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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ところでつらい、ご報告。

    実は本日、裁判所からのご指導によりOGMコンサルティングを清算処理することが正式に決定しました。
    事業そのものは重たいながらも徐々に良い方向に向かいつつあったのですが、スポンサー側に我々の力ではいかんともしがたい事情が発生。
    当社も同時に著しく信用を損なう状況に陥り、それを理由にこれ以上の事業継続が困難であろうとの判断からの処分であります。
    私個人は今後、OGMに関連する一切の業務にかかわらぬことをもって、経営責任を果たすこととなりました。
    その問題が発生してから一ヶ月ほどという急転直下の決定に、なんの準備もできぬまま。
    今まで、当社の再生に対して温かいお言葉とご協力を頂戴したお客様、およびお取引先の皆様の期待に添えぬ結果にもなり、まことに申し訳なく思います。
    外食産業が痛んでしまっている今こそ、私達がちょっとでもお役に立てればと思いつつ、その責務を果たせぬ悔しさ。
    また、一緒にここまでがんばってくれた社員の皆さんにも迷惑をかける結果となった。
    それが何より辛いことであります…、ごめんなさい。

    今日より早くて一ヶ月。
    長引けば2ヶ月ほどの期間を経、OGMという会社が名実ともになくなるまで私儀、会社にかかわる活動を一切休止し、破綻処理が滞らぬよう心がけることとあいなります。
    しばらくじっと立ち止まり、さまざまなことを見直すためのよきキッカケと思えばたのし。
    そののちは新しい環境のもとで新たな仕事を作っていこうと思っています。
    どのような形であっても、今までの志しと人と人とのつながりだけは失わぬよう、がんばる所存。
    なにとぞご理解いただきたいと存じます。

    齢50の最初の仕事がリセット業務。
    それもまた良し…、と、そう思うことといたしましょう。
    空が落ちてこぬ限り、ボクにはきっと明日がある。

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    地下鉄を淡路町で降り、「あけびの実」に来る。

    akbnomi.jpg今、ボクの中では一番のハイコストパフォーマンスバフェの店。

    ホテル聚落って昔からある古くさいツアー客目当てのホテルが改装。
    部屋もモダンなデザインホテル風になり、ホテルジュラクって名前も漢字からカタカナになる、その改装の一番成功した部分が多分この店。
    バフェレストラン。

    ホテルの中。
    だから朝から晩まで営業してる。
    しち面倒くさい自然派じゃなく、ましてや哲学的なオーガニック流でもない、とてもおおらかな料理スタイル。
    なるべく出来立て。
    中には目の前で料理を作ってくれるコーナーもあり、料理だけじゃなくサービスもよい。
    大きすぎないお店もいいし、ユッタリとしたテーブル配置も落ち着ける。
    中でも朝ののんびりとした雰囲気は極上クラスであります。
    オキニイリ。

    目についたものをお皿に盛ります。

    455fc359.jpegここの食材は逞しそうに見えるものがとても多い。
    例えばベーコン。
    分厚く切ったショルダーベーコンの、よく見れば厚さが不揃い。
    塊のままのをここで削ぎきって、それで焼いているのでしょう。
    脂がジュワッと噛むと口をすずしくさせる、脂ののった豚のグリルを食べているよう。
    玉子の黄色も強くて濃厚。
    バターをたっぷり練り込みながら、ツヤツヤ仕上げたスクランブルエッグ。
    朝の体のエネルギー。

    キュウリをサイドにどっさりのせます。
    いろんなキュウリがおかれてて、大きく斜めにぶったぎられた生のきゅうりや、サラダ用のスライスキュウリ。
    あるいは糠漬けキュウリ等など全部で5種類。
    どれもおいしくみずみずしくて、けれど切り方違いで味の印象、歯応えがまるで違って面白い。

    f6a545e7.jpegすごく立派な梅干しめっけて、それを五穀米にのっけて食べる。
    見た目酸っぱく、匂いがこれまた酸っぱくて、それ眺めつつ口一杯によだれを溜める。
    ご飯に梅干しの色が移って桜色になる、そこだけほじって口に奥。
    ほんのり酸っぱい。
    紫蘇の風味と梅の酸味がお米の甘味を引き立てる。
    身はシットリで、かなりジューシー。
    まだ若々しい梅の実の名残りを感じるみずみずしさが、たのしい朝の潤いになる。

