たのしい一日を一緒に過ごした友人が、居酒屋あまり縁がない…、お酒を飲まぬ人でして、だから居酒屋に行く必要がないんだというので「天狗」に連れてく。
居酒屋の中には「大人のファミレス」みたいなところがあるんだよ…、って。
数ある居酒屋チェーンの中で、天狗は大人比率が極めて高く、特に新宿西口界隈のお店はどこも熟年顧客でワサワサしてる。
早い時間帯に来ると50を過ぎたボクが一番若輩者だったりするコトがあり、さすがに9時を過ぎると若い人たちでにぎわっている。
ちょっとお店の雰囲気がいつもと違ってエネルギッシュで、早い夜と遅い夜でまるで違ったお店のように感じる不思議…、「夜二毛作」みたいな感じもオモシロイ。
酒のつまみというよりも、スモールポーションの料理が種類豊富に揃っているのがよき居酒屋のメニューなんだよ…、って。
それであれこれたのんで食べる。
串焼き料理は、小腹満たしにはぴったりで鶏が苦手なボクにもこういう豚のアスパラ巻のような料理はやさしい。
牡蠣フライは一個単位でたのめるし、スイートコーンを鉄板で焼いて醤油で焦がした料理はスプーンですくって食べ始めると止まらぬおいしさ。
たとえばピザも小さなサイズ、しかも薄焼き、だからお腹にたまらぬたのしさ。
特にボクが好きなのは、エビマヨピザで、トルティアみたいな薄い生地の上にタップリアスパラガスとプリプリのエビ。
トマトソースとマヨネーズ、そしてチーズをタップリのっけて焼き上げていて、端の部分がカリカリ、まるでチーズクラッカーのようになってる。
お腹いっぱいになるためじゃなく、会話をたのしみお酒を片手に時間を笑顔でたのしむためのこういう料理って、おじさんたちにいいじゃない!
季節の料理も充実してて、例えば秋刀魚。
太いコロンとした秋刀魚、ブスリを2つに切り分けて塩をほどこしパリッとこんがり焼き上げたモノ。
その断面が盛り上がってみえるほどに太っておいしげ。
見た目を裏切ることなきおいしさ…、身はフックラとシットリしていてワタも苦くて、なのにあとからうま味がじんわり舌にのこって身悶える。
ほら、いいでしょう…、自分のお腹のサイズに合わせて料理を選んでたのしめる。
昔はこういうお店が沢山、例えば板前割烹だとか小料理屋とかって名前であった。
なくなっては欲しくないよね…、って言いつつそしてお茶にする。
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食後のお茶…、というよりも今日一日の〆のお茶をと「カフェラリー」。
閉店まで30分ほどしかないという時間帯にて、むしろそれも好都合…、別れがたい友人たちとお茶をしてると別れ際を忘れてしまう。
お店の人に「閉店です」と促せながら、それをキッカケに「また会いましょう」と言い合いながらわかえるなんて粋でござんす。
お茶にしようと思って入り、メニューをみたらチョコレートパフェがおいしそう。
それをたのんでみんなで分ける。
口の広がったパフェグラス…、コーンフレークスを底にしき、ホイップクリームにアイスクリーム。バニラとチョコをタップリ入れて、ビターチョコ味のスポンジ生地に、ホイップクリーム。
バナナにイチゴにキウイフルーツ…、しかもそこにタップリねりねりチョコシロップとサービス精神旺盛にして、征服欲を満たすボリュームに会話もはずむ。
今のこの時期って先の計画をたてるのがうれしくなるようなステキな季節…、ハロウィーンにクリスマス、来年のことをいうと鬼が笑うけど、笑われたって構うもんかといろんな話で盛り上がる。
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