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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
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    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    仕事で代々木に来たついで。
    カレーを食べに、ちと歩く。

    「野菜を食べるカレー・CAMP」って店。

    camp.jpgたしかにカレーってキャンプで作って食べるとおいしい。
    小学校の頃、飯盒炊爨でグループ別に自由メニューで料理を作ることになったとき。
    ボクらのグループは創意工夫が大好きな、よく言えばクリエータータイプ、悪く言えば現実逃避の無計画者ばかりが集まるへんてこりんな集団で、キュウリとトマトと鶏の煮込み…、みたいな料理を作ってしまった。
    たまたまグラハムカーの世界の料理ショーでやっていた…、ってだけで決め、レシピもまるでうる覚え。
    だから見事に失敗をして、結局、飯盒ご飯に出来損ないのトマトケチャップみたいなモノをかけてお腹におさめて泣いた。
    他のグループはほとんどカレー。
    それがなんともおいしそうで悔しくて、それからしばらく、逆にカレーが嫌いになった。
    そんな思い出。
    頭によぎる…、さてカレー。

    6cf2d83d.jpeg半地下になった小さなお店。
    店面積の半分が厨房って感じのお店で、不思議なほどにカレーの匂いがあんまりしない。
    代わりに野菜や肉が炒められてる香ばしくって甘い香りがお店の中を満たしてる。
    雰囲気はカフェ。
    お店で働いている人も、カレー屋さんというよりもこれからサンドイッチでも作りましょうか?って感じのお洒落。
    料理をたのむと、まず飯盒とお水のグラスがコトンときます。
    中には紙ナプキンと、スプーンとフォークが入ってる。
    たのしいキャンプの始まり、はじまりぃ…、って感じでなんだかワクワクします。

    素通しガラスの向こう側の厨房の中で火柱あがる。
    「男な料理」って感じの見事な威勢よさ。
    鍋で具材が炒められてる音と匂いがやってきて、その火の気配が落ち着くと同時にカレーの匂いがしてきて間もなくご飯。
    そしてカレーが無事、完成。

    フライパンでグツグツしながらやってきたコレ。

    448ce4b2.jpegローズマリーポテトとチキンのカレーって奴で、鶏のドラムが二本分。
    当然、ポテトはドッサリで、それに負けぬ分量の甘く炒められたタマネギ、タップリ。
    カレー自体も野菜の旨味がたっぷりとけ込む、やさしい味わい。

    煮込み料理としてのカレーとはひと味違った不思議なカレー。
    カレー風味の炒め物。
    それをおかずにご飯を食べる…、という趣向。
    具の存在感。
    ハーブやスパイス、素材の持ち味、香りに風味。
    どれもが見事にフレッシュで、渾然一体感には若干欠けはするけど若々しくて繊細でよい。
    普通のカレーが勇壮な音の洪水のようなブラスバンドの行進曲だとするならば、ここのカレーはアコースティックな管楽アンサンブルみたいな味。
    ボクは好き。

    おもしろいのがここのスプーン。

    3abd8478.jpeg先がスコップ型になってる。
    キャンプだからアウトドアな雰囲気で…、ってイメージ作りでもあるんでしょう。
    実際、これでカレーを食べるとその造形上、唇や舌をちょっと引っ掻くような堅い存在感がちょっと独特。
    カレーのもってるなめらかでスムーズな食感を損なう感じ。
    けれどここの形を残した具材を切ったり、潰したりしながら食べるのにはこの形状はなかなか適切。
    骨付きドラムが、ほぐれるほどに煮込まれているということもあるのだろうけど、このスッコプスプーンでとっても楽にきれいに食べれる。
    なかなかステキな一工夫。
    カレーのサイドは自家製サルサ。
    福神漬けとかラッキョウとかが普通なんだろうけど、トマトとタマネギ、青唐辛子を使って作った酸っぱ爽やかでビリっと辛いこんなサイドもまたおいし。
    これまたたのしい新発見。

    手作りラッシーのトロトロで、火照った喉をいやしてごちそうさま。

    99ab9c41.jpeg他にも「一日分の野菜が摂取できるカレー」であったり「ポークリブ400gを使ったバーベキューカレー」であるとか、ためしてみたい料理満載。
    カレーばかりか、例えば「チーズを丸ごと焼いちゃいました」みたいなサイド料理も揃ってて、一人で来たのが勿体なかった。
    誰かと一緒に来たらばもっと楽しめたのに。
    確かに「CAMP」は一人でするより仲間と一緒にした方がたのしくなるに違いない。
    お店のお客様はほぼ8割方女性客。
    カフェっぽいイメージからか、それとも少々高めの価格設定からか、腹一杯が目的なカレーヲタからは無縁だからか。
    ご飯もちょっと控え目で、腹7分目でごちそうさん。

    それにしても若い人が作るこうした新しい店。
    自由自在でクリエイティブで、やっぱり飲食店のコンセプトって若い人が作るべきだなぁ…、って思ったりする。
    またまいりましょう。
    次は仲間と一緒にワイワイ、たのしい時間過ごしにきましょう、近々に。

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