寿司をちょっとつまみたくって、それで「魚がし日本一」。
世の中が「安く寿司を食べさせるシステムとしての回転寿司」に熱狂していたかたわらで、「いや、そうじゃない、立ち食いって言う手もあるんだよ」と。
それで積極的にお店を作って、シッカリ成功させている。
ランチタイムは600円とか800円とか、手軽な値段のセットがある。
贅沢セットって名前のこれが780円だったかな…?
8貫にぎりに手巻きが一本、それにアオサの味噌汁がつき、ひと揃えというお決まりでかならず中トロが付いているというのが売り。
8貫にぎりと言っても必ず玉子がついてくるのでシャリの量としては控えめ。
もともとココの寿司は小さめ、だからお腹にたまらぬところが、おじさん的にはうれしいかもネ…、って思ったりする。
人が一から作るお寿司のおいしいコトにハッとする。
それからちょっとテクリと歩き、〆に蕎麦をと新和そば。
新宿駅の西口地下街にある立ち食い蕎麦の店で、うおがし寿司を食べたあとにはこれでお腹を満たすってのが、ボクにとってのなぜか定番。
寿司を食べると不思議と蕎麦が食べたくなるのネ…、汁気があってスルンと喉をなでまわすなめらかなモノが恋しくなってしまうのでしょう。
若干モサモサしたここの蕎麦。
醤油の風味がシッカリとした辛めのタレをからめて、口の中へとやってくる。
桜えびが入ったかき揚げはがっしり硬く、衣がギッシリ、まるでクラッカーのような食感…、それをサクサク食べるのもよし、出汁に浸してしっとりさせてトロンとしたのを麺にからめて食べるのもよし。
七味をパラパラかけながら、寿司の上においしい蓋をしてやった。
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打ち合わせを終えそれでお茶をとローズベーカリー。
ロンドンに本店を持つ、オーガニックカフェ…、丸の内に日本一号店ができ近所にできるといいのになぁと思っていたら、伊勢丹の中にお店ができた。
婦人服の売り場の一角…、しかもすぐ近くにはランジェリーの売り場があって「女子の花園」めいたロケーションにひっそり出来た。
ピカピカキラキラ、ステンレス製の照明器具の下に真っ白なファーマシーのような作りのショーケース、同じ真っ白な箱がポコポコ置かれてて、最初みたときはダストボックスが並んでいるのかってかなりビックリ。
この箱が実は椅子を格納したテーブルで、使う時だけ引き出す仕組み…、宇宙船の食堂ってこんな構造になるのかもねっておいしい未来を感じたりする。
レモンタルトをたのんで食べる。
ポッテリ大きめ、ドッシリ重い。ざっくりとしたパイ生地製のボウルの中にタップリ、レモン色したフィリングが詰め込まれてて、これがビリッと酸っぱいのです。
ひと舐めすると体が震えてしまいそうなほど、容赦なきレモンの酸味にビックリしながらなぜだかそれがやめられなくなる。
舌の上にそっとおきユックリ自然に溶かしていくと酸味が甘みに変わりつつ、レモンの香りが鼻から抜けて気持ちを明るくしてくれる。
中学生の頃、体にいいからとレモンスライスに砂糖をまぶして噛んだときのあの鮮烈を思い出すような鮮やかな味。
甘くて油の風味がドッシリしたパイ生地を、口直しにと味わいながらあっという間にお皿は空っぽ、オキニイリ。
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