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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    新宿でちょっと用事があってそのため、時間調整。カフェでぼんやり時間を潰すことができればなぁ…、と。



    けれど新宿には使い勝手のいいカフェが少なく、あったとしてもどこも混雑。そういえば、おしゃれなネットカフェが歌舞伎町にできていたはず…。
    それで探してやってきたらば、これが思った以上にオシャレでビックリ。
    歌舞伎町という場所柄もあるのでしょう…、カプセルホテルの機能もあって簡易宿泊施設のロビーを兼ねているのかもしれません。
    北欧的なモダンな家具に、PCが使えるデスクも並んでたりして、シェアオフィスのような雰囲気。



    ズラッと並ぶ本棚に、単行本のコミックが並んでさえなければココがネットカフェってわからぬほどにカッコイイ。
    種類は少ないけれど、ドリンクバーが用意されてる。
    しかもソフトクリームのディスペンサーまであってぼんやりするのにピッタリ。
    ネリっとカップに絞り込み、スプーンですくって食べるというのがカフェな感じでオモシロイ。
    会員登録が必要ではある。けれどそれさえすれば1時間で300円。まだまだ空いてて、使えるかもネ…、と思う今日。


    関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 新宿西口駅西武新宿駅新宿三丁目駅



    用事が終わって晩ご飯。近所のゴキゲンご夫妻と一緒に新宿三丁目。



    「オストレア」というオイスターバーにやって来ました。
    どこで食事をしましょうかと、やりとりしながらみんなの条件が不思議とピタッとあった場所。それがこの店。
    ガッツリ系より、さっぱりしたモノ。
    赤いワインより白ワイン。しかもボクはずっと岩牡蠣を食べたくってしょうがなくって、ならばオイスタバーが一番でしょうと、それでココ。
    牡蠣がズラッとならんだカウンターの前のテーブルに陣取って、笑顔で乾杯。



    ちなみに、時間は6時ちょっと前。
    実はもうひとつ野望があって、「まだ外が明るい頃から飲んで、週末の時間をたのしく無駄遣いしたいよね」って、それでそんな時間に集まる。
    明るいうちから、キリッと冷えたシャブリの栓を抜くなんて、なんてシアワセ。そして平和なコトでござろう。アリガタシ。



    牡蠣を全部で4種類。
    広島産や的矢にオーストラリアと産地さまざまな牡蠣に、的矢の岩牡蠣。
    産地に種類が違えば食感、味わい、風味がまるで違うところにウットリしながら食べ比べ。
    口に含むと最初にやってくるのは塩味。その塩味がひいていくと甘みと旨味がおきかわる。むっちりとしたなめらかさ。ムチュンと潰れてネットリ舌にまとわりついてくる食感が、なによりゴチソウ。
    特に岩牡蠣のハリのある濃厚な味に食感は格別でした。気が済んだ。



    クラムチャウダーを食べてお腹をあっためて、パスタで軽く〆にする。
    小麦粉をほとんど使わず、だからポッテリしていない。スベスベとしたやさしい食感。アサリの旨味は十分で、焼いたフォカッチャを落として食べると、パンのとろみでスープに濃度がついていくのがオモシロイ。
    パスタは季節の青唐辛子をタップリ使ったペペロンチーノ。
    トウモロコシを軽く焼いたのがどっさり入って、それがサクサク、歯切れる食感が軽快でいい。はしごをしましょう…、外にでる。


    関連ランキング:オイスターバー | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

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    新宿で友人たちとたのしく会食。来たかった店にやってきてみる。



    「ダンシングクラブ」というお店。
    ルイジアナスタイルのシーフードレストランというのが売りで、去年、出来たばかりのときにテレビに紹介されたりして、一時期まるで予約がとれない状態だった。
    話題沸騰のときに来るのは野暮と思って、それでしばらく我慢で今日。
    今でも案外人気のようで、今日は夜の開店同時の時間帯しか飽きがなかった。
    お店につくとズラリと入り口にスタッフさんたちが並んでお辞儀。くすぐったいけど、みんなニコヤカ。元気でこういうムードは結構好きかもしれない。



