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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    うちの近所。
    四谷三丁目から四丁目にかけての界隈には、どうもへんてこりんなモノを引きつける魔力が今はあるようで、最近、またまた不思議なお店が一軒できた。

    大学芋の専門店。

    P1050574.JPGふぇぇぇ…、です。
    食材としてのサツマイモは絶対はやる…、って思ってはいて、だって食物繊維とビタミン、ミネラルの宝庫であって昔から女の人たちは本能的に「体においしい美味」のコトを知っていたんでしょうね。
    かつて銀座で、持てようと思ったらケーキじゃなくて焼き芋持ってけ…、って言われたこともあったほど。
    ではありますけれど、それにしても「大学芋」。
    くるんだろうか?…、どうなんだろう。

    お店の名前は「四谷 十三里屋 本店(新宿区四谷4、TEL 03-5379-1341)」。
    「十三里」ってのにニヤッとしますね。
    江戸時代にはやった石焼き芋を売る口上、「栗より旨い十三里」。
    栗=九里、より=四里で足して、十三里というシャレ言葉。
    実際にお店にくると大学芋だけじゃなくて、スイートポテトや芋チップなんかも揃ってて、産地こだわりの品種別で値段を変えるちょっとたのしい売り方に面白いかなぁ…、って思ったりする。

    聞けばスイートポテトの「らぽっぽ」の関連会社。
    なるほど確かに、洋菓子よりも和菓子の方に今の人の気持ちはやんわりシフトをしている。
    前が見えてるのかもしれないなぁ…、って、昼会う人にお土産買って、店をでる。

    開店記念のサービス、ぜひ、どうぞ…、ってくれた焼き芋。

    P1050578.JPGまだホカホカで甘い匂いがポワーンとしてきて、駅まで向かう間が我慢できなくて、その場で食べた。
    手のひらに隠れるほどの小さな芋を一個まるごと。
    焼いただけなのに蜜がツルの付け根のとこから噴き出して、それが飴みたいに結晶してる。
    皮ごと食べる。
    塩みを帯びたモッチリとした分厚い皮と、中からネットリ。
    橙色のシットリとした実。
    甘くて風味がタップリで、まるでお菓子のスイートポテトのような味。

    そもそもさつま芋という食品はあまり好きな食べ物じゃない。
    中途半端な甘さと不思議な粉っぽささが胸焼け誘う。
    だから敬遠してたのだけど、この強烈でとろけるほどのなめらかは、ボクが知ってるさつま芋とはまるで違った食べ物の味。
    ビックリしました、お気に入り。


    そして昼。

    お茶の水のホテル聚楽のメインダイニング。
    あけびの実。

    P1050581.JPG「自然を食べにきてください」っていうのがキャッチフレーズのバイキングレストランで打ち合わせかたがた、会食とする。

    体にやさしくなるために、自然のモノを取り揃えおもてなしするこうした店が、システム的にロスを出しちゃう、決して自然にやさしくはないバイキングレストランの形をとってる。
    考えてみれば、なやましい。
    体にやさしい料理や素材につきまとう、知識や情報。
    それをわかりやすく表現をする一番てっとりばやい手法が、目に訴えるというバフェスタイルで、だから今。
    自然派の店のほとんどがバイキングレストランになっている。
    これが徐々に、ゆっくりでもいい。
    人と人との信頼関係とひとりひとりの選択眼が強まることで、普通のレストランでも「体にやさしい料理」がすんなり、受け入れられるようになればいい…、ってそんなコトを思ったりする。

    とはいえ、食事。
    腹ぺこです。

    さぁ、何食べようかとバフェカウンターに立つと同時に、テーマを決める。
    今日は「色とりどりに食べてやろう」と…。
    最近の日記を読み返したら、なんだか茶色い料理ばかりを食べてるみたいな気がしたからです。
    特に先週一週間は「ビーフウィーク」みたいな感じで牛肉ばかりを食べていた。
    いきおい食べた料理の色は茶色が多くて、多分、栄養摂取にかなりの偏りが出ただろうなぁ…、って。
    色とりどりは、栄養さまざま。
    そう思いながらお皿はきれいな色で飾った。

    P1050585.JPG「青汁スープ」っていうのがあって、興味惹かれて真ん中に。
    青汁ですって。
    さぞかし苦いんでしょうねぇ…、ってみんな遠巻きにして手を出そうとしないのを、好奇心という勇気をスパッとふりしぼり、とってみる。
    実際の味は、ビシソワーズにセロリとパセリを加えたみたいな、青臭いけど飲みやすい、さらっと冷たいさわやかなモノ。
    体が欲するモノはおいしい…、っていうコトなのかも知れません。

    ニンジン、キュウリにトマトに玉ねぎ。
    生であったりマリネであったり。
    小松菜炒めにほうれん草のおひたしに、ゴーヤチャンプルーで体をやさしくあっためる。

    〆にあれこれ。

    P1050590.JPG宮崎名物の冷汁に、冷たいうどんにそれから、もずく。
    熱々の麦飯に、味噌味のつめたい汁。
    魚の風味がたっぷり混じって、薄切りきゅうりとみょうがと大葉。
    サラサラ、ホツホツ。
    涼しい食感。
    冷たいうどんには、モロヘイヤのタレが用意されてて、それともずくでトロトロネットリ、夏を粘りでやっつける。

    ちなみにこの店で一番の人気コーナー。
    それが「野菜スティックコーナー」で、セロリやニンジン。
    キュウリや大根などの新鮮野菜がそのまま氷の上に並んで、その横に調理スタッフとまな板が。
    好きな野菜を目の前で、野菜スティックにしてくれる。
    まるで魚を目の前で刺身にさばいてくれるような、まさに「野菜の活き造りショー」をみているみたい。
    出来立て野菜スティックはたしかにみずみずしくておいしくて、たのしい工夫…、って感心をした。

    オープン前から行列で、次々お客様がやってきては入れ替わる。
    今がブームの繁盛店。

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