの「リッチドーナツ」シリーズのチョコをためした。
    これはおいしい。
    フッカリとしたとても軽いドーナツ生地に、タップリ、チョコのパウダーかかる。
    手に付くとなかなかとれぬ程に濃厚。
    コッテリとしたパウダーで、甘味控え目、ビターな味わい。
    生地部分だけでもかなりおいしい。
    パクッと割ると、中にはトロンとかなり粘り気の強いクリーム。
    二つに割ろうと思っても、糸引き合ってなかなか切れない。
    その食感の濃厚を、はるかに上回る濃厚な味。
    これまたビター。
    コクばっちりでまるで生チョコ食べてるような気持ちにすらなる。
    これはかなり危険なご馳走。
    濃厚ミルクにアイスコーヒー凍らせてかちわり氷にしたモノを、タップリ浮かべた氷コーヒー飲みながら、ユックリ、パックリ、食べ上げる。
    しあわせな昼、甘い昼。

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