忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2025/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    イセタンのカフェ…、羽田空港の第一ターミナルのオキニイリ。



    ここって一体どういう場所なんだろう…、って思ったりする。
    こんなスペース、こんなお店が飛行場の中にあるのってあまりに不思議。
    ボクにとっては大好きな、新宿三丁目という街から引き剥がされたくない気持ちをそっと押し殺しつつ、しばしの別れをする場所かなぁ…。
    とにかく不思議な場所でござんす。
    そんな不思議のせいでしょうか…、いつもひっそり、カフェ、静か。



    アップルシナモントーストもらう。
    甘いモノではパンケーキなんかもあるのだけれど、ボクは甘いトーストが好き。
    ザックリ、空気をたっぷり含んで仕上がったイギリスパンをこんがり焼いたところにリンゴ。
    砂糖と一緒に煮込んで飴色になったののっけて、シナモンをふる。
    キャラメルソースをトロンと垂らして出来上がりという、下ごしらえと食材調達に手間はかかるけど仕上げはとてもシンプルなモノ。
    男スイーツって感じがするのが、おじさん的にはアリガタイ。



    パンがおいしい。ザックリ歯切れる食感も、口の中で散らかる感じも軽快で、塩の旨みがキリッと引き立つ。
    だからリンゴのクチュッと潰れるなめらかや、甘さがキリッとひきしまる。
    キャラメルソースの苦味を帯びた甘みもおいしく、甘いのだけど甘すぎず、けれど何か飲み物口に含みたくなる。
    そこにコーヒー。ビターで酸味の強いブレンドゴクリと飲んで、口もスッキリ。目も覚めました…、移動です。


    関連ランキング:カフェ | 羽田空港第1ビル駅羽田空港国内線ターミナル駅羽田空港第2ビル駅



    ところで昨日の夜のご飯…、家であれこれ作って食べる。



    まずは牛肉。すき焼き用のロースをザックリ、細切りにして胡麻油で脂をカリッとなるまで焼き上げる。
    塩と胡椒。日本酒パシャッと赤唐辛子。
    九条ねぎの茎の部分をザクザク切って、焦げ目が付くまで箸を動かし炒めてく。焼肉のたれを少々、それから醤油を入れて胡麻をタップリ散らして仕上げ。
    おいしい。
    ジュワッと肉の脂が口に広がる。ネギやレタスがクシュクシュ、シャクシャク、歯ごたえたのしく胡麻がプチプチよきアクセント。



    九条ねぎのやわらかい先の部分を松山あげと一緒に出汁で煮込んで食べる。
    松山名産の分厚いお揚げで、煮込むとトロリとふっくらなめらか。お揚げというよりお麩、あるいは湯葉のような食感で、出汁をたっぷり含んで旨い。
    茹でたエビに熟したアボカド。オリーブオイルにつけたトマトをお皿に盛って、バッファローチキン用のチリソースをマヨネーズで伸ばしたソースをチュチュっとかけてパクリと食べる。お腹がやさしく満たされた。

    出張の準備をしてたら夜更かしになる。作ってみたい夜食があって、チャチャッと作った。



    エビの風味をつけた乾麺。極細でがっしり固まり、卵のような形をしたのをたっぷりのお湯で、ほぐれて泳ぐようになるまで茹でて湯を切る。
    手鍋にたっぷりの粗微塵のネギを炒める。油は胡麻。煎った胡麻もサラサラ入れて、風味を出したところに麺。よく混ぜながらオイスターソースで味を整え、それで出来上がり。
    都合たった3分ほどで、ネギの香りと海の旨みがおいしい麺の出来上がり。重宝します、オキニイリ。

    ところで土曜日…、家で書物しながら一気に見ちゃった「坂道のアポロン」っていうアニメ。スゴく良かった。
    トレーラー的動画がなくて、それで本編からの切り出し動画を貼っておきます。



