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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    週末、書物をしながらひさしぶりにDVDを借りてぼんやり。流し見できるようにと重たくなさそうなモノを選んで何本か。



    笑っちゃったのが「シャークネードカテゴリー2」。
    アルバトロスっていう配給会社が配給する、アサイラムっていう会社の制作した映画。
    ロストワールドとキングコングに便乗した「キングオブロストワールド」だとか、スネークフライトならぬ「スネークトレイン」。エイリアン&プレデターがヒットした年にはよりもよって「エイリアンvs.エイリアン」だとか、ヒット映画をパクった作品を次々作る。
    ディザスター系が結構得意で、エグくてチープで失笑さそう情けなさが持ち味のジャンクフードのような作品…、それが案外、嫌いじゃないのね(笑)。



    これもサメが巨大竜巻に飲み込まれ、空から降ってきながら人を襲うという内容。
    そんなバカな!な設定、映像満載で、5分に一回は絶対笑える。
    こういう作品の正しい見方は、誰が死ぬかというコトじゃなく、絶対死なない主人公の周りの人たちが、どの順番で、どのようにして死ぬかというコト。
    こいつ、死ぬな…、と思ったら人が必ず死んでくれるようになったら完全に、ココの映画にハマった証拠。
    今回ボクも神の如き正確さにて、死を予見できてしまったのでありました(笑)。



    こういう作品が気軽に作れる。映像処理技術が進化したからなんでしょう。技術やセンスなんかより、勢い勝負のやりたい放題。こういうおバカが日本の映画にあってもいいかも…、って思ったりもする。悪くない。

    もうひとつ、「キョンシー/殭屍」っていう香港映画。



    これはまじめにすごかった。
    キョンシーっていうと、額に御札を貼って手を前に出し、ぴょんぴょん飛び跳ねる中国の滑稽なお化けのように頭のなかにインプットされていたんだけど、こいつは一切、飛び跳ねたりはしないのですネ。
    呪いに呪術に、謎の儀式に呪縛に憎しみ。
    人のココロの闇に巣食っているありとあらゆるものがひとつにないまぜになり、キョンシーというアンデッドの体の中に乗り移る。



    香港映画だけあって、途中からはクンフーアクション映画のようになるのだけれど謎めいた舞台設定。個性的なキャスティング。
    ちょっとわかりづらい設定もありはするけど、そんなコトなんて気にならないほどにうつくしい映像処理に、キャラクター。
    そして最後は愛の物語に昇華していく。
    かつてJホラーが我が世の春を謳歌した頃。こういう映画が次々できた。そんな時代を思い出させる、いい映画です…、オキニイリ。



    箸にも棒にもかからないモキュメンタリー系のホラー映画を借りて観て、一本ぐらいはまともな映画を観ておきたい。
    それで「はじまりは5つ星ホテルから」という映画を借りた。
    高級ホテルのレビューをする覆面調査官の女性を主人公とした映画で、ホテルをレビューしているシーンはたのしく、ちょっと勉強になりはしたのだけれど…。



    肝心のドラマ部分がひとりよがりで、何がいったい言いたかったんだかまるでわからぬ珍作でした。
    ひとつだけ、はっきりしたのは「人やモノを評価するだけの人生を送っていると人のココロがわからぬ薄っぺらな人間になっちゃう」んだというコトで、そうはならぬよう気をつけなければとわかった次第。
    リスクをおそれず、考え行動する人よりも、評価する人が偉い世の中なんて変な世の中。間違っていると、思ったりした。気をつけよ。

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