    イリコの風味がかなり力強い田舎風の汁。
    味噌は白味噌、具はジャガイモと、ボクの好みの味噌汁タップリ。
    うどんを見つける。
    ホテルのバフェの定番みたいになりましたよね…、うどんやおそば。
    朝の寝ぼけた喉にこうしたスベスベとした麺。
    やさしくたのしく、食欲なくともズルズルすすれるありがたい一品なのでありましょう。
    七味をタップリふりかけて、大人味にして目を覚ます。

    akb.jpg間もなくバフェがクローズします…、ってお店の人がやってくる。
    実はやってきたのがちと遅く、だから徐々にバフェカウンターの上の料理のいくつかが品切れ状態。
    昔のバフェの常識は、お客様がいなくなる寸前まで料理がタップリ用意されてることがいいこと…、だったのだけど、「勿体ない」と思うことが恥ずかしくはない今の時代。
    ユックリ少なくなっていく料理をみても、さみしくはない。
    しょうがないなぁ…、と思うだけ。
    無くなった料理って一体、どんなのだろう…、って、ぼんやり商品説明札を眺めて回る。
    もずく酢、今日の焼き魚。
    それに「唐揚げ」っていう札みつけて、あぁ、しまった、残念なりぃ…、ってかなり後悔。
    ここの唐揚げは天下一品、ボク好み。
    空っぽのお皿の上にちょっと散らかる揚げ衣の跡をぼんやり見てた。
    かなり呆然としてみえたんでしょう…、お店の人が近づいて来て、何個かお揚げしましょうか?って。

    e22d8475.jpeg好意に甘えて三個だけ。
    揚げてもらって、キュウリとご飯。
    そこにタップリ、スクランブルエッグを乗っけてケチャップたらり。
    朝のお子様ランチみたいにして、食べる。
    ガッシリとした大きめの鶏の切り身に、生姜醤油の風味がしみて表面サクサク。
    さすが揚げたて、一口噛むとポワっと湯気がやってくる。
    中はシットリ。
    朝からわがまま聞いてもらって、ご馳走ありつく、ご満悦。

    それにしてもここの近所の淡路町。
    大規模な再開発が決まったようで、町中、工事囲いに包まれている。
    囲いの上に貼られたビルの完成図。
    40階を超える立派な超高層のビルが出来るんだと言う。
    昭和の風情がいまだに残る、この界隈もやがてすっかり平成になる。
    それも現実、未来なり。

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    野菜がどうにもこうにも食べたくなって、それでお茶の水。

    d71687d8.jpegホテル聚落のメインダイニング「あけびの実」にてバフェの朝。
    ちょうど今、業界誌への寄稿文として「ホテルの朝食のこれからのあり方」に関する原稿を作っててそれでちょっと気になりもして…。
    というのも、もし今。
    東京で朝食のたのしいホテルはどこ?
    …、ってそう聞かれたらまず文句なくここを挙げるに違いないほど、気に入っている。
    気にもなってる。
    朝食がたのしいホテルが東京からどんどん少なくなっていくなか、この朝食バフェはかなりいい線いっていて、たしかにもっとお金を出せばびっくりするよな朝食を楽しむコトはできるだろうけど、1300円という決して浮世離れしてない価格でしかも、ハイクオリティ。
    悪くない。
    最近、改装をしてキレイになった小さいけれど居心地のいい客室も、東京の旧市街地の真ん中にあるというロケーションも、かなり上出来。
    スマートチョイスの一つだろう…、って思うし、みんなに勧めてる。

