新宿で朝ごはんをたべ、仕事で移動で再び新宿。
「大かまど飯寅福」にてランチにします…、おいしいご飯が食べたくて。
お店の中は女子ばかりかと思ってきたら、かなりおじさんがいるではないの。
それも60前後の落ち着いたサラリーマンのおじさまたちで、みんなたのしそうにニコニコしながら食事をしてる。
考えてみればご飯がおいしい。
そのキーワードをいいなと思う中年男子は多いはず。
そういうボクも、立派におじさん。
ニッコリしながら、さていただきます。
ご飯がおかわり自由であると同時にここはお惣菜がおかわり自由。
いつも3品。
手の込んだものではないけれど、家庭的な料理が揃う。
テーブルにつくと小さなお鉢が並んでて、そこに料理がまっている。
「おかわりは自由にできますから…」ってそっと言葉を添えてくれるのだけれどもそれがちょっとウレシイ。
「食べ放題ですから」って言われると、同じ意味でも「大食い的」に聞こえてしまう、その点、おかわり自由の言葉の中には「沢山サービスしてもらってる」って感じがするしなにより気持ちがやわらかになる。
今日はひじき煮、
切干大根、それからかぶの浅漬けが用意されてて、ひじき煮だとか切り干し大根は自分でなかなか作らぬ惣菜。
特にひじき煮に入った枝豆。
このホツホツがとっても好きで、それだけおかわりできまいか…、って思ったりする。
かぶの浅漬けにタップリ入った切り昆布。
味が出る上、ネットリとした噛み応えがあるのが旨い。
料理がやってくる前に、お茶を飲みのみおかずをつまむ。
ランチのメインはホッケの塩焼き。
太ったホッケを軽く干し、それをコンガリ焼いたモノ。
脂が乗ってて、ホロッとみばなれもよくてプルンと食感、豊か。
ホッケといえば居酒屋で酒のつまみにと、たのむもの。
そんな感じの魚なんだけど、ご飯のおかずにもなかなかに良い。
すだちをちゅちゅっと、大根おろしに醤油をたらしホッケにのっけてハフっと食べる。
ここのメニュー。
おかずがちょっと貧弱で、選択肢がない。
しかもどれもが定食で、単品として気軽に追加できないようになっているのも勿体ない。
夜は居酒屋感覚であれこれ料理をたのしめる…、昼もそうした手軽さがあればもっとたのしくお腹を一杯にできるのになぁ…、って思ったりする。
今日のご飯は三種類…、白米、十五穀米に炊き込みご飯。
炊き込みご飯の具材はごぼうと牛肉で、甘辛味の醤油の風味がかなり強烈。
これを炊いてるときの匂いに違いない…、厨房の中からフワッとおこげの香りがただよってきて食欲誘ってくれました。
これでおむすび作ってくれたら、おいしく食べられるんじゃないかなぁって感じるような味で残念、魚をおかずに食べるご飯じゃない感じ。
二杯目からは雑穀米や白米たのんで、それでホッケをおいしく食べる。
おかずも沢山ありますゆえの、普通のご飯がやっぱりおいしく感じます。
それからココのふりかけもおいしくそれでご飯のおかずがすすんでく。
がっかりしたのがこのお皿、二ヶ所盛大にかけております。
盛り付けする時に気づかなかったのかなぁ。
かけて尚それが風合いになるようなお皿だったらいいのだけれど、決してそんなお皿でもなく始末な感じに思えもしない。
ランチで1000円半ばを取る店。
こうしたことにも心を配ってはじめておもてなしになるのになぁ…、って。
それからココはご飯のおかわりをするときに、茶碗をそのまま手で運ぶ。
「おかわり」って言うと小さなお盆がやってきて、そこに茶碗をそっとのっける。
ご飯をよそおい終わったら、再びお盆に茶碗をのせてはいどうぞ…、とボクの家ではそうしなくっちゃ叱られた。
それが本来のお作法だって思うのだけど、どうなんだろう?、サービスを略しすぎてるように感じてしまう。
小さなコトかもしれないけれど、それが日本の食文化にてなにより大事に炊いたご飯を大切に提供しようと心がけてこそご飯がおいしいお店だろうな…、って思ったりした、そんな昼。
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