夕方、羽田から出発の短い旅行。飛行場にて軽く寿司。
セキュリティーゲートを入った出発ロビーのどまんなか。フードコートのような施設ができていて、その一角にたちの寿司屋のカウンター。
その場で立ってつまんで食べるコトもでき、その前にあるテーブルでオキマリ商品を食べることもできる仕組みで、オキマリたのむ。
特選寿司の盛り合わせという、ちょっとビックリする値段。
しかもやってきたのはテイクアウト用にも使えるプラスティックのパッケージ。そのまま蓋すりゃ、デパートあたりで売っていそうな合理的なる姿にビックリ。
ただネタのひとつひとつを見るとかなりの上等で、商品自体の力があればこれでもいいか…、って半ば納得。
でも汁くらいはついてくれてもいいんじゃないの…、と思って食べていたらば次々お客様が来て、朝からビールを飲んでいた。
なるほどこういうお店で汁を出してしまうのは粋じゃない…、ってコトなんでしょう。オモシロイ。
ウニとイクラの軍艦巻きからネタがこぼれ落ちている。これが売りのひとつのようで、せっかくだからイクラの上にウニを乗っけてダブル軍艦にして食べる。ウニで作ったソフトクリームがのってるみたいな愛嬌のある姿にニッコリ。堪能す。
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出発前までの時間を伊勢丹のカフェでぼんやり過ごす。
いつものんびりできる空間。
ときにノーゲストだったりすると、申し訳ないような気持ちになってドキドキするけど、高価な買い物をイセタンストアでする人たちが、家賃を払ってくれているんだよ…、と腑に落としつつ、知らぬ顔してのんびりします(笑)。
羽田のWi-Fi環境もよくなり、メールチェックをするのも快適。まるで羽田の書斎のような使い勝手にニッコリします。
今日がまさにそういう申し訳ないような日で、ボクがオンリーゲストでござる。
コーヒーだけでいいかと思ってやってきて、なんだかそれではすまないような気持ちになった。それで一緒にアップルシナモンシュガートースト。
アップル・シナモン・シュガー・トースト。
名前がまず、いい…。
アップルで、シナモンで、シュガーでトースト。どれもがおいしそうな語感を持ってて、口にするだけで気持ちが甘く、せつなくなってく。
実際やってきたトーストの姿に香りが甘く切なく食欲さそう。
サクサクとした粗い仕上がりのイギリスパンが、ザクザク、こんがり焼けて歯ざわり軽く、にぎやか。
バターをタップリ。メープルシロップを注いだところに焼いたリンゴをドッサリのっける。シナモンシュガーをたっぷりまとわせ出来上がりという、シンプルだけど食べるとこれが、なんとおいしい!
クチュッとリンゴが潰れて口をみずみずしくして、酸味と明るい甘みが口に広がっていく。そこにカサッとパンが砕けてシナモンの香りがすべてをおおってく。
摘んだ指までおいしく感じる。あと20分で搭乗口へと向かいます。
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