    自然派のバフェ。

    9c81393c.jpeg朝から50品ほども揃う料理もほぼ3分の2ほどが野菜の料理が占める。
    野菜が体にいいコトはわかっちゃいるけど、昼や夜の食事の機会に野菜ばっかりおいしくってもちょっと寂しい。
    肉や魚がないとなぁ…、って思ってしまうが、今は朝。
    不思議なことに朝の体は健康志向。
    バフェのカウンターを目の前にして、みずみずしくて色鮮やかな野菜がタップリある景色。
    ステキだなぁ…、と思います。

    サラダ野菜に茹でた根菜、煮た茎野菜。
    肉じゃが、それから茄子の煮びたしと、色とりどりで味さまざまな野菜の料理。
    野菜の量が多いだけじゃなく、調理方法の種類が多いというのがまたうれしい。
    スクランブルエッグや鶏の唐揚げ。
    鮭の焼いたの。
    あるいは、筑前煮の中に混じった鶏と、野菜以外に動物性のタンパク質モノも混じりはするけど、圧倒的に野菜の比率が高い朝。

    サラダ野菜に混じってレタスの芯がゴロンと転がっていた。

    f08392a2.jpegここ、大好き。
    みずみずしくて、とても甘くて、レタスの香りがギュギュっと凝縮されていて。
    噛むとクシャっとくだけて、口一杯に緑のシャワーがまき散らされる…、そんな味わい。
    体が中から潤う感じ。
    レタスのかけらがまぶたの奥から目玉を叩き、目を覚ましてくれるよう。

    新鮮で力の強い野菜の数々。
    そのまま食べても十分おいしく、けれどちょっと一工夫。
    茹でたキャベツにイカの塩辛ちょっとのせ、その塩味でもぐっと食べる。
    叩ききった太いキュウリに梅干しちぎってパキっと齧る。
    豆腐に海藻のっけてみたり、高菜の漬け物ともずくを混ぜてご飯に乗っけてズルっとやったり、野菜三昧。
    たのしんだ。
    ご飯は赤米、五穀米。
    それから汁をタップリ、もらう。

    a367d457.jpegトロンとなめこのとろみが混じった田舎味噌の汁。
    上にネギをタップリちらして、ゆらゆら、揺らしてみるもまるでネギが落ちていかないステキ。
    表面張力以上の力がなめこのとろみで生まれているからに違いない。
    その力。
    粘り気のあるがんばる力を、ゴクッと一緒にお腹にいれる。
    100%のグレープフルーツジュースにイオン水。
    コクッと飲んで、お腹をなだめる。

    朝食の時間のピークを過ぎてのことで、だからお客様は10人くらい。
    それに対して、従業員がホールに3名、厨房の中に4人いて、厨房作業のほとんどはランチの仕込みに違いない。
    けれどテキパキ、不要なお皿をかたしたり、足りないものはありませんか?と声をやさしくかけてくれる、心遣いをしっかりとする。
    ほったらかしではないお店。
    腹一杯になる以上のコトを味わわせてくれる心地よさ。

    それにしてもここのロビーの階段ホール。

    616768ec.jpeg緩い螺旋状になった二階とロビーをつなぐ階段。
    脇についてる手すりのデザインが、変わってる。
    グネグネ、一段ごとに曲がってて、ちょうど階段の凸凹をそのまま1メートルほど上に動かし壁に設置したような様。
    だから踊り場にやってくると、それはまっすぐ。
    マスタード色。
    ちょっとラテックスみたいなヌメッとやわらかな手触りの特殊な塗装。
    この手すり。
    ただのデザインなんだかろうか?
    それとも何かの目的をもった、例えばハンディキャップを持った人のためのユニバーサルなデザインを目指した手すり?

