ちょっと元気がでてきたようで、なにより食欲がやってくる。
それで昼をタップリ食べたい。
それもご飯にオカズという、日本のご飯にしてみたい。
何にしようか…。
あれこれオカズのコトを考え、そうだトンカツ。
揚げ物ランチにしてみよう。
思いついた場所は新宿。
新宿という街。
何軒か個性的なるトンカツ屋さんがある街でカレーソースの丼がおいしい「王ろじ」。
豚汁だけでお腹いっぱいにしてもいいかもって思えるほどの「豚珍館」。
そしてパン粉が独特で、迫力満点のこの「三太」。
場所は新宿の東側。
かつて三越が新宿制覇をかけて作った三越南館の成れの果て、大塚家具のショールームがあるビルの隣の小さなお店。
そういえば、クリスマス休暇の最初の今日に「サンタ」を選ぶ…、なんかたのしく、オモシロイ!
盛り合わせカツをたのみます。
久しぶりに、体にガツンとくるものをお腹の中に入れてやる。
そんな気持ちで、何をたのもうとメニューをずっと眺めてた。
結局、いろんなモノが乗ってる盛り合わせ。
エビのフライにホタテのフライ。
クリームコロッケ。
それからヒレの一口揚げという組み合わせ。
ちょっと高めの値段だけれど、トンカツ屋さんに来はしたけれど肉ばっかりじゃぁちょっとねぇ…、って。
スーパー大人なお客様が好んでたのむ商品だという。
まぁ、シニアな人…、っていうコトでありますな(笑)。
ここのカツ。
フレッシュの食パンを手切りで細く切ったモノ。
それをふんわり、溶いた玉子をつけた素材にまとわせるようにして揚げる。
カツのようなパン粉揚げ。
パン粉が細かい方が実は、油をタップリ吸い込んで油っこくなる。
ここのみたいにパン粉というには大きくまるでトーストみたいに揚がったパンは、実は油っこくはないのです…、サクサクしててとても軽くて、フックラしてる。
そのフックラを思う存分たのしめるのが、一緒にいった人がたのんだチキンカツ。
ずっとトンカツ屋さんにおけるチキンカツという食べ物は、安いモノを好む人のための代用品だと思ってた。
ところが先日、秋葉原のトンカツ屋さんで驚くほどにジューシーでフックラとしたチキンカツを食べてから、見方がかなりかわりました。
ココのチキンカツ。
鶏の中でも一番フックラしたところ。
それをここのザクッとしたパン粉。
その食感が引き立てて、肉じゃなくってもしかしたら白身の魚?
って、そんな風に思ったりする。
甘めのソースとの相性もとってもよくて、しかも安くて、今までこうした料理を知らずにいたコトをかなり後悔…、食わず嫌いは損をする。
それからココのポークソテーがすんごくおいしい。
トンカツ屋さんで、ソテをしっかり作るところって今は相当めずらしい。
生姜焼きを売り物にするお店はあるけど、おそらくマジメに作ると時間もかかるしコストもかかる。
だってトンカツと同じ厚さの肉を使って、揚げずにこんがり、焼きあげなくちゃいけないから。
表面カリッと、中はシットリ。
粉をはたいて焼いているので、肉のうま味が粉に含まれずっと肉にこびりついてる。
コッテリとした甘めのタレをタップリまとった肉がクチャっと奥歯で歯切れて、肉のうま味がジュワッとでてくる…、身悶える。
それにしてもパン粉で包まれてあげられて、同じ調理方法でできているのに中の具材が変わるとまるで違った料理に感じるたのしさ。
例えばヒレはキュッと肉がひきしまり、食べてるうちにトロンととろける。
ホタテはスベっと前歯を撫でて、ひき肉がタップリ入ったベシャメルソースがトロンととろけるコロッケのそのなめらかにウットリとなる。
なによりステキがエビフライ。
頭をそのままくっつけた大きな大正海老がまるごと…、足も頭もシッポも全部食べられてしかも頭の中のお味噌がプチュンと旨い。
ひさしぶりにお腹いっぱい堪能しました…、さすがにご飯のお替りだけはできなかったけど大食い気分を味わって元気になって、街に出る。
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