昼を新宿…、ちょっと野暮用があってどうしても新宿に出なくちゃいけなくなったの幸い、小籠包を食べましょう!と「阿杏」に来ます。
エレベーターを降りると店で、しかも目の前に小籠包を包む厨房が見えるほど小さくミッチリした空間。
昼時になるとすぐに満席になる、それで急いでやってきた。
蒸した小籠包もおいしいけれどココの焼き小龍包はオキニイリにて、それのセットを選んでたのむ…、ちょっと時間がかかってやってやってきたときにはお腹グーグー。
すぐにでもパクっと行きたいところなんだけど、中は熱々。
それでしばらく休ませて、れんげにのせて上からカプリとくわえて、まずは中のスープをチューチューすすって、噛んで味わう準備をします。
キレイにすんだ豚のうま味をドッシリたたえたスープのなんともおいしいコト。
脂の威力なのでしょう。
トロンとなめらか、スープとソースの中間のような舌触りにて、後味ずっとうま味が持続するのもスゴい。
小籠包の上半分は生地が薄くてペロペロ、唇撫でる食感も色っぽう。
そしてカプリと噛むともっちり。
下半分の生地が分厚く、そこがカリカリに揚がって仕上がる。
これ一個で「スープ」に「ソース」に「小籠包」に「焼いたお餅」のような味合い。
いろんなモノを同時に食べてる贅沢感にウットリします。
オゴチソウ。
セットにするといくつか料理の中から好みを一品。
スープと小菜、デザートがつき一揃え。
酢豚を選んでたのみます。
ココの酢豚はスキッと酸っぱいスタイルで、味わい軽やか。
後味が良い。
しかも豚ばら肉を細切りにして、よじれるほどの高温でサクサクに揚げタレをトロンとからめてる。
噛むとサクリと歯切れた上に、豚肉のうま味をユックリ吐き出していく。
パプリカ、玉ねぎ、ニンジンと野菜はシャキシャキ、歯ざわりよくて、一口食べるとご飯をタップリ求めてくるのがオモシロイ。
トロンととろみのついたスープ…、玉子やきくらげがフワリと漂う上品味で、そこにラー油と黒酢を垂らしてスーラー味にしてコクリ。
醤油漬けした大根を小菜にしてご飯を味わい、焼き小籠包の食べかけをそこにのせると豚のうま味を含んだスープがご飯を汚す。
それがおいしい…、お米の粒がスベスベするほど味わい濃密、オゴチソウ。
ネットリとした杏仁豆腐を最後に食べて、ほどよくお腹が満たされて、ニッコリしながらさて、ヤボ用に向かいます。
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