    手づかみで料理を食べるというのがココの特徴で、それでまずは手を洗って下さいネ…、って。
    お店の真ん中に手洗い場があり、行くとなんとその手洗器がダイソン製。
    手を差し出すと泡がフワッと落ちてきて、水を当てつつ両手をしっかりこすって洗う。キレイになったらその手を両側に開くようにする。すると空気が勢い良くでて、手のひらについた水滴を全部飛ばしてくれるというモノ。
    さすがダイソン。どんなに水を飛ばしても風力が衰えないのがスバラシイ(笑)。



    テーブルの上には防水式の紙が敷かれて、そこに料理がやってくる。
    シーザーサラダは同じ紙にくるんだままで、それを開いてチーズや胡椒を好みでかける。それを手づかみ。
    いつも食べてる料理なのに、手づかみすると味が違って感じるのです。みずみずしさやパリパリ感がまずは手からやってきて、それから口が喜んでいく。
    イイダコやはまぐりを茹でて冷やしたモノは、テーブルの上においたライムやレモンで食べる。塩も紙の上にパラリとおいて使うという徹底ぶり。



    ココの名物クラブケーキ。カニのほぐし身がどっさりはいったドライなコロッケみたいな料理。
    熱々を両手でお手玉するようにして、半分に割り、ハフっと食べると口いっぱいにひろがるカニの旨味と香り。
    一緒にカラマリフリットたのむと、ポッテリ衣が分厚い仕上がり。イカもおいしく肉厚だけどそれ以上にケイジャン風味の衣が旨い。



    そろそろメインのシーフード料理がまいりますが、コレをかぶって記念撮影なぞはいかがでらっしゃいますか…、と。
    カニの帽子をどうぞと差し出す。
    恥ずかしければ無理強いしないというコトだけど、恥ずかしいなんて誰が思うのとみんなでかぶって写真を撮った。カニというより、へんてこりんな帽子を被った海賊みたいに見えて笑った。



    そして目当てのメインの料理。入口近くに今日の甲殻類が並んでて、そこからダンチネスクラブと手長エビを選んでそれに、ムール貝やらベーコン、ニンジン、ジャガイモをたす。
    耐熱の袋に入れてソースと一緒にスティームをする。それを袋ごとをもってきてテーブルの内にぶちまけ食べる。それぞれ素材の旨味や風味が、外に一体逃げずに仕上がる。だから不思議なコトに野菜までもが海の味。
    指をしゃぶりながらハフハフ食べる。



    それにしてもテーブルの上が散らかるコト。普通の店なら叱られる。それをこうして堂々とできるってコトがなんともウレシイ。
    シャキシャキとしたダンチネスの爪や足の肉の食感たのしみ、エビの旨味や貝の風味をタップリ吸ったソースを舐める。
    スパイシーでハーブの香りがおいしくて、パンをもらって浸して食べる。

    コンセプト勝負のお店のように思っていたけれど、料理がシッカリしていてビックリ。なによりお店の人たちが元気でニコヤカ、フレンドリー。いいお店だなぁ…。みんなが仲良くなれる場所。いいなと思った。また来よう!


    関連ランキング:シーフード | 新宿駅新宿三丁目駅新宿西口駅

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    西新宿で昼食時をむかえてそれで「あるでん亭」。



    スゴくひさしぶりのお店です。
    数寄屋橋のソニービルの中にもあって、厨房の中に独特のパスタボイラーがあったのですネ。大きな釜の縁にパスタネットをひっかけて、ユックリ時間をかけてグルリと鍋を一周、
    その一周の間にパスタがほどよきアルデンテに仕上がるという仕掛け。
    ソニービルという場所柄もあって、ボクはずっとソニーが経営しているのか…、って思ってたほど、調理を科学している感じが未来に思った。



    メニューはわりと本格的。
    スパゲティーの専門店には和風系とイタリア系の2種類があって、例えば壁の穴とかハシヤとかは和風スパゲティーが得意なお店。けれどココは、ボンゴレ、ペスカトーレ、カルボナーラとイタリアパスタがメインを務める。
    トマトソース、クリーム系、塩とオリーブでほぼほとんどで、和風は4種類ほどあるだけという潔さ。

    ベスビオーナを選んでたのむ。アサリとエビのトマトソースに鷹の爪の辛さをきかせたというモノ。



    ヴェスヴィオっていうショートパスタはある。けれど辛いペスカトーレのようなパスタをベスビオにちなんで呼ぶのは、群馬県にあるシャンゴっていうパスタファミレスくらいとずっと思っていたけど、ココにもあるのね。
    オモシロイ。
    茹でたて、出来たてにこだわるからでしょう…、10分ほども待ってやってきたベスビーナは、エビとアサリがタップリで、かなりゴージャス。
    トマトの香りとこんがり焼けたニンニクの匂いが鼻をくすぐり、お腹を鳴らしてくれる。



    パスタはたしかにアルデンテ。歯ごたえがよく、スベスベ、スルンとお腹の中に飛び込んでいく。
    急いで麺をフォークでとるともれなくアサリがひっかかる。それでまずはアサリを指でつまみ上げパクパク食べて、殻をチロリとボウルに移す。
    一緒にトマトソースも口に飛び込んできてこれがたのしい。しかもボウルにはこんなに貝殻。貝塚状に積み上がる。
    トマトソースも自然な味わい。なかなかおいしく、けれど昔はもっとおいしく感じたなぁ…、麺とソースの一体感に欠ける感じがちょっとした。舌がかわったのかそれとも日本のパスタがおいしくなったのか。ワカラナイのがオキニナリ。


    関連ランキング:パスタ | 都庁前駅西新宿駅新宿西口駅



    ところでこれ…、  日本の都道府県別イタリア料理の人口あたりの軒数をまとめたモノ。イタリア料理と言ってもパスタを売っているお店も含めてということなので、どちらかと言えばスパゲティー屋さんの人気度合いがわかる内容。



    東京が堂々一位というのは当然として、群馬が2位。長野、京都、福井と続くところが不思議。
    一方、少ない県が青森、岩手、秋田と東北三県というのになるほどとおもいつつ、佐賀、熊本が同じく名前を連ねるところ。くまモンはパスタが嫌い…、ってことでしょうか。ちょっと笑った。
    それにしてもうどん県を名乗る香川が中の下クラスということに、どんだけ麺が好きな人たちって思いもしました。オモシロイ。

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    夏だなぁ…、カレーだなぁ…、って思って新宿、中村屋。



    ビルが去年建てかわった。どんなステキなビルになるんだろう…って、思っていたらなんとテナントビルに変わった。
    一階部分がコーチレザー。エステティックサロンだったり、旅行代理店。レストランすら中村屋じゃないお店が入ったりしてなんとさみしい。
    「中村屋のビル」じゃなくて、「中村屋もテナントして入った」ビルになっちゃった。



    しかも店名が「マンナ」ですって(笑)。食品売り場は「ボンナ」に高級レストランは「グランナ」と、「ンナ」つながりのネーミング。「んなバカな」って感じでござる。
    普通に「中村屋レストラン」でよかったのに。
    お店の雰囲気もビアホールな感じでかつての背筋が伸びる緊張感がなくなった。
    勿体無いなぁ…、働いている人がかつてののどかでぼんやりした感じなのが、なんか不似合い。勿体無い。

     

    カレーをもらう。
    「中村屋純印度式カリー」なる昔ながらのここの名物。マンナカリーと名前を変えずにやっているのが健気でステキ。
    ピカピカでズッシリ重いソースポットでやってきて、中にはゴロゴロ、煮込んだ鶏肉。
    他の具材はジャガイモだけで、サラッと軽い。カレー風味のスパイス煮込み…、って感じの一品。
    ご飯はハーフでお願いします。



    薬味があれこれついてくる。
    マンゴーチャツネにレモンチャツネ。粉チーズがそれぞれ小さなポットに入ってやってきて、オニオンピクルス、ラッキョウなどがズラリと並ぶ。
    薬味はどれもがお代わり自由というのがウレシク、なによりラッキョウが甘酸っぱくってコリっと旨い。



    ご飯の上に鶏肉を移して食べる。
    フォークの背中で押すとホロリと崩れるほどに煮込まれていて、芯までカレーの風味が染みる。
    けれど鳥の旨みはそのまま。
    苦手な鳥の臭みが抜けて、なんとおいしい。しかも骨付きで、手づかみにして骨の周りをしゃぶって食べる。
    食べ始めるとこれがとまらず、まずは鶏肉をムチュムチュしゃぶり、コロンコロンと骨をお皿に積み上げる。