    ジャズに打ち込む高校生のココロの交流、自分の発見、恋愛感情などを通して成長していく様をとても丁寧に描いてる。
    30分で一話が終わる、その30分で必ず一度は泣かされる。
    青春っていいなぁ…、ってしんみり思って、いやいやまだまだ気持ちは青春とがんばる元気がもらえたりする。
    それにしてもこれを放映していた「ノイタミナ」っていうシリーズ枠。
    ANIMATIONを反対読みにすると「NOITAMINA=ノイタミナ」になる。そのセレクションのスバラシサと、そのスバラシサを気軽にたのしめるHuluというテレビいらずの環境に感謝をします。オキニイリ。

    拍手[4回]

    PR
    土曜日の朝…、サンドイッチを作る朝。



    12枚切りのサンドイッチブレッドをこんがり、トースターで焼き上げる。スーパーに売ってる量産品で、だから甘さを旨味に代えてる。だから焦げます。いつもと同じ設定で、なのにかなりのこんがり色。
    チェダーチーズに白いももハム。レタスの葉っぱに薄焼き卵。ルッコラ挟んでパンの甘さに負けぬよう、ケチャップ、マヨネーズをちょっと多めにほどこし食べる。
    ザクザク歯切れるパンの食感。多彩な素材の味わいが口の中で一瞬散らかり、それからひとつにまとまっていく。これもまたよし。おいしい朝となりました。

    ところでコレ…、切ると同時にトーストできるナイフの発明!



    ガハハ…、笑っちゃう。
    この大げさな装置にして、この結果というのが笑いを誘い、しかもこれじゃぁ、焼けているというよりも焦げてるだけ。ただ、これで例えば魚を切ったり、肉を切ったりできるなら「炙りナイフ」って感じで売れる…、かもしれないなぁって思ったりする。そんなわきゃないかなオモシロさ。

    ランチを九段下…、中国料理の「三希房」。



    先日、この界隈を歩いてて、そうか、もうそんな季節になったんだ…、って、思う料理が書かれたメニューを発見しました。
    夏においしい冷たい料理。
    今日はそれを食べてやろうと、ワザワザ電車で3駅目。家を出発したときはまだ涼しくて、けれど九段に着いたらカーッと日差しが強くて額が暑くなる。
    冷たい料理の食べ頃だねぇ…、といそいそお店にやってくる。



    ワザワザやってきた冷たい料理の招待は「冷やし担々麺」でありまして、Hot(暑くて)でHot(辛い)な食べ物の担々麺を冷たく食べる。
    ぽってり、下が膨らんだ丼の中に担々麺。
    ウレシイことにご飯が少々。休日限定のセットには点心数種と、ザーサイ、メンマにマンゴープリンがついてくる。



    キリッと冷やした上湯スープ。胡麻とピーナツのペーストに炒めた挽き肉、茹でたモヤシにネギがパラリと。
    麺は若干細めのストレート麺。
    良く茹で、それを氷の中でキリッとしめる。表面スルンとなめらかでゴリッと歯切れる。バッサリ口の中であばれて、ユックリ小麦の香りを吐き出す。
    からむスープはドッシリしていて、濃いのにスッキリ。豚ひき肉の炒めたものがのっかってるのに脂っこさを感じさせない。
    辛味と旨味、コクのバランス見事でゴクゴク、飲み味わって、汗がひく。



    一緒についてやってくる点心類も見事でござる。
    揚げた春巻きは、パリッと薄皮こわれてちらかり、中はトロリとなめらかなアン。芯まで熱々で舌を焼く。
    それから蒸した点心3つ。エビのすり身を来るんだ餃子。肉焼売にフカヒレの入った餃子と味わい、食感、風味それぞれ。お腹がほどよく満たされる。



    付き合ってくれた友人がたのんだ焼きそば。
    ここの名物ランチのひとつ。パリッと多めの油で焼いた麺。焼きそばでもある、けれどところどころが揚げそばでもある、そのパリパリとシットリをとろりとアンが包んで口にやってくる。
    しかも具材がなんともタップリ。
    白菜にエビ、イカに帆立にキクラゲと、麺を箸でさぐらぬ限りまるで海鮮炒めの料理のように見える贅沢。堪能します。また来よう。


    関連ランキング:中華料理 | 九段下駅神保町駅飯田橋駅

    拍手[5回]

