実は昨日、ホテルに戻ったらフロントで、「お届け物がございます」と。
なんとお客様から小さな箱寿司がひと折り届いておりました。サカキさんは大阪鮨がお好きとおっしゃっていた記憶がありまして…、と。
しかも心斎橋の「本福寿司」の箱寿司ではございませんの!
お腹はほぼ一杯だけど、お風呂に入って汗流し、いただきましょうとパクリと食べる。
旨いです。
何が旨いって、シャリの味わい深いコト。酸味は控えめ。上等な出汁の旨みに似た味わいがご飯にしみて、しかもすべすべ。
カチッと押されているのにパラッと口に入れた途端にほぐれる。ほぐれながらも散らかるのでなく、ほどよくかたまりネタと一緒に噛まれて消える。大阪鮨は大阪のモノ…、と、そんな当然思い知る。
大阪にくると胃袋がいくつあっても足りなくなるのが困りもの(笑)。
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と、そんなコトを思い返しつつ、仕事の場所の三ノ宮。約束の時間までに少々時間の余裕があって、コーヒー。
にしむら珈琲店の2階でのんびりします。
東京がすっかりなくしてしまおうとしている、昔ながらののどかな喫茶店文化が京都や神戸にはまだ残っている。
のどかな上にエレガント。ゆったりとした椅子にテーブル。教育が行き届いた笑顔のスタッフと、ココに来るとパソコン中を開いて仕事をするのが無粋だと思えるほど。「時間をたのしく無駄遣いするシアワセ」を味わうコトができるのがいい。
朝の時間は魅惑的なるモーニングセットがあるのだけれど、さすがに二度の朝食はお腹が重たくなってしまうに違いなく、それでコーヒー。
あぁ、やっぱり胃袋がいくつも欲しくなっちゃうなぁ…、ってまた思う。
ふっかりとした分厚いおしぼり。
ロゴの抜かれたカップやグラス。砂糖やフレッシュクリームを移した器もキラキラしてて、おいしいコーヒー以上に周りの環境がおいしく、そしてうつくしい。
たのしい仕事ができそうな、気持ちになって、さぁ、仕事。
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これからの日本料理のお店はどんなふうにならなくてはいけないのか…、とか、お客様との関係性をどう作り上げ、持続させなきゃいけないか…、なんてコトをみんなで喧々囂々する数時間。
試食を兼ねて移動をし、塚口という郊外街にある日本料理のお店でランチ。
まもなくココは新しいスタイルの寿司屋に変えようと、計画していて、その打ち合わせも兼ねた食事。
今も寿司を売ってはいるけど、これをもっと寿司屋の寿司にしなくちゃネ…、っていいつつほどよき寿司を頬張る。
それにしても、なんか最近、お寿司ばっかり食べている(笑)。
和食のお店の一つの傾向が「寿司で贅沢感を出しましょう」ってコトにあって、だから試食をすると寿司。
でも飽きないネ…、寿司はあきない。地方地方で寿司の人気が違うところもオモシロく、例えば今日はタコがやっぱりうまかった。そして再び仕事をす。[4回]
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