実家を出発する直前までたのしい会話で盛り上がり、高松駅にササッと移動。
移動で瀬戸内海をスルッとわたる…、昔は宇高連絡船で時間をかけて渡った海を今はササッと電車で移動。
松山生まれのボクにとって、旅するコトはすなわち船にのるコト。例えば中学校の修学旅行のその当日に台風が来て船が止まって延期になった…、あぁ、ボクは島国に住んでいるんだって思ったりした、なんだかちょっとなつかしい。
さて、連絡船時代を彷彿とさせるお店で出発前にうどんをズルリ。
その名も「連絡船うどん」…、岡山に向かって船にのる前、あるいはうどん王国についた記念にうどんを食べた、そのときの名残をそのまま。
港を駅に場所を移して営業している…、とびきりおいしいワケではないけど、ほどよくおいしい。
肉うどんをたのむと小さな丼になみなみタップリ…、甘く煮こまれた牛肉にワカメにネギが表面隠すほどにドッサリ、イリコの出汁の香りもほどほど。
橋わたる旅の準備にこれもまたよし、行ってまいります、仕事です。
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そして今日の仕事のはじまり…、倉敷にあるイオンモールの中の一軒、「ぶっかけうどんのふるいち」に来る。
茹でたうどんにタレをぶっかけ食べる食べ方…、今ではナショナルチェーンのうどん屋さんでも当たり前になった食べ方なんだけど、そもそも倉敷のふるいちってお店がはじめた食べ方で、つまり元祖を味わえる場所。
ムッチリした麺…、西日本のうどんにあるまじき濃い色をした甘辛醤油のタレをかけ食べると口いっぱいに小麦の香りとタレの旨味が広がっていく。
一瞬味が強いと感じ、ところがそれがスッと消えてなくなって、だから次の一口自然に手が伸びる。特に熱いうどんのネットリ、口のすみずみ撫で回す肉感的な食感にはまいります。
しかもこの店のタレは実は一種類…、それを冷たい麺でも熱い麺でも、どちらも同じく使って作る。にもかかわらずその両方が違った味に感じるスゴさ。
久々食べてウットリしました…、オキニイリ。
ちなみにこの店、フードコートの中にあって、マクドナルドやミスタードーナツなどのファストフードの強豪がひしめく中にあってずっと売り上げ№1。
日本の数あるフードコートレストランの中でも、一坪あたりの売り上げで10本の指にはいると言われる繁盛店で、おいしいコトは当たり前…、6秒に一杯提供することができる仕組みに惚れ惚れします。
特別変わった作り方をしているか?っていうと決してそんなことはなく、リズムにのってただただ作り続ければ人の力で奇跡的なる結果がでるワケ。
ただこれ以上、新しい提案が物理的にできなくなってて、なにかいい知恵は無いものか?ってそれでやってきてあれこれ提案。
近日たのしいモノができそう、さぁ、帰る。
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