    ひさしぶりに九段下に来て、ちょうど時間がランチどき。



    そろそろあそこで夏の特別料理がでてくる頃だよなぁ…、と店を覗くと大混雑。日を変え、あれを食べてやろうと舌なめずりをしながら歩いて「魚鐵」にくる。
    魚のおいしい和食の店で、昼は気軽な定食がある。
    引き戸の格子の間から中を覗いたら、お店の人と目があって、双方、笑顔で「いらっしゃいませ」「こんにちは」。
    お一人ですかと、カウンターに案内される。



    お店の奥に厨房があり、ほとんどの料理はそこでできるんだけど、カウンターの中に大きなまな板がある。
    そこで刺身が次々できていくのですネ。
    しかもお年を召したご主人が、ニコニコしながら魚を切って刺身にしていく。
    オレンジ色のTシャツ姿も若々しくて、みてるこちらもしゃんとする。



    刺身がメインの定食と、煮魚あるいは焼き魚がメインの定食がそれぞれ10種類ほどもありますか。
    今日のオススメの「銀むつの西京漬け焼きの定食」を選んでたのむ。
    じっくり時間をかけて焼いてもらって待って、やってきたのがめでたき一皿。
    焼いた魚がメインの定食ではあるけれど、一番目立つ主役の場所に刺身が置かれているのがステキ。
    サービスでかならずついてやってくる、いろんな魚の端材をあれこれ盛り合わせたもの。
    酢〆の鯖にマグロのブツ。サヨリにカンパチ、ゲソにタコ、イカ。タイの切り身にホタテの柱と、それこそこれがメインでもいい華やかさ。
    当然、ネタの鮮度は抜群。ご飯のお供にありがたい。



    そしてメインの焼いた銀むつ。
    西京味噌に漬け込まれ、余分な水気を吐き出し旨みを閉じ込めた分厚い切り身がコンガリ焼かれて、食欲さそう。
    西京味噌が焼けた香りに焦げた脂の香りが混じり、箸を出す前に思わず拝んでしまいそうになる。
    箸を当てるとブリッとしたたか抵抗し、突っ込みひねるとブルンと肉がこぼれ出し、蒸気がボワっ。
    湯気の香りのおいしいコト。
    ご飯にのせてハフっと食べます。
    むっちりとしてなのにツルンとハリのある、海の深いところで育つ魚に独特の頑丈な肉。その肉質に負けぬ旨みもたくましく、骨までチュバチュバ、しゃぶって食べる。口にまったり貼りつくゼラチン。唇までもすべすべさせて、ご飯がどんどん進んでくれる。



    小鉢の中には炊き野菜。ダイコン、ジャガイモ、玉ねぎをさっぱり薄味で仕上げてくれてて、これがほどよき口直し。
    固めにたけたご飯を今日は控えめに。小ライスにしてカロリーばかりか50円まで節約できた(笑)。
    わかめがたっぷりはいった味噌汁は、味噌の風味より海の風味が強くって、魚を食べてお腹を満たしたって気分をますます盛り上げる。
    変わった料理は何一つなく、平凡なのに非凡な料理。そんな料理が一番のオゴチソウだね…、と思ってニッコリ。さぁ、仕事。


    関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 九段下駅飯田橋駅、水道橋駅


    ところでコレ。100年間の女性のファッションを2分間の動画にまとめてみました…、っていうモノ。よく似た動画がいくつかあるけど、着つけるとこから撮っているというのがちょっと変わって、オモシロイ。



    結局、女性のファッションというのは着やすい方向に進化したのか…、って思ったりもし、この傾向を極限にまでおしすすめたら、ハワイのムームーになっちゃうのかなぁと心配したりもする次第(笑)。
    それにしても下着が一切変わらぬところが画竜点睛をかいちゃってるよねって思いもします。個人的には1985年のファッションが一番身近でなつかしい(笑)。


    拍手[2回]

    秋葉原の万世で昼。どうにも食べたいものがあってそれで2階のステーキハウス。



    万世橋のたもとにあるビル。上から下まで見事に全部、肉をたのしむお店が入ったオール万世なビルにあって、中でも一番ゴージャスな古き良き時代のステーキハウスの風情を正しく伝えるお店。
    ほどよく暗くムードがあって、しかもエレガントなサービス付きというステキに今日もウットリします。



