渋谷と青山、それから原宿と言う3つの街が接するところ。
坂道途中の三角形の角に建ってる古いビル…、それを改装して作ったオンザコーナーっていうお店の入り口。
ベアポンドっていうエスプレッソバーがあります。
かつてはエスプレッソマシンがおいてあっただけ。
お店のエントランスの前の、当たり前だったらウェンティングコーナーくらいにしかなりそうもない場所。
そこに下北沢で知る人ぞ知る、エスプレッソバーの支店を呼んだ。
オンザコーナーってカフェが流行った理由のひとつでもあったココ。
大きなテーブル。
壁に面して電源ポートをタップリ持ったカウンターを作る改装を最近しました。
エスプレッソコーナーが、いつの間にかエスプレッソバーになった、そんな感覚。
かなり人気があるようで、ボクがお店に入ったときも3人ほどのお客様がカップを片手にたむろしていた。
お店の人と自然と会話がはずむ距離感とでもいいますか。
どこに座ってもエスプレッソを作る気配を感じる親密な空間に、甘い香りと明るい光。
ぼんやりするのによいお店。
エスプレッソは本物です。
カプチーノ作ってもらったのだけど、ポッテリとした泡がやわらか。
飲むというより、食べて味わうような感じの飲み心地。
トロンと口に流れこみ、ジュワッとユックリ舌の上で蒸発していく泡の食感はかなく、けれどドッシリとした濃厚なエスプレッソの香りは上等。
とても丁寧に。
しっかりと時間をかけて落としたエスプレッソ。
その丁寧が、味に移っておいしくなっていったっていう、そんな味わい。
エスプレッソマシンが置かれたカウンターの端っこに、パンやケーキが置かれてる。
マフィンやスコーン。
それにちょっと田舎風の素朴な見た目のパンが全部で10種類ほど。
コーヒーと一緒に食べたら、おいしいだろうなぁ…、って思ってひとつ。
ベーコンと一緒に焼いた細いパン。
バゲットっぽく固めに焼かれたパンでごりっと、生地が頑丈。
全体的に乾いた感じ。
噛むとゴソッと壊れて奥歯を叩く。
顎にガツンと生地のおいしさ伝わってきて、唾液がジュワッ。
パンがしっとり、やわらかになる。
焼けた小麦の甘い香り、そして味わい。
ガリッと焼けたベーコンの脂の風味に、噛むとジンワリにじんでパンの生地に混じってゆくその食感。
これってワインに合わせて味わうと、いいんだろうなぁ…、って思ったりする。
噛んで噛んで、そしてカプチーノをゴクリと飲んで次の用事に向かって移動と六本木。
六本木にてヤボ用をして、それで夜を六本木にて食べ放題。
ちょっといいことがありまして、気持ちの上では小さなお祝い気分でござった…、それでちょっと贅沢な食べ放題を選んでたのしむ。
「八山」という和食のお店。
チェーン店でいろんなところにあるのだけれど、六本木にあるこの店だけにある食べ放題のメニューがある。
実は同じチェーンに「雛鮨」という寿司のお店があるのだけれど、そこと隣合わせになっている。
2つの通りに挟まれた長細いビルの表っ側には八山の入り口。
裏側に回ると、雛鮨の入り口があって、ところが中で繋がっている。
八山はしゃぶしゃぶ。
雛鮨は寿司の食べ放題をやっていて、ここはその両方をたのしむコトができるというモノ。
寿司とかしゃぶしゃぶの食べ放題って、最初は勢いづいてたくさん食べるのだけど途中で飽きる。
途中でなにか別のモノを食べることができると気持ちが変わって食欲に拍車がかかるように出来てる…、って思うのですね。
だからこの店。
かなり重宝…、ありがたい。
赤身がきれいなほどよい肉をタップリ、まずはしゃぶしゃぶしていく。
この食べ放題のステキなところは、お店の人が食べ放題気分を盛り上げてくれるところ。
お皿の肉が少なくなると、お替りの肉をたのまないのに持ってきてくれる。
数皿食べた頃にはこう聞いてくれるのです。
「まだお肉のお替りを召し上がっていただけますか?」
お替りすると「まだお替りするの?」って顔をするお店がある中、ここのお店はお替りしないのが悪いような気持ちになってくるのです。
肉だけでなくタレも鍋のスープもどれも、こちらからたのまなくてもお店の人が「お替りおもちしましょうか」と。
コレが本当の食べ放題だなぁ…、って思ったりする。
そうそう、鍋のあくとりをするために、ほとんどの店では網のオタマが用意されてる。
ところがココは普通のオタマ。
それでスープごとすくってどんどん、アクをとって下さいネ。
減ってしまった分はスープを追加しますから…、って贅沢なコト。
網付きオタマは網がすぐにアクでつまって、使い物にならなくなるから、こちらの方が本当はいいのでござります。
寿司食べ放題は今日の品書きにチェックをいれて、お店の人に渡すともって来てくれるというシステム。
一度に20個まで注文できるのだけれど、一回ごとにテーマを決める。
例えば貝だけ。
例えばタレもの、あるいは季節のおすすめだけ…、とたのんで食べるとなんともたのしく食もすすんでニッコリとなる。
土曜の夜の、たのしい贅沢…、お腹をゆすり下へ下へと食べたものを落としてお腹に空間つくり、次々、ゴチソウ収めてく。
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