秋葉原にて肉を喰らおうと「トゥッカーノ・グリル&バー」。
秋葉原駅の前にそびえ立つヨドバシカメラのお店の一部。
「お店の中」と言えぬのは、確かにヨドバシカメラの入ったビルの中ににはあるんだけれど、店そのものの入り口はその裏側でヨドバシカメラの中から直接出入りできない構造なのネ。
だから一部という次第。
小さなお店で、ドアを開けると目の前に馬蹄型したカウンター。中にキッチン。そのキッチンも作業台と直火のコンロとシュラスコ用のグリルオーブン。
それで充分…、だって料理はサラダ以外はほぼ肉ばかり。それもジュウジュウ焼くか、こんがり焼くかという単純な調理方法ばかりでござる。
中でもランチの売り物はランプステーキ。
オーダーカットで好みの量を注文できる…、いつもは1ポンド、つまり430gほどを焼いてもらうんだけど、今日は少々控えめに。
4分の3ポンド分、つまり330グラムほどの量でたのんだ。
赤くてキレイな肉をザックリ、太い拍子木状に切り分けそれを熱々の鉄板の上に並べてジュウジュウやってくる。
サイドに茹でたいんげん豆とスイートコーンがあるばかり。鉄板の上はほぼランプ肉だけというのが潔く、蒸気がモウモウ湧き上がる。
しばらくしたらヒックリ返す…、その裏側はこんがり焼けてる。
このひっくり返すタイミングでレアになったりミディアムだったり、肉の焼け方が変わるのですネ。
上下だけじゃなくて切った断面を焼けばウェルダンにして食べることもできるというのがたのしい趣向で、同じ肉でも焼き加減でまるで違った、食感、味わい。
塩とスパイスがタップリ肉にほどこされてて、何もつけずともそのまま旨い。
ヒヤッと赤身の肉が舌にからみつく…、噛むとうま味にが滲み出し赤身独特のスッキリとした酸味が後口ひきしめる。
サルサをかけると玉ねぎの辛みとお酢の酸味が肉の甘味を引き出す。
顎にガツン!と肉のおいしさしみわたる…、ご飯も食べずに肉だけもりもり。元気な体ができてくような、そんな気がする。オキニイリ。
東京にあるステーキの大衆部門ナンバー1はココで決まり!と思うなり。
関連ランキング:ステーキ | 秋葉原駅、岩本町駅、末広町駅
ところで、こんな動画の作り方ができるんだなぁ…、って思った一本。
An Instagram short film from Thomas Jullien on Vimeo.
「An Instagram short film」っていう題名で、その名の通りインスタグラム上に公開されているいろんな人が撮影した画像を集めて、一本のフィルムにしたもの。
画像は全部で852枚、時間にして2分弱という力作です。
同じテーマで撮られた写真って、撮った人が違ってもこんな連続性をもって見事につながって行くんだなぁ…、って、なんだかウットリ。
凱旋門からはじまって、ベルリン、シドニー、ニューヨーク。世界中を旅しているような気持ちにすらなるステキなフィルム。ますます動画熱が高まるそんなコレ。[2回]
PR