    ナイフフォークがズラリと並び、そのかたわらには小さなパン皿。
    上に分厚いペーパーナプキンを王冠状に折りたたんだのが、そっとのっかり、お客様を出迎える。
    そのナイフフォークのひとつひとつに万世の牛のマークが入ってる。取っ手分厚くズッシリ重い上等にニッコリしながらカメラを向けると、なんとナイフフォークを休ませるレストにまで牛のマークが刻印されてて、なんかシアワセ。

    ランチセットにはサラダとパンが付いている。



    パンはロールをオーブンの中であっためて、バターと一緒にやってくる。
    サラダは大きめ、ガラスの鉢に入ってて、パリパリ、しかもみずみずしい。ドレッシングは3種類。それ以外にハーブソルトのご用意もございますがと、それをもらって食べると野菜の甘みが引き立ち、お腹も潤う。
    ちなみにこれを食べるためだけのナイフをどうぞと手渡してくれる。それがキーンっと冷たくされてて、手から味わうごちそう感にニッコリします。



    そして今日の目当てのメイン。ステーキとロブスターのマヨネーズ焼きがやってくる。
    ココしばらく、実はこのロブスターをどうにもこうにも食べたくって、それでずっとどこで食べればいいんだろう…、って思ってたんだけど、ココにあるのを思い出し、たまたま近所で仕事があって、それでコレ。
    昔、こういう料理はホテルに行けば食べることができたんだけど、今の日本のホテルにゃこういう伝統的な贅沢料理がなくなっちゃった。



    かなり大きなロブスター。半身の尻尾をくりぬいて、生クリームとマヨネーズ。チーズと一緒にこんがり焼いてる。
    ブルンとロブスターの肉がはじけて、塩の旨味と甘みが広がる。
    マヨネーズの酸味と旨味。こってりとした風合いに味噌がからんで、ちょっと和風な味がしてくる。
    なんだか口がめでたくなってく。つまり日本の結婚披露宴の料理を食べてるみたいなめでたさ。ソースも全部パンで拭って、食べたい熱が収まっていく。



    肉は赤身のランプ肉。実はこの店。脂を極力とりさって、赤身の旨味をたのしんでという料理スタイル。「Diet Steak Restaurant」と英語の店名にも書いてあってなるほど、脂はほとんどない。
    おいしいようにとお願いすると、ミディアム・レアでやってきてベーコンくるんと巻いてある。メンテルバターを1個のっけて、コクと風味をくわえてくれる。
    ナイフを当てるとスパッと切れる。
    噛むと奥歯でじゅわっと肉汁ほとばしりでて、口の中がみずみずしくなる。炭焼き肉の焦げた香りもおいしくて、あぁ、シアワセだって気持ちも満ちる。



    いいお店です。肉がおいしいだけじゃない。
    その肉を贅沢な素材としてたのしんでもらおうという工夫に満ちたおもてなし。熱いものは熱く用意し、冷たいものはより冷たくと基本に忠実。
    サラダや食後のコーヒーは女性スタッフがもってくる。
    けれど肉は厨房スタッフが自らもってやってきて、焼き加減の確認したりバターをそえてあしらったりと、厨房がなるべく近く感じる工夫をおこたらない。
    ずっとこのままあってほしいなぁ…、って思ったりする。オキニイリ。


    関連ランキング:洋食 | 秋葉原駅岩本町駅淡路町駅

    拍手[4回]

    夜はゴキゲンな仲間で一緒に千駄ヶ谷。



    「ボガマリクチーナマリナーラ」っていうオキニイリのイタリア料理のお店を選んだ。魚がおいしいイタリア料理で、なにしろキッチンの前に魚のショーケース。
    そこでお店のスタッフを、相談しながらメニューを決める。
    あの貝、この貝と好みのモノをいうとザルにそれを取り上げ、厨房の中に手渡しそれで料理が出きる。
    臨場感もさることながら、サービススタッフでありながら料理のコトにくわしく的確に食べ方教えてくれる知識に感心します。



