サカキノホトンブログ日帰り出張、アサハネダ

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

日帰り出張、アサハネダ

羽田から高知日帰りの旅に出かける。

さてその前に、ターミナルにて腹ごしらえ。
最近、飛行機出張のほとんどが、なぜだか全日空ですることが多くなって、それで今朝はひさしぶり。
ＪＡＬ出張で、第一エアターミナルの「チャオ」に来ました。

カレースタンド。
商品そのものはなんのへんてつもない普通のカレー。
けれど馬蹄形に作られたカウンターの中に大きなポットが置かれ、そこにカレーが蓄えられてる。
湯煎で保管するのにほどよき温度に保たれているカレーのルーを同じカウンターの真ん中に置かれたジャーの中のご飯をよそおい、そこにタランとかける。
目の前で。
見事な手際でかけまわし、さぁ、どうぞ…、と提供してくれるそのスタイルがちょっと特別。
とてもさりげない仕草でタランとかけるのだけど、タレのひとつもなくうつくしく、キレイにお皿の予約を満たす。
レードル一杯分がちょうど一人前になっているのも見事なところ。
手首をユックリ、クルンと回しながらやさしくかけていく、姿がこれまたうつくしい。
厨房の中でご飯を盛るのは男の仕事。
外でソースをかけまわすのは女性の仕事で、まるで普通のおうちカレーの役割分担のようなところもまたステキ。
女性スタッフの笑顔がキレイで、声も元気で明るいのがいい。

トロンとなめらかで、あまり粘り気のないカレー。
サラッとしててご飯とのからみがよくて、食べると口の中がみずみずしくなる。
辛味よりも旨みが強く、しかもスパイシーな風味がおいしい。
具材はお肉。
わりとコロンと充実してて、噛みごたえがたのしい塊。
ゴロンゴロンと６個ほど。
それ以外の野菜はルーにとろけて旨みだけになっているのが潔い。
ご飯の仕上がりが固めでツルンとしてるのもカレーらしくていい感じ。

ココには「カレースパイス」が常備されてて、それをタップリ。
カイエンペッパーをメインにした、スッキリとした辛味調味料。
カレー自体の味を変えずに、辛味だけを追加できるから、調子にのってドバドバ使う。
しかもいきなりガチンと爆発するような辛さじゃなくて、ドスンとお腹の中からドンドン、辛味が後から増してくる。
だから気づけば汗だくになる。
カレーを全部平らげたらば、まるで全力疾走したような頭の上から汗がダバダバ。
水を飲んでも収まらないのに、ちょっとビックリ。
ラッキョをカリコリ、噛んで辛味を抑えこむ。

出発までの時間がちょっと余分にあって、それでスタバで時間をつぶす。

羽田の中のスターバックス。
オモシロイのが、全日空のターミナルではセキュリティーを通った搭乗ゲートの近く。
一方、日本航空が使ってる第一ターミナルでは、セキュリティーの外側にしか出店してない。
全日空にはスタバの飲み物を持ち込むこともできるんですよね…。
ＪＡＬ派的にはちとうらやましい。
アイスドリップをショートでもらって、コクリと飲みます。
今週の前半はかなり涼しい毎日。
ところが昨日あたりから、徐々に気温があがりはじめて今日はかなりの蒸し暑さ。
それで冷たいコーヒーが、とてもウレシイ。
カップをもらって蓋の部分を手に持って、グルングルンと回して中を冷やして飲んだ。
ひやっと氷が前歯に当たる。
それにしてもスタバの新しいこのロゴも、慣れるようで慣れない、けれどそのうち慣れてくるんでしょう…。

一緒にチーズデニッシュをとる。
今日はもしかしたらば夕方まで食事ができないかもしれない出張。
それで朝にエナジーチャージを…、と。
まぁ、食べたいものを食べる言い訳はこうしていくらでもできようモノです、食いしん坊（笑）。

デニッシュといえばデンマークの伝統的なるパンで日本では、アンデルセンが一番最初に作ったんだと言われてる。
本当のデニッシュには、粉の配合。
バターの分量。
折り畳む回数から焼く温度まで、キチンと決まりごとがしてあって、それに合わないモノは本来、デニッシュペストリーとは呼べないコトになっている。
…、らしいのだけど、今ではいろんな流儀の「デニッシュ風」のパンが出てきた。
これもデニッシュ本来の層をなすような生地じゃない。
フッカリしていて、穴が沢山あいてはいるけど、だからといって噛むとサクサク、生地が壊れることはない。
本物のデニッシュを食べるとまるで、上等なクロワッサンを食べてるみたいに生地のかけらでテーブルが汚れなくっちゃいけないんだけど、これはなんともおとなしい。
これでも昔、これと同じ商品があり、それはも少しサクサクしてた。
レシピが変わって今ではフカフカ。
テイクアウトして、場所を選ばず食べるのにはこっちの方がいいんだろうけど、ちょっと残念。
生地の上にもタップリチーズ。
それが焦げて香ばしく、カルデラ火山の頂上が崩落したような凹みにチーズクリームが流し込まれてネットリ、おいしい…、さてさてそろそろでかけます。

[0回]

2011/05/20 (Fri) 東京の他エリアのレストラン Comment(0)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

サカキノホトンブログ

[PR]

日帰り出張、アサハネダ