    そう考えると、ちょっとたのしい。
    おもしろい。

    さぁ、行ってきます、月曜日。

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    自宅の近所のホテルで朝。
    バフェにする。

    ea8768cc.jpegホテルの朝のバフェに来るたび、昨日はどんなお客様が泊まってたのかなぁ…、って思う。
    稼働率はどうだったんだろう?
    国内のビジネスマンがおおいのかなぁ…。
    それとも海外からの旅行客が多いんだろうか?…、って考えながらバフェのラインを眺めると、いろんなイマジネーションが膨らんでくる。

    ベーコンが日本人好みにシットリのとこはたしかに朝からスーツ姿のビジネスマンが目立ってたりする。
    そうじゃなくて、カリカリのクリスピーに焼きあがってるところに出会うと、ああ、ここは欧米系の人がおおいのかなぁ…、って。
    東三河のとあるホテルでは朝のソーセージのバリエーションが充実してて、聞けばドイツ系の自動車会社の営業支社がその街にあるからなんだ…、って言われて妙に納得したり。
    その土地、その土地の地方性も垣間見られる。
    けれど、そこに泊まりがちな人の嗜好が反映された、そのさまざまがたのしかったりするのであります。
    さて、ここは?

    e561051a.jpeg日本のビジネスマンがやっぱり多い?
    ご飯におかゆ、お味噌汁。
    梅干、漬物、佃煮、納豆とおかずそのものよりも「ご飯のあて」が充実してる。
    二日酔いの翌日の朝にききそうなものがたくさんそろっているのが、なんだかたのしい。
    カッチリとした木綿豆腐の冷奴。
    ご飯に梅干でおなかを作る。
    それにしても白い被写体ばかりだと、写真を撮るのに難儀する。

    とはいえご飯コーナー以外のところを見れば結構、海外からのお客様が多いのかなぁ…、っても思いもします。
    手掛かりは。
    玉子料理の種類が豊富なところ。
    ベーコンもちょっとカリカリ目の焼き上がり。
    パンの種類も盛りだくさんで、バゲット使ったフレンチトーストが焼けてたりする。
    コーンフレークスやミューズリなんかのシリアルもちゃんと揃ってて、日本のホテルというよりも、日系ホテルの海外支店の朝のバフェ…、みたいな感じがおもしろい。
    国際線中心のエアラインを親会社にもつホテルだからかなぁ…、なんて思いながら、トーストを焼く。

    そういえば最近、この街の歩道をゴロゴロ、大きなスーツケースを転がす外国人の姿を結構、見ます。
    彼らが飲み込まれていく先がココだったんだ、って思うとたのしい。
    おもしろい。

    0814632e.jpegこんがり焼けた分厚い食パン。
    ここのベーカリーで焼いてるんでしょうか…、分厚い癖してギッシリ生地の目が詰まってて、甘み控えめ。
    小麦の旨みと香りがします。
    焼け焦げてしまう寸前にまで両面焼いて、バターをのっけて耳だけはずして中のふんわり部分だけ、食べる。
    大人喰い…。
    許してください。
    ごめんなちゃい。

    バフェラインにパンフレットと一緒に並んでたこれ。

    5f0a8cfe.jpegカゴメの「やさいしぼり」というパッケージジュース。

    タレントのYOUさんがテレビコマーシャルで一口のんで、あれって顔する、どんな具合に「あれっ」なんだろうって気になっていた。
    なかなか飲む機会がなくってはじめて、今朝、飲んだ。

    なるほど「あれっ」でありますね。
    野菜の青臭さがまるでない。
    甘くてトロンとなめらかで、フルーツジュースのような飲み口。
    けれど舌の上にしばらく留め置き、ユックリ目を閉じ味わうと、パプリカだったりトマトだったり。
    それもそれぞれ完熟のベストな状態の野菜の風味が展開してく。
    今まで飲んでた野菜ジュースが、サラダ野菜だとすれば、これはグリルして甘みと風味を引き出した温野菜のよな味がする。
    ゴクゴク飲むのがもったいない。
    そんな上等。
    朝!になる。

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