    テーブルにつくとグリッシーニにフォカッチャ、それから小エビのフリット。
    塩がしっかり風味を引き立て、こりゃ、ワインだなぁ…、ってソワソワします。そこにすかさずソムリエールがやってきて、白にしますか?泡にしますか?と。
    泡をグラスでまずもらい、それを飲みつつワインリストを開いて次の一本たのんでゴキゲンな夜の準備ができる。

     

    選んだ素材を選んだ調理方法で作ってもらう間をつなぐ、とりあえず的料理が多彩に揃うところもありがたい。
    イワシの自家製マリネであったり、キノコのマリネ。
    イワシはスキッと酸味が強く、キノコはドッシリ、旨み芳醇。
    淡路産の生牡蠣をハーフシェルでもらって食べると、これがネットリ。海の滋養を感じる名品。
    泡を飲み干し、白いワインがグイグイすすむ。



    そして一品。今日のおいしい魚をメインのカルパッチョ。
    ハーブ野菜の上にドッサリ、キンメダイやらイサキにマテ貝。アオリイカにミズダコなどがにぎにぎしくも散らかっている。
    トマトにディル、ピンクペパーが彩りそえて、お皿の向こうの小さなボウルに、生のしらすがどっさり盛られる。
    味は塩とオリーブオイル。油にルッコラの風味がついてて、一口ごとに口がすっきりリセットされて、次の一口、ねだる美味しさ。みんなでとりわけ食べるのも、たのしく、ウレシク、テーブルの上がにぎやかになる。



    フランス産の白アスパラガスにトリュフを乗せると旨いんです…、って、進められて、そりゃ、旨いだろうってたのんだのがこれ。
    バターの中に玉子を落として半熟状態を壊してそのままソースのように仕上げたモノを、シャキッとグリルしたアスパラガスにとろりとかけた色っぽい皿。
    そこにトリュフをシャッシャと削って乗せてくれるのが、もうたまらない。
    出来損ないのマヨネーズのようなソースとアスパラガスの相性バツグン。玉子とトリュフの相性最高。だからおいしくないはずがない。
    ザクッと歯切れて、夏の苦味を吐き出す大人のゴチソウ味わい、またグビリ。



    それからパスタ。ワタリガニを一杯丸ごと使ったソースで、ショートパスタを煮込んだモノ。
    ワタリガニの身は丁寧にほぐしだし、ソースの中に混ぜられ仕上げる。パスタに蟹の味がキレイに染みこんで、ゴリゴリとした歯ごたえもいい。
    酒がおいしいテーブルに、ロングパスタがやってきちゃうとみんなそれをズルズル食べるのに必死。会話が途切れる、無粋な料理になっちゃうけれど、ショートパスタはユックリ食べても食感、味がそれほどかわらぬ。
    特に今日のこのパスタ。
    時間が経っても歯ごたえ変わらず、蟹の風味がたのしめる。



    そしてメインのアクアパッツァ。
    ここに貝がふんだんに使われてます。魚にマテ貝、蛤、あさりと貝の旨みを水に移しておいしく仕上げる。
    パスタがトマトの味のモノ。だからこれにはトマト控えめ。ドライトマトだけを使って、塩味にして仕上げてくれるところがうれしい。
    ハーブにケッパーでキリッと味をひきしめて、うやうやしくもとりわけどうぞとふるまうところもサービス精神旺盛でよい。



    結局、泡にワインを三本。白が2つにドライなロゼで気持ちよくなる。それらワインのセレクションの見事なるコトに、ソムリエールの知識、経験の的確感じる。
    食後にお酒はいかがですかと、アマーロ飲んでお腹スッキリ。
    ビリリと酸っぱいレモンパイ。ズコットもらってエスプレッソでお腹にたのしく蓋をする。
    よき夜でした。
    おいしい料理といいサービスに、語る話も夢見がち。いい夜でした。ありがとう。


    関連ランキング:イタリアン | 北参道駅代々木駅千駄ケ谷駅

    拍手[6回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]