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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    映画を觀ます…、ずっと前から観たいと思ってたオキニナリの映画を一本。

    zaboga.png電人ザボーガー」。
    今日から封切りになったばかりの映画であります。
    1974年4月6日から1975年の6月29日までの1年ちょっとにわたって52話。
    放送されてた特撮テレビ番組の映画版。
    かなりカルトな作品らしく、深夜枠でリバイバル放映されていた。
    あいにく当時、ボクはアニメや特撮モノにまるで関心持たぬ、おませ少年でありましてまるで知らずに育った。
    リバイバルのを見てビックリ。
    他の数ある戦隊物とはまるで違った不思議な設定。
    ザボーガーというロボットを、生身の人間が声で操る。
    しかもそのロボットが、普段はバイクの形をしていてバイクとしても機能するのです。
    事件が起こるとそれに乗り、現場についたらバイクがロボットに変身するという、合理的なんだかムダなんだか、まるでわからぬオモシロさ。

    ブルース・リーが流行った時代。
    だからかザボーガーを操る主人公が、一緒に悪と戦うときにクンフー風の滑稽なほどのアクションで戦うのだけど、これがかなりのオモシロさ。
    当時は真剣…、しかも格好良かったのでしょう。
    今となっては恥ずかしい、笑っちゃうようなその設定をそのまま真面目に再現してる。

    afe0c5dc.jpgその真面目さが感動的でもあって、笑いに涙がまぜこぜになった2時間弱があっという間に終わっちゃう。

    予算使いが上手な監督なのでしょう…、CGなんかもシッカリしてて特にキャスティングがとっても上手。
    ロバート・デ・ニーロばりのシリアスコミカルな演技上手な竹中直人。
    年をとってからの主人公を演じた板尾創路のなさけないほどの中年っぷりに、脇を固める人たちの素人臭くも一生懸命の演技がたのしく感心します。

    いい設定やいいセリフが結構、キラキラちりばめられてて、例えばクライマックス寸前に死ぬこと覚悟で敵に挑んでいく人が「名もない花は、誰にも知られずそっと咲かなきゃいけないんだ」といいつつニッコリ去っていく。
    ちょっと涙がでたりもします。

    トレーラーを一枚貼っておきましょう。



    ちなみに今日の劇場は新宿の中でも一二を争う大劇場で、なのにそこがぎっしり満席。
    しかも年齢層がかなり高めで、原作TVシリーズをリアルタイムで見ていた層や、あるいはリュックサックを背負って、ベースボールキャップをかぶった小太りオジサン、おにぃさんたち。
    中にはアキバで大きな紙のバッグを持ってあるいてそうな、ケミカルウォッシュのジーンズを胸の下までグイッとあげてベルトでギュギュッとしめて履いてる日本のサブカル支える人たちがいたりもしました。
    その人達を観察するのもまたたのしくて、こうした層がたのしめる映画があまりに今の日本に少なくて、彼らは飢えているんだろうなぁ…、って思ったりした、オキニイリ。
     

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    なつかし~
    貼り付けてくださった予告編を見て、血が騒ぎました。
    子どものころ、商店街に、30円入れたら動くザボーガーマシンがあったような、なかったような……
    99さん / 2011/10/16(Sun) /
    B級の極み
    > 99さん
    同じ戦隊物や特撮変身モノでも、タツノコプロなんかのものに比べて、B級色満載で、いまだに見返すと血が騒ぎます。
    ボクらが子供だった時代の日本のおおらかを感じさせてくれてステキに思います。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/16(Sun) /
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