今日の原宿のスゴい人出にうんざり気味。
何がスゴいって、みんながそれぞれ行きたい方向に行きたいように歩き続けるカオスっぷりに、自分の体が思うようにならぬほど。
疲れてどこかでお茶でも飲もうと思うとこれまた大行列…、特にパンケーキ系のお店は一体どこが行列の最後尾なのかもわからぬほどの人、人、人にまたまたうんざり。
ストリーマーコーヒーカンパニーっていうエスプレッソカフェでボンヤリ。
原宿の街の外れとはいえど近所まで人が溢れるエリアにして、ほぼ貸し切りな贅沢空間。
エスプレッソカフェのように見えぬ外観と、正真正銘飲み物しかないというマッチョな商売…、だから原宿的ではないから人が寄り付かないのかもしれないですネ、アリガタイ。
しっかりボディーを感じるコーヒーで、うま味がずっと持続する、ぼんやり過ごす片手にあると安心できるカフェラテ、それからフルーツジュース。
コンクリート打ちっぱなしの小さな箱のような建物。
窓が大きく外からタップリ光が入り、窓に貼ったお店のロゴが革張りソファや壁にまるでタトゥーのような模様を影で落としてく。
いい店、そしていい時間…、喉にもウレシイお店なり。
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今日、原宿に来た目的がドレッシングの試食会。
大分の喜多屋って言う食料品屋さんが作った豆腐を作ったピュレ調味料や、野菜をふんだんにすりおろしたドレッシングタイプの調味料。
それにフライパンだけで焼き上げる発酵パンや、長野県の正直な生産者さんが作ったおいしい野菜で、それら調味料のおいしい食べ方をためしてみようという企み。
乳製品をまるで使わず、にもかかわらずポッテリとしたうま味に満ちたタルタルソース。
「和タル」って名前が愛らしくて、瓶のデザインもかわいらしい。
見た目だけじゃなく使い勝手も面白くって例えば茹でたじゃがいもを、潰してこれを混ぜただけでシットリ味のポテトサラダが出来たりする。
柚子胡椒が混ざったものはそれ自体がピリッと辛く風味豊かで、にもかかわらずマヨネーズみたいにそれ自体が味の主張して素材の味を隠してしまうことがない。
「和タル」の「和」は、和を尊ぶ和…、みたいな感じでオモシロイ。
「かけべじ」って名前のドレッシングタイプの調味料は、名前の通りかけて食べるコトができる野菜のような食感、味わい。
ドレッシングのように野菜に食べてもおいしいのだけど、びっくりしたのがスープ。
しいたけでとったお出汁を塩で味を整え、そこに厚揚げ。
ピーマン味のドレッシングをかけるとそれでスープになってく。
パプリカやトマトが持っている自然な酸味に近い酸味が口に広がり、野菜をほとんど入れてないのに野菜をコトコト煮込んだようなフレーバーまで出るのにビックリ。
考えてみればドレッシングには「酸味」「うま味」「スパイシーなフレーバー」がバランスよく整っていて、それらは料理の味の基本でもあったりする。
ドレッシングとして保存性をたかめるために、防腐剤や重たい油を使ってしまうから雑味やエグみがでてあたためると嫌な味になってしまうけど、そうじゃないこういう素直な調味料は温めようが、そのまま食べようがスッキリ、お腹が受け付ける。
刻んだ野菜に冷たいドレッシングをかけるとこれが、ガスパチョみたいな味になるのもまたオモシロく、これを使っていろんな料理に応用できそう…、と、みんなでパクパク食べながら話が次々、盛り上がる。
あっという間の2時間が過ぎてお開き…、続きは自宅で試行錯誤いたしましょうと思って帰る、今日の午後。
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