    それからやおらカレーをご飯の上にかけ、ハフハフ食べると、じんわり頭に汗を掻く。カレースパイスって、どこか頭を瞑想モードにしてくれる魔力があるような感じがします。
    今日も軽くチャクラが開いて、たのしいアイディア、湧いてきた。
    セットにしたらサラダと飲み物。
    葉っぱの真ん中のポテトサラダが昔サラダな感じでおいしく、インドティーなるチャイの甘みと香りに再び額の奥がズンとなる。


    関連ランキング:カレーライス | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

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    それから電車で西に向かって、阿佐ヶ谷に来る。



    JRの駅と丸ノ内線の駅をつなぐ長いアーケード商店街がある町で、しかもそこがにぎわっている。
    平日の昼というのに人があふれて、並ぶ商店にも活気があるのがいいなと思う。
    活気があるのはお店ひとつひとつが一生懸命、自分の個性をアピールしようと努力しているからなんでしょう。新陳代謝も活発で、ちょっと来ないとお店が変わっていたりする。今はストレッチ系のマッサージショップが続々できてて、時代を端っこ教えてくれる。



    そんな中でもずっと続いている繁盛店のひとつが「ミート屋」。
    ミートソースの専門店で、開店10分後くらいに撮った外観写真。誰もいない静かな景色に見えるけど、すでにお店の中は満席。
    ボクらは椅子に座って待ちます。
    路地に面した角地のお店。ワザワザバラック作りのように仕上げたまるで讃岐の製麺直売店のようなしつらえ。一番奥に入り口があり、食券買って食べたら手前の出口から出るという、一方通行の動線計画。よく出来ている。



    カウンターだけ。中にキッチン。突き出し式の生パスタ製造マシンが置かれて、それの並びに大釜。お湯がグラグラ湧いていて、そこでパスタを茹でたら大きなざるを取り上げチャッチャと湯切り。
    まるでうどん屋みたいな姿。
    寸胴鍋でミートソースがたかれてて、そのおいしい香りがお店の中から外に流れて食欲誘う。注文ごとに寸胴鍋から手鍋にとって、あたため麺の上にかけたら出来上がりという、シンプルながらよく考えた調理工程。感心します。
    一部始終をサラダを食べつつ、待つのがたのしい。サラダの上にはベーコンチップというのがたのしい気遣いでいい。



    メニューはシンプル。ミートソーススパゲティーだけ。
    並に大盛り、特盛りという麺の多さで3種類。揚げ茄子、納豆、モツァレラチーズと3種類のトッピングがあり、その組み合わせでメニューが決まる。
    まるでラーメン店のようなシステムがわかりやすいのがいいのでしょうね。
    パスタの店にして珍しく、おじさんたちがニコニコしながらやってくる。
    並盛り、納豆トッピングにてたのんで食べる。



    丼状の深めのボールにやってくるのが、まるで油そばを食べてみたい。ミートソースの上にポッテリ、よく混ぜ泡立てたひきわり納豆がのっかっている。
    まずはよく混ぜ、なじませる。
    混ぜると納豆の香りが一瞬、鼻をつくけどそれもたちまち収まって、あれはチーズの発酵臭か?と、頭がたのしく勘違い。ミートソースに納豆がコクと粘り気、なめらかさをくわえてくれて、スベスベ、口に心地よい。
    ミートソースにはゴロゴロ煮込んだ牛肉が入っているのがなんとも贅沢。
    途中で粉チーズとタバスコかけて味変えをして、あっとう間にズルンとお腹の中に収まり、腹、満ちる。



    ハリがあって歯ごたえたくましい自家製麺がおいしいのですネ。小麦の香りもミートソースの香りに負けず心地よく、生パスタにありがちのネトネトとした粘る感じがないのがウレシイ。

    カウンターにはうちのミートソーススパゲティーの楽しみ方が書いてあり、最後においしく食べる時間の目安は10分以内という一言に、ちょっと笑った。
    上品気取って時間をかけてパスタを食べて、結局、味を台無しにするおねぇさんたちが多いですもの。こういうコトを書かなきゃいけない不思議を感じる。
    ちなみにボクはほぼ3分で食べちゃいました。移動です。


    関連ランキング:パスタ | 阿佐ケ谷駅南阿佐ケ谷駅

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