新宿駅を乗り換えにして移動の途中に、西口改札を出て歩く。
車寄せを兼ねたロータリーからの覗く空。楕円形に切り取られていて、宇宙船から眺める空ってこんな感じじゃないのかなぁ…、って、いつもニッコリ。
鳥の巣みたいなビルの上から、蒸気がもくもく吐き出されていて、寒さをちょっと目に見せる。雲のない空、気持ちいい。

そして天金…、朝ご飯。

お店に入るとかなり強めの納豆臭。
いろんなおかずが選べる中に、納豆定食っていうのがあって、１０人ほどのお客様がほとんどみんな納豆グルグル混ぜていた。
なんだか不思議な偶然に、ちょっと笑った。オモシロイ。

焼き鯖定食を選んでたのむ。
お盆の上にいろんな食器がキッチリ並ぶ。ご飯に味噌汁、漬物、料理が三種類。それがキチッと隙間なく。こういうところが日本の料理のステキなところ。
定食にはもれなくしらすおろしがついてきて、味付け海苔もやってくる。追加１００円で冷奴をつけることができて大抵、それもたのんでにぎやかにする。

大きな鯖の半身がベロンとお皿にのってやってくる。皮目を裏にしてやってきて、本当にこれって鯖なんだろうか？と思ってお箸でひっくり返す。
見慣れた皮が姿を現し、やっぱり鯖でござんした…、と鼻歌交じりにそれをぺろりと剥がして食べる。蒸し焼きにした魚の皮はちぎれずキレイにめくれて行くのがオモシロイ。
脂の香りもおいしくて、ドッシリとした鯖の旨みにご飯が進む。

豆腐の味をそのまま食べたく、醤油をかけずにそのままパクリ。
味噌汁の中には乾燥キノコとわかめが入って、なんだか体によそうで、そこに七味をパラリとかけて、大人味にしてゴクリと飲んだ。
ご飯の量は半分だけで、軽くお腹を満たしてすます。そして移動で仕事する。

和食処天きん

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[2回]

2015/01/14 (Wed) 丸の内リム：和 